ワールドユースでU-20日本代表の収穫は!?  彼らのライバルはスコット・パ-カー(笑)?

家長のドリブルはなぜに通用したのか?

ワールドユース日本代表の第2戦。サッカーの質、内容については第一戦のオランダ戦を見て思ったこととあまり変わりないのですが、この2試合を通しての「収穫」というか、いい意味で目立ったところは左サイドの家長のプレイでしょうかね。このベナン戦も家長のドリブル突破からファウルをもらい、FKを得て、そこから得点が生まれたわけですが、かなり利いていましたよ。家長のドリブル。ここで注目したいのは、家長のドリブルがなぜに通用したかということです。例えば日本代表が第一戦でチンチンにやられた、オランダのクインシーのドリブルと比べてみるとどうでしょう? パワー&スピードで比較すれば、家長のドリブルはクインシーのドリブルには劣ると思います。ですが、ドリブルは「パワー&スピード」だけではないと思うんですよね。たぶん家長のドリブルはもちろんスピードやパワーもある程度はあると思いますが、それ以上にすばらしいのが「キレ」や「タイミング」や「ボール裁き」という技であると思ってます。この家長のドリブルが、どのレベルの相手にまで通用するのかは議論の余地はあると思いますが、すくなくとも同年代の世界大会においてある程度通用したというのは事実だと思うし、家長にはこの経験を糧に更なるレベルアップを目指してほしいと思う次第です。まぁ家長のドリブルだけでなく、平山のヘディング、水野のFKなども同様なのかもしれませんが「世界のサッカー界においての、自分のプレイのレベルの大体の目安」というのを、意識してほしいということです。確か中田英はワールドユースやオリンピックといった大会に出て、例えば「スペインのラウール」、例えば「ナイジェリアのカヌ」というプレイヤーに出会い、彼らをライバルと言うかある種「世界基準」という感じで意識してプレイしていたと、何かで読んだ記憶があります(違っていたら、ごめんなさい)。そういう自覚というか感覚って、サッカー選手にとって重要だと思うんですよね。

今回のワールドユースには「将来のスター」がたくさん! 彼らはライバルだ!

今回のワールドユースには、すでに欧州のクラブで活躍している「将来、有望株」といわれているような選手がけっこう出ていたりします。例えばオランダ。先ほど名前が出たのクインシーは、アーセナルの2軍ですでにプレミアリーグの出場経験がある選手ですし、FWのバベル、MFのマドゥーロもアヤックスで主力として活躍している選手です。途中出場したコリンズ・ジョンはフルハム所属で、今シーズン、チェルシーから得点を奪った選手だったりします。その他スペインにはセスク、スイスにはセンデロスと、これまたアーセナル所属のスター候補生も出てますし、アメリカには噂の天才少年と言われたアドゥもいます。アルゼンチン、ブラジルは、まぁ言うまでもなく才能の宝庫です。今のU-20日本代表の選手の中から、何人の選手がヨーロッパや南米という海外に行けるかどうかはわかりません。ですが、もし「将来、海外でサッカーしたい」と思っている選手がいるなら、これらのスター候補生と言われている選手のことを「遠い夢のような存在」とは思わず「ライバル選手」というくらいの意識を持ってサッカーをやらないと難しいと思う次第です。欧州&南米に行くということ、そこで試合に出るということ、レギュラーとなるということは厳しいことですよ。それは海外からの「助っ人」という扱いならなおさらです。だって「助っ人」でなくても、11人にレギュラーになって「結果」を出すのは大変なことだと思いますから。ということで、レギュラーになれなくて移籍を決めた選手の話へまいります。

チェルシーからスコット・パーカーが移籍! 彼こそU-20の日本代表選手が想定すべきライバル!?

サッカー=イングランド代表パーカー、ニューカッスルに移籍(ロイター)[ロンドン 15日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアシップのニューカッスルは15日、チェルシーからイングランド代表MFスコット・パーカー (24)を獲得したと発表した。5年契約で移籍金は650万ポンド(約13億円)。 パーカーはこれまで、エバートンとトッテナムとの移籍うわさもあがっていた。パーカーは昨年1月にチャールトンからチェルシーに移籍したが、フランス代表MFクロード・マケレレとのレギュラー争いに敗れていた。http://sports.yahoo.co.jp/soccer/wld/headlines/reu/20050616/spo/11242300_reu_00000741.html

スコット・パーカー移籍です。プレミアリーグ見てない人には、あまりなじみがない選手かもしれませんが、チェルシーに移籍してくる直前のチャールトンで活躍し「将来イングランド代表を背負う可能性大の若手の有望株」と呼ばれた選手です。今シーズン怪我によって離脱し、それが今回の移籍の引き金になったと思います。ですが、まぁ怪我しなくても移籍していた可能性は高いですね。要は「レギュラー争いに敗れた」わけです。上ではマケレレとのレギュラー争いに敗れたと書かれてますが、実際のところはランパードやチアゴ、グジョンセンにジョーコールといった選手たちとの争いに敗れたと言うほうが正しいような気もします。もともと、もっと攻撃的な位置でプレイしていたパーカーですが、今シーズン、モウリーニョがマケレレの位置にコンバートしたんですよね。なぜか?ってたぶん、モウリーニョがプレイスタイルや質から判断して「マケレレの位置」のほうが生きると思ったからでしょうし、逆に「攻撃力は物足りない」と判断されたからだと思ってます。プレイスタイル的には、しいて言うなら中田英に近いかんじでしょうか。「視野は広い」「展開力ある」「パスが正確」だけど、それに比べて「ドリブル」「得点力」はイマイチだったような気がします。ですが、これはあくまでもチェルシーに入ってからの印象。チャールトンでは、それこそランパード張りに「攻守の要」として存在感を出していたようなイメージはあるんですよね。ニューカッスルでの活躍に期待しますが、スーネスがどのポジションでパーカーを使うか興味ありますね。

「UEFA杯出場を目指すクラブ」を想定できるのか?

パクチソンのマンチェスターUへ移籍かなんて噂もありますが、例えば日本人が海外「プレミアリーグ」へ移籍するとして果たしてどのレベルのクラブへ行けるかと考えてみると…、1つの目安として、このパーカーが在籍していたチャールトンや、これから移籍するニューカッスルというレベルチームが現実的なところと思ってます。まぁ稲本のWBAみたいに、プレミアリーグのどのクラブにもその可能性はあると思うのですが、「予算」や「チーム力」を考えると「UEFA杯出場を目指すレベル」のクラブがそれに該当する感じなわけです。日本代表のサントスをボルトンが狙っているなんて噂もありますが、そのボルトンはまさに今シーズンUEFA杯に出場するクラブだったりします。家長、平山、水野…、それに梶山、本田などなど。今のU-20日本代表の選手がはたして将来、海外でプレイする日が来るのか来ないのかわかりませんが、彼らのライバルとなるのは「スコット・パーカー」レベルの選手だということです。って、この話、かなり現実感ないのかもしれませんが、そんなことないですよ。というわけですU-20日本代表の選手の皆さん、ライバルはクインシーではないです。パーカーです。なーんて。
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