欧州CLグループリーグ最終節プレビュー  リバプール好調の理由とチェルシーが首位通過を狙うわけ

 

■グループリーグ最終節! 今日明日の注目は、やっぱミランとユナイテッド!?

今日明日と欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ最終節。まだ決勝トーナメント進出を決めてないミランとユナイテッドにといって負けられない戦いとなるわけですが、この2チームの戦いは注目でしょう。たぶん波乱なしに勝ち上がるとは思いますが。
チェルシーはリバプールとですが、試合開始までもう数時間ですね。今シーズン3度目の戦いですが、これまでは1勝1分。今回、チェルシーはホームでの戦いですので勝ってほしいっですが、正直、勝てなくてもそれほど問題ない試合です。怪我しないようにしてほしいですね。

■チェルシーは好調リバプールと対戦ですが、そのリバプール好調の理由は!?

このところリーグ戦でも好調のリバプールですが、先週のウィガン戦を見た感じの印象では「2トップ&ジェラード」の攻撃がかなり利いているように感じました。

ウィガン戦の前半で何度も見られた攻撃の形がコレ。クラウチへクサビのボールを入れ「前線で基点」を作り、中盤からMFのジェラードが「すさまじいスピード」で攻撃参加してパスを受け、サイドへパスもしくはドリブル突破を仕掛けるというヤツです。1点目のゴールシーン。クラウチのの「思い切りのいいシュート」が実を結んだゴールであり、彼の今シーズン初ゴールということがクローズアップされてますが、このシーンをVTRでよく見ると中盤の底からジェラードがものすごいスピードでゴールに向かって走り込んでいるんですよね。



                          
             ●相手DF→
                    ↑   ←●相手DF  ↑
                    ↑           ○クラウチ
                  ○ジェラード
                    ↑
                 (フリーランニング)

そんなジェラードの動きにウィガンのDFが対応したために、クラウチの前方に「シュートが打てるスペース」ができてそれが結果的にゴールに繋がったと思う次第です。ちなみにクラウチのゴールはGKがファンブルしたボールがそのままゴールインしたのですが、そのGKのすぐそばまで攻撃参加したジェラードが詰めているんですよね。ゴール時に「バンサイ」しているジェラードの姿を覚えている人も多いことと思いますが、そのポジションにジェラードがいることがすばらしいわけです。このゴールシーンに限らずジェラードの「爆発的なフリーランニング」は、前半に何度も見られました。このジェラードの「ボールのないところの動きby湯浅氏」がすばらしく、この動きにウィガンDF陣が混乱していたのは間違いないところでしょう。

■「2トップ」の採用とジェラードの「爆発的なフリーランニング」! それがリバプールの今の強さの秘訣!?

このジェラードの「動き」が利いた要因について考えて見ますと、①相手が「カウンター戦術」で引いて守っていたウィガンであったこと。そして②クラウチの「ポストプレイ」が機能したこと。この2つが考えられますが、さらに②のクラウチのポストが機能した理由を考えて見ますと、それはリバプールが「モリエンテスとクラウチ」の2トップを採用したことで、クラウチへのマークが緩くなったからだと思うんですよね。ベニテスは対戦相手によってフォーメーションを変える指揮官ではありますが、昨シーズンから今シーズン序盤のプレミアリーグでは、どんな相手でも「ワントップの4-2-3-1」で臨むケースが多く、それがなんとなく「アウェーで勝てない病」につながっていたと思っていました。で、ここ数試合その「ワントップ」から「モリエンテス&クラウチ」というツインタワーの2トップに変えて得点力が増し、その結果としてこの連勝につながっているのような気がするわけです。もちろん、その他にもいろいろな要素があるのでしょうが。

■好調リバプールの最大の要因である「2トップ」には注意が必要なわけですが…、チェルシー戦はワントップ?

というわけで、ここ最近のリバプール好調の秘訣は「2トップ」の採用と、それによるジェラードの「爆発的なフリーランニングによる」攻撃参加が機能した得点力の向上にあると思うのですが…、ただベニテスがこの「2トップ」フォーメーションをアウェーのチェルシー相手に敷いてくる可能性はあまりないと考えてます。なぜか。

「昨シーズンからマケレレ潰しをしていたのはリバプールだけだった」とサッカーキングでモウリーニョが書いているのですが、リバプールはチェルシーと戦うときに「チェルシーの3人の中盤を潰すフォーメーション&戦術」で今まで戦ってきてました。つまりリバプールの中盤を「ハマン、シャビアロンソ、ジェラード」といった3人で形成する「4-3-3」もしくは「4-2-3-1」で臨んで、FWをワントップにする代わりに中盤を厚くしてチェルシーの中盤のマークを厳しくするという戦術を取っているわけです。

モウリーニョ監督が語った。「これまで我々はリバプールから点を取れず、リバプールも我々から点を取れなかった。リバプールは我々と対戦する時、中盤の中央に3人を置き、守備を支配しようとする。よく組織されたチームだ」http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/match=1100342/Report=PR.html

モウリーニョが言うように、このあと行われる試合でも同様の戦術でくると思うんですが、ただベニテスは前回のアンフィールドのチェルシー戦ではその戦術で「1-4」という大敗を喫しているんですよね。なので、もしかしたら、今回は今までとやり方を変えて、現時点で好調の「モリエンテス&クラウチ」の2トップという戦術を試してくる可能性もあるのかもしれません。しかもベニテスによればシャビ・アロンソを休ませるとか!?

予選突破が保証される中、リバプールのラファエル・ベニテス監督は、MFシャビ・アロンソを休ませるつもりでいる。今季のリバプールは、5月に優勝した時より優れたチームになっている。ベニテスが現在のチーム状況を説明する。「今の方がメンバーもいいし、実際、よりうまくゲームを支配できている。昨季は決してビッグチームでなかった上に、故障者も多く、数々の困難があった」http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/match=1100342/Report=PR.html

まぁリバプールにとっては「負けなければいい試合」であれ「もし負けてもそれほどダメージがない」試合なので、ベストメンバーでこない可能性も十分に考えられますね。それにもうすぐ日本へのツアーもあるわけですし、ベニテスにとって最大のポイントは「チュエシーに勝つこと」ではなく「選手が疲労しないこと」なのかもしれませんね。

そうリバプールが来るなら、チェルシー的には点とって勝って首位通過を狙うのみです。モウリーニョが言うように「グループ首位で抜ける恩恵」というのもあるわけですからね。

「首位で予選通過すれば、次のラウンドでの最初の試合はアウエーになる。2位で終われば、最初の試合がホームになる。ここにもそれほど大きな違いはない。だからこそ、次の試合は純粋に試合に臨むことしか考えていない。結果の影響については考える必要もないだろう。(FC)アルトメディアのような、チャンピオンズリーグでの経験が乏しいチームとの対戦にならない限り、組み合わせの見通しは暗い。何が起こるか分からないのがこの大会だ」http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2201/match=1100342/Report=PR.html

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