CL&プレミア「リバプール対チェルシー」2連戦プレビュー!  チェルシーにとって重要なのは?

「リバプール対チェルシー」2連戦! チェルシー的に重要な試合は!?

チェルシーにとって、今シーズン前半戦の山場なんでしょうか? 9月28日はチャンピオンズリーグ、10月2日はリーグ戦でリバプールと2連戦なんですが、どちらもアウェイ・アンフィールドでの戦いとなります。当然、2試合とも勝つに越したことはないのですが、2試合のうちどちらの戦いが重要かと考えますとチェルシー的には「チャンピオンズリーグの戦い」のが重要だと思うんですよね。理由は①チャンピオンズリーグの予選を、なるべく早く決めることが可能になるから。②昨シーズンの準決勝の借りを返せるから、③28日に勝つことで10月2日のリーグ戦も心理的に優位な気持ちで戦えるから。という感じでしょうか?

チェルシー的には「チャンピオンズリーグの戦い」のが重要だと思うワケ?

チャンピオンズリーグのグループリーグ突破のためには「ホームで勝ってアウェイで引き分け」の3勝3分でOKと前にも書きました。その理論から考えると28日のアンフィールドでは引き分けでOKなのですが、もしもアウェーでリバプールに勝利できることになると、チェルシーにとってかなりのアドバンテージとなるし、逆に負けると「ちょっぴり嫌な感じ」になってしまうわけです。チャンピオンズリーグのグループリーグでは「上位2位」までに入れば上に進めます。なのでチェルシー&リバプール的には各々「ベティス&アンデルリヒト」に勝って、プレミア勢で仲良くグループリーグ突破できれば何の問題ないわけです。ですが、この28日の直接対決の結果次第では、負けたほうがベティスとアンデルリヒトとの「2位争い」に巻き込まれる可能性が出てきてしまうんですよね。チェルシーが勝てば2連勝となり次節のベティスとの2連戦に余裕を持って臨めることになりますし、リバプールが負ければ1勝1敗となり、多少なりともプレッシャーがかかった状態でアンデルリヒトとの2連戦を迎えることになります。当然、逆も然りで、チェルシーがもしも負けてしまうと1勝1敗となり、嫌な状態でベティスとの2連戦を戦うことになるわけです。正直な話、チェルシー的にCLグループリーグの山場は28日のリバプール戦ではなく、その後に控えているベティスとの2連戦です。なので、ぶっちゃけ「星勘定」的にはアンフィールドで負けても何の問題もないのですが、ベティス戦を戦ううえでの「心理面」のことなどを考えますと28日のリバプール戦は勝つか引き分けておきたいわけです。少しでもプレッシャーのかからない状態でベティスとの2連戦を迎えたいですからね。

CL仕様リバプール対策:とにかく先制点を許さないこと! チェルシー同様にCLのリバプールは「退屈なくらい」堅守ですから(笑)

というわけで28日のCLリバプール戦の戦い方ですが、とにかく先制点を許さないことがポイントです。「守備的でつまらない」ないなんて世間の戯言は無視して、慎重に戦うべきです。昨シーズンの準決勝での対戦もそうだったわけですが、守りに入った時のリバプールの守備は、ほんと堅いです。ガチガチです。なので、けっして先制点を与えてはいけないってのが最重要課題でしょう。最悪でも負けなければいいわけですから、たとえこちらが無得点でもリバプールに得点さえ許さなけりゃOKという考えです。えっ、そんなサッカーをするからチェルシーは退屈だって言われる? いいんです外野には言わせておけば。もっとも重要なのは「結果」です。9-10で負けるよりも1-0で勝つほうが10000倍いいんです。勝つことが「おもしろい」んです。ってまぁ、おもしろいか、つまんないかの判断は人それぞれなんでしょうけど。そう判断基準なんて「人それぞれ」なものなんですよ。

勝利のための攻撃的サッカー、勝利のための守備的サッカー!?

話は脱線しますが、最近、プレミアが退屈とかチェルシーがつまらないって風潮があるみたいですね。スポナビのコラムで東本氏がこんなこと書いてます。まぁ昨シーズンの前半戦も「退屈なチェルシー」と言われていたわけですが、個人的にはチェルシーのサッカーはおもしろいと思ってますし、「守備的=つならない」とも思わないわけです。そもそもチェルシーが守備的だとも思ってないですしね。確かに「攻撃的サッカー=おもしろい」って思っている人も多いのでしょうが、個人的にはリバプールのベニテス監督が言うようなサッカーのが魅力的だったりするわけです。

「当時のミランでは、選手全員が一瞬も休むことなく組織的に動き続けていた。ボールを持っていようがいまいがだ。近年のサッカー界はあまりにも商業化が進んでいるし、その煽りでスターシステムの影響が強くなってきたが、サッキは時代に流されなかった。超一流の選手を揃えた上で、なおかつ組織的なアプローチを貫いている。そこにこそサッキイズムの真髄がある。この礎があるからこそ、ミランは今でもトップレベルのクラブであり続けているんだと思う。」
「私が率いていたバレンシアや、ジョゼ・モウリーニョがいたころのポルトは、スター選手に頼るよりも、チーム全体で組織的にプレーする方がはるかに有効だということを証明したと思う。ただしジョゼや私を『サッカー界の革新者』などと持ち上げるのは誇張もはなはだしい。私たちはサッキの発見――組織プレーの重要性を再解釈してみせているにすぎない」
「Number Plus October2005 ラファエル・ベニテスのインタビュー」より

 もちろん、ベニテスの言う「サッキイズム」=「超一流の選手を揃えた上で、なおかつ組織的なアプローチを貫いている」サッカーが「攻撃的なサッカー」である場合もあるのでしょうがね。

ということで話を戻します。上記インタビューで言うところの「サッカー界の革新者」と呼ばれるベニテスとモウリーニョの戦いはまさに「サッキイズム対決」「組織プレー対決」の側面も持っている似たもの同士の戦いでもあるわけですが、どちらの監督も「戦術家」であり、また一方で一流の「勝負士」でもあるわけです。勝負どころでは攻撃的なギャンブルも行いますし、引くところでは引くという「勝利に徹する策」を打つことが出来るわけです。
勝利のための攻撃的サッカー、勝利のための守備的サッカー。
おもしろいのはそういう「現実的な」サッカーではありませんか??
まぁ夢を見たいって気持ちはわかりますが、見世物的な「攻撃サッカー」よりも現実的な「守備的サッカー」のがおもしろいって個人的には思うんですがね。
 「リバプール対チェルシー」。
 そして「ベニテス対モウリーニョ」。
 日時は9月28日。
 場所はアンフィールド。
 けっして見世物的でもなくまやかしでもない「現実的」でおもしろいサッカーを期待したいです。

おまけ:サラリーキャップ制は反対! 戦力均衡がおもしろいって本当?

さらに、ふたりの提言の少し前に、ウィガンのチェアマンで英国最大手のスポーツ用品小売業『JJBスポーツ社』のオーナー、デイヴィッド・ウィーランが、「サラリーキャップ制」導入を呼び掛ける行動を起こした。アメリカの大リーグでおなじみの「チーム単位のプレーヤー報酬総額に上限を設ける規制」のことだが、これはすでにラグビー界に適用済みで「好結果をもたらしている」という。要するに、ほどほどに戦力均衡が実現されてリーグ全体に活気が戻ったというわけだ。伝統的にラグビーの強い土地、ウィガン有数の名士の言葉だけに、この提案には説得力があり、実際にチャールトン、ブラックバーン、WBA辺りは賛同の意を表しているらしい。
その点、ウィーラン氏は正々堂々と“その理由”を明示している。「何もチェルシーだけを非難するつもりはないが、けた違いの潤沢な資金に恵まれた一クラブが、この先5年も6年もプレミアの王者に君臨した日には、ファンの熱意にも必ずや陰りが訪れる。すべては健全なリーグの維持のため。全フットボール界関係者の正しい現状認識と将来への展望に期待して善処を願いたい」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0506/england/column/200509/at00006163.html

最後に関係ないけどヴィガンの名士の提案について。個人的には先ほどベニテスが言った「超一流の選手を揃えた上で、なおかつ組織的なアプローチを貫いている。」という「サッキイズム」の信者であり、その考えを実践しているチェルシーのファンでもあるので(笑)、「サラリーキャップ制」は反対派です。って、理由になってませんか。だいたい戦力均衡がおもしろいなんてのは妄想にすぎないと思ってます。商業化&スターシステムを押さえるうえではいいのかもしれませんが、チェルシー、ユナイテッド、アーセナル、リバプールといった「けた違いの潤沢な資金に恵まれた一クラブ」がいるからこそおもしろいって人もいるわけです。たぶんプレミアリーグのチームがすべて今のヴィガンみたいだったら高い金払ってスカパー契約して見ないって。
  「ワールドサイドなスポーツ」であるサッカーを、ラグビーとか野球とかアメフトみたいな「ローカルスポーツ」と一緒にするのはどうなんでしょう? 「サラリーキャップ制」の導入は、サッカーの「ローカルスポーツ化」にする第一歩だと思うわけで、まぁそうしたいならばいい策なのかもしれませんがね。
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