ジーコ日本代表対ホンジュラス戦 雑感  守備よりも攻撃なサッカーで勝てればOKです!

「このスコアはサッカーの試合じゃない」ってモウリーニョならば言いそうですが、何はともあれ5点取って勝利したことを評価したいです。
ちゃんと観戦できなかったのでほんと雑感という感じですが、ホンジュラス戦についてです。4バック時のジーコ日本代表は、やっぱ守備よりも攻撃に比重を置いたチームなんですよね。ちょうど一年まえくらいのアジア杯では、3バックで「堅守」で優勝した感じのジーコ日本代表でしたが、4バックの時は「守備よりも攻撃重視」のサッカーであると思うんです。もちろん守備も大事だと思いますが、まぁ失点することを抑えるというよりも、相手より1点でも多くとって勝利を目指すチームとでも言いましょうか? そういう超攻撃的なチームというのが「4バックのジーコ日本代表」の理想系なんでしょう。このブログでよくコメントを下さるMarioさんが今のブラジル代表について「点は5-3がベストゲーム」という表現をされてますが、本日の「4バック」のジーコ日本代表も一緒だと思いました。もちろん例えば、このホンジュラス戦を日本代表が無得点で大量失点して負けたとするなら話は別なんですが、大量失点で終わらず5点もの大量得点できたというところを評価するべきだと思うんです。

CHECK①攻撃について:中村のセットプレイという武器と、サイドバックの攻撃参加という形

中村のFKはやはり武器になるというのは今更言うまでもないことですが、この試合でも見事に得点につながりました。ポルトガル戦の時も言いましたが、「セットプレイから得点できること」ってのは勝利のためには重要なポイントです。なので、この中村のFKからの攻撃はもっと磨きをかけてもらいたいですね。ジーコ日本代表にとって、最大の武器だと思いますから。この試合はもちろんセットプレイ以外でも得点しましたが、すばらしかったのは後半33分の小笠原の勝ち越しゴール。これは私が思うところの、ジーコ日本代表の理想の形だと思った次第です。このシーンまずDFラインでのパス回しから始まるのですが中盤下がった位置でボールをもった中田英が得意の「クサビのパス」を前線に当てます。でFW(すみません誰だか確認してません)が基点となって、サイドバックのサントスがDFの裏へ走りこみそこへスルーパス。サントスがえぐってペナルティエリア内に進入し最後はマイナスのパスを小笠原へ。小笠原がこれを確実に決めてゴール! いやすばらしいです。
①中田の「クサビ」パス、
②前線で基点、
③サイドバックの攻撃参加&簡単にセンタリングを放り込まずエグる、
④FWはおとりで、2列目の攻撃参加から、正確なフィニッシュ。

 という以上4つのポイントがこのゴールを生んだわけですが、特にサイドバックのサントスをうまく使ったところを評価したいです。サントスをあそこまで「エグらせること」ができれば、やっぱ得点となりますよ。なんでこういうサイドバックの攻撃参加ができたかと考えてみれば、それは「サントスが攻めあがる時間を作れた」ことが理由なわけで、どうやって「時間を作れた」かと考えれば、それはマイボールを奪われずに繋いでキープできたからなわけで、しかも単にキープするだけでなく、相手陣の深い位置までボールを運べたからなわけです。ポゼッションサッカーにおける理想の形と言っても言いすぎでないかもしれません。
 先日行われたW杯南米予選「ブラジル対チリ」戦で、スカパー解説の向笠さんがこんなこと言ってました。「ブラジルの攻撃は中央突破ばっかりと思われるかもしれませんが、これでいいんですよ。中央突破を執拗に仕掛けることで、たまにサイドから攻撃を絡めるとそれが生きるんです」。ちょっとうろ覚えですが、こんな感じのこと言ってましたが、これはブラジル同様の4-2-2-2システムを使う場合の日本代表でも同様だと思うんです。この試合、2トップと中村、中田英は執拗に中央突破を狙ってました。試合見てて、もう少し中村なり中田なりがサイドに開いてボールを受けてもいいのではとも最初は思いましたが、よく考えればこの2人はサイドをドリブルで崩せる「ウイング的」なスピードや技術はないわけで。もちろんサイドからアーリークロス入れる技術はあると思いますが、それを入れたところでゴール前が柳沢と高原では望み薄なわけですよね。もちろんピンポイントで合えばゴールの可能性はありますが。なのでそれよりも執拗に2トップと中村、中田英の4人で中央突破を狙い、相手守備陣が中央へ寄ったところでサイドバックの攻撃参加を狙うというほうがゴールとなる確立が高いのだろうなぁ、なんて試合見ながら思ってました。もちろんサイドバックからのセンタリングは、5点目のサントスのような「エグリ」からのグラウンダーが理想です。
 というわけでこのホンジュラス戦の攻撃陣ですが、個々の技術に差はあれどブラジル代表的な「4-2-2-2」の攻撃ができたところを評価したいです。まぁちょっと加地の攻撃参加があまりなかったような気もしますが。

CHECK②守備について:ゾーンかマンマークか? それよりも守備には目を瞑ると言う考えが必要か?

 攻撃ではそれなりに評価したいものの、やっぱサイドバックの守備は問題です。コンフェデのブラジル戦でもヤバい守備を見せていたサントス&加地の2人ですが、この試合でも見事にやられてしまいました。ただこれは、単純にサントスと加地の守備力だけの問題ではないとも思ってます。まずはサイドバックが裏を取られたときの守備の仕方を考えないといけないでしょう。例えばチェルシーではサイドを抜かれたらセンターバックのどちらかが対応し、そのセンターバックの位置にはマケレレがボランチの位置から下がって対応するようになってます。例えばミランでは同様のとき、逆サイドのサイドバックがスライドしてきて中央をカバーするようになってます。ジーコ日本代表ではたぶん「ミラン」と同じ約束事になっているんでしょうが、その対応がイマイチ遅いので失点に繋がったと思う次第です。ミランの守備をもっと徹底させるか、あるいはチェルシー型に変えるか? どちらでもいいですが、4バックの連携を再度考えるべきだと思いました。あまりにも同じパターンで、簡単にやられすぎてます。あと、ゾーンとマンマーク守備の組み合わせですかね? 2失点目はサイトスのところでやられたわけですが相手MFの2列目からの攻撃参加に対応できないで、フリーでセンタリングあげられてしまったのがポイントでした。この「飛び出してきた」選手を誰が見るのか? ゾーンで見るのか? MFがマンマークして見るのか? ゾーンとマンマーク守備の関係が、がどうも適当な感じがするんですよねぇ。で、この日のような失点するなら、たぶんジェフのような、ある程度のマンマーク守備のがいいと思うのですが、もちろんこれは守備を第一に考えた戦術なわけです。

「守備よりも攻撃」サッカーならば。ある程度の失点には目を瞑って、取られた以上に得点を狙うサッカーをするならばそれはそれでありも気もしますが…。
問題は、この日の得点力が本物かどうかってことでしょうかね?

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