中田英プレミアリーグデビュー! ボルトンの「放り込み」戦術に、中田英はどう融合すべきか?

うーーん。せめて枠には打ってほしかったなぁ。
中田英のシュートです。その日、唯一にして最大の「ゴール」チャンスだったわけですが、外してしまいました。ノーランからの折り返しパスに、タイミング的にはバッチリだったのですがねぇ。相手が詰めていたこともあったと思うし、プレッシャーもあったとは思いますが、これが決まっていれば先発の座を確保するための絶好のアピールとなったと思うのですよね。いやー、もったいないです&残念です。

■中田英がついにプレミアリーグデビュー! 後半からの出場でボールに絡めなかったわけですが

プレミアリーグは「マチェスターシティ対ボルトン」戦はちょうど後半60分くらいから見ることができました。チャンネル回したら中田英が出てたので見たのですが、ちょうど交代出場してすぐだったみたいです。中田英のプレミアリーグデビュー戦となったわけですが、攻撃で絡んだシーンは手で数えることができるくらいでした。中盤でクサビパスを出したシーン、前線でドリブルキープしてたけど味方のフォローがなくムサンポに奪われたシーン、とこれが最大の見せ場だったのですが、上で紹介したシュートシーンと最後のPKに繋がるひとつ前のプレイ。攻撃ではこんなものでした。

■ボルトンスタイルをバカにしてはいけない!? 中田「に」合わせるのではなく、中田「が」合わせるべき

まだ「カップ戦要員」という立場から抜け切れていない。この日、MFオコチャは疲労と足首痛で欠場。代役で送り出されたのは途中出場2試合のDF登録のファイエだった。3戦連続のベンチスタート。だが最後に執念が実る。ロスタイム、中田英が前線へパス。味方が折り返すところを相手選手がハンドを犯し、PKを獲得。劇的な勝利を呼び込んだ。中田英のプレミアでの挑戦が本格化する。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050919-0027.html

まぁ日本のファン(中田英ファン)からすると「ボルトンの放り込み」スタイルを快く思ってない人もいることでしょう。もっと中田にパス出せ、繋げって。そういう意見もあると思いますし、そういう意見もわかりますが、個人的にはボルトンの「放り込み」スタイルってはそれはそれで全然OKだと思っているのですよね。なぜって、それが武器だから&相手チームにとって脅威だからです。このスタイルにチェルシーも苦しめられましたし、このスタイルでUEFA杯出場権を獲得しているわけです。そもそもボルトンのアラダイスが中田英を獲得した理由、使う理由ってのはいろいろあると思いますが、基本的には昨シーズンまでの「ボルトンスタイル」を継承しつつ、そこにプラスアルファできればって考えだと思うんです。なので、中田英がどうやって「ボルトンサッカー」に合わせられるか、融合できるのかってことがポイントとなると思うんですよね。中田英がチームに来たからと言って、すぐさま中田に合わせた攻撃に変えるなんて事はないでしょうし、攻撃の全権をいきなり託すこともないわけです。「いきなり」はね。ただし、中田がすばらしいプレイをしてゴールという結果を出せば、そしてチームの勝利という結果を出して「チームの信頼を得ることができれば」中田中心のチームになる可能性だってもちろんあるわけです。

■チャンスメイクよりもゴールを狙うべき! たとえボールが回ってこなくてもね

というわけで「ボルトンスタイル」に、中田英がどう関われば機能するのかを考えみます。単純に考えれば、①自らボールを「放り込む」、②放り込まれたボール(センターFWに対する)の「サポート&フォロー」にまわるという2つの役割を考えられます。当然、両方に関わるべきなんでしょうが、今の中田英には「ゴール」という結果が必要だと思うので、特に②の「サポート&フォロー」の方に重点を置くべきだと思うんですよね。
  まぁ、そもそもデビュー戦の中田英のプレイ自体が②のプレイ重視という感じだったわけで、結果としてあまりボールが回ってこなかったんですが…、それでも根気よく②を行ってゴールを目指すべきでしょう。あと、自らドリブルで持ち込んでの「シュート」も狙うべきです。兎も角「自らミドルシュートを打つ」ことを想定したプレイを常にするべきだと思う次第です。えっ、そんなの特に意識しなくても、MFなら当たり前のプレイではないかって? 確かにそうかもしれませんが、最近あまり中田がミドルシュート決めた覚えがないもので、意識して狙ってほしいなって切に思うんです。ちなみに、昨日の試合でマンチェスターシティの中国人プレイヤーであるSBのスンチーハイが、すばらしいミドルを打ってました。クロスバーを叩いてゴールになりませんでしたが、中田英にもああいうプレイをしてもらいたいところです。

■ゴールに嫌われたマンチェスターシティ!? 決めるところで決めておかないと…

試合はロスタイムにPKで決着がつくのですが、マンチェスターシティのダンのハンドを取られたプレイはあまりにも軽率すぎました。シティとしては、ポストやバーに5回も嫌われたシュートのうち1本でも決めておけばってところなんでしょうが、決めるところで決めておかないと…という典型的な試合となってしまいました。シティのピアーズ監督は悔やみきれない敗戦だったと思うのですが、まぁ早く気持ちを切り替えて次の試合に臨むのがベストかと。ボルトン的にはアウェイで「UEFA杯出場枠」を争うライバルチームから勝ち点3を取れたのは何よりも大きかったわけですが、その勝利の立役者は中田でもスピードでもなくGKのヤースケライネンでしょう。何度も決定的なピンチを防いでましたし、ツキがあったとはいえ無失点に抑えたのは評価されてしかるべきです。このGKヤースケライネンを中心とした堅守が続けば、今シーズンのボルトンも上位に食い込みそうですね。
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