W杯欧州予選もろもろ「イングランド対オーストリア」、「スイス対フランス」雑感など

 まさかコートジボアールが逆転してW杯出場権を得るとは思ってませんでした。カメルーンはやっぱプレッシャーがかかっていたんでしょうね。この記事とか読むと、泣けてきますよ。まさに天国から地獄ってことなんでしょうが、PKというのは簡単なようで実は難しいものだというのを改めて思う今日この頃です。しかし、アフリカ予選はすごい結果で終わってますね。トーゴにガーナにアンゴラにコートジボアールにチュニジア。カメルーンを始めナイジェリアもセネガルも南アフリカ出れないなんて、誰も想像できなかった事態であると思う次第です。アフリカ全体のレベルが上がったのか、それとも常連国のレベルが下がったのか? ドイツW杯本選で、これらアフリア勢がどれくらいやるのかは注目ですね。
 このアフリカ予選以外にも、W杯出場国が欧州中心にだいぶ決まりました。出場を決めたイングランド戦と、激戦の4組の「スイス対フランス」を見たので簡単に雑感を。

■W杯予選「イングランド対オーストラリア」:CBを5人投入したエリクソンですが、それはそれで武器である

オールドトラフォードでの試合なのに、ユナイテッドのメンバーが1人もいないというイングランド代表(笑)。エリクソンは4-4-2に戻して、オーエンとクラウチの2トップにジョーコール、ベッカム、ランパード、ジェラードの4人の中盤で臨んだオーストリア戦。オーストリアは前回の戦いでは2-2のドローで終わっており、イングランドにとっては相性の悪い相手といえるかもしれません。試合はイングランドのボールポゼッションによる攻撃と引いて守ってカウンターというオーストリアの戦いという図式。イングランドはあまり無理せず、クラウチのポストから活路を見出そうとしている感じでしたが、中盤のランパードとジェラードはあまり攻撃に絡まない感じ。まぁ予選なんで「出場を決めること」が第一で、そのためには手堅く戦うことは第一だとは思いますし、その方法で正しいとは思います。で前半にオーエンがPKをゲットして、これをランパ-ドが決めて先制。PKの重要性については上のカメルーンの試合を参照。PKでも1点は1点です(笑)。試合が動いたのは後半。ベッカムが立て続けに2枚のイエローをもらい退場となってしまうところから始まります。まぁベッカムは退場に文句つけているみちたいですが、あの場面であのプレイすれば退場もやむなしと思えました。まぁ軽率なプレイでした。

このベッカムの退場で数的に有利となったオーストリアが攻勢に出ます。中盤を完全に支配されるイングランド。で、この状況でエリクソンがさっそく動きます。守備固めで、このまま逃げ切りという交代術です。ジョーコールに変えてDFのキングを中盤に投入。中盤の守備を固めます。ランパード、ジェラード、キングの3ハーフです。さらにアクシデントが続きます。この日、CBで出ていたキャンベルが故障。すかさずファーディナンドにスイッチ。この試合、SBにリバプールのギャラガーが出ていたんですが、テリーにキャンベルにキャンベルにファーディナンドにキングとCBを5人投入するイングランド。ファーディナンドがベンチにいるなんて、このCBの層の厚さはすごいです。はい。で、このまま1-0で逃げ切りW杯出場を決めたイングrナンド。攻撃はイマイチでしたが、1-0で数的不利な状況でも逃げ切ることが出来るサッカーができるのはさすがと思いました。まぁそのスタイルの好き嫌いというのはあるんでしょうが、遜色ないすばらしいCBを5人も抱えている守備は武器であると思いました。4人の中盤が機能すれば、W杯優勝候補のうちの1国だと思うんですが、問題はFWか? オーエン&ルーニーという選択が第一なんでしょうが、この2人と中盤の流動性がポイントとなるんでしょう。

■W杯予選「スイス対フランス」:激戦の4組、スイス、イスラエル、アイルランドは決して弱くない

この4組はすさまじいデットヒートを繰り広げてますが、フランスがもたついているといういよりもスイス、イスラエル、アイルランドが普通に強いって考えるべきでしょう。スイスはユーロ本選ではイマイチでしたが、このところ力をつけているわけで、センデロスやフォンランテンといった若手が着実に育ってきているのが印象的です。このフランス戦もすばらしいパス回しから華麗なサッカーを披露してました。フランスのMFはマケレレ、ヴィエラ、ジダンというそうそうたる面子なんですが、それに名前負けしない見事なサッカーを展開してました。特に右サイドのバルネッタという選手はよかった。ギャラスとマッチアップしてましたが、センタリングに中に切れ込んでシュートとキーマンとなってました。あとCFのフライ。フランスリーグのレンヌでも注目を集めてますが、まぁよい選手です。対するフランスはトレセゲ、アンリがいなくヴィルトールをトップにする布陣。前半はドラソーを使い、後半開始からシセを投入したのは「後半に勝負」というドメネクの策か? これがまんまとはまってフランスが先制。ロングボールの処理をミスしたスイスの守備陣のミスにつけこんでシセがゴール。スイスは迂闊でした。ここからスイスが反撃し、セットプレイから同点に。ゴール前でファウルを得たスイスが、FKからうまく同点に追いついたわけですが、フランスの壁の人数が少なかったように思えました。このままのドローで終了したのですが、スイスにとっては貴重な勝ち点1をゲットというところでしょう。攻撃力あるスイスは、この成績はフロックではないです。けっして弱くないです。次節はアイルランドとの一騎打ちなわけですが、すさまじい勝負になりそうですね。フランスはこのドローで出場はほぼ確定か? まぁ最後までわかりませんが。


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