中田英がまさかの退場! 「ブラックバーン対ボルトン戦」&「リバプール対スパーズ」戦について

■「ブラックバーン対ボルトン戦」雑感 中田英の退場とブラックバーンの戦略

中田英が退場となってしまったこの試合。今までのヒデメールとか読むと、中田英はプレミアリーグでは、あまりフィジカル上のファウルは獲られないというイメージがあったと思われます。なので、きっと中田英的には納得がいかない退場であったと思いますが、そのあたりどうなんでしょうか? まぁ試合見た感じハゲタカ頭の審判のフエは公平性に欠いていたようにも思いました。で、中田英の退場は厳しすぎな気もしましたし微妙であったようにも思えました。ですが、やっぱ退場につながったファウルは一歩間違えば怪我につながる「危険なプレイ」であったとも思います。なのでイエロー-カード出されても仕方がないプレイであったとも思うわけです。で結論としては、退場は不運であったと思いますが、すでに1枚イエローをもらっている状態であのプレイをしたのは、やっぱ軽率であったと思うということです。

一方で中田英の退場は「ブラックバーンの狙い」であった気もする次第です。昨シーズンのチェルシー戦でもそうでしたが、このボルトン戦のブラックバーンもフィジカルを全面に出した「ケンカサッカー」を仕掛けてきたわけです。MFのサベージやFWディコフを中心に「激しいフィジカル戦」と、それに伴う「ボルトン選手への挑発」を仕掛けてきたわけです。反則をめぐって両チームの選手(特にサベージとディコフが中心)が激しくやり合うシーンがあったわけですが、そんな荒れた試合に主審が惑わされてしまったこところもあったと思う次第ですこういう「仕掛け」はほんとサベージとディコフは狡猾というかうまいんですよね。ファウルをうまく使うことができるというか。自分が相手にファウルするときは「汚いプレイしてないですよ」って感じで演技して、逆に自分がファウルもらうときは「選手生命に関わるような汚いファウルをされた」って演技するわけです。まぁ審判だって演技かどうかは見抜けるとは思うのですが、ギリギリ「シミュレーションファウルを獲られない」演技とでもいいますか(笑)。で、そんな「アカデミー賞並の汚い演技力」を持つサビージやディコフとは対照的とでも言いますか、中田英は演技が下手というか「演技するのがキライ」なんですよね。そういうサベージとかディコフのようなプレイは、きっと中田英的には許せないプレイであると思うし、「中田英の哲学に反するプレイ」だと思うわけですよ。ただ皮肉なことに、そういう「汚いプレイ」が嫌いな中田英が、ブラックバーンの仕掛けた「汚い試合」に順応できず、そういうあまりにも真摯なプレイがレッドカードにつながってしまったのではないかって気がするんです。中田英が退場になって数的優位なった以降のブラックバ-ンの戦い方は、「ケンカ腰の姿勢」が消えていたように見えたのは私だけでしょうか?

試合は中田英が欠場になった以降、ブラックバーンが一方的に攻めますが、決定力不足&ボルトンの堅い守りがあってスコアレスドローで終わります。後半早々の何度かあった決定機に、ブラックバ-ンがゴールを決めることができなかったのがすべてでしょう。まぁ中田英退場後にすぐさまカンポを入れて「守備の安定を図った」アラ―ダイスの采配は見事でしたし、後半途中の勝負どころの時間にヴァズテを投入して「カウンターからあわや勝ち越しゴール」というシーンを演出した采配も見事であったと思いました。一方ブラックバーンですがFWベラミーは万全でなかったのでしょうか? 後半途中まで温存されていたわけですが、クキとディコフではボルトンからゴールするのは難しいように感じました。あと中盤のスティーブンリードですが、やはりいつ見てもその風貌から「劣化版ベロン」って感じるのですが、もうしこしミドルシュートの正確性がないと厳しいように感じました。マークヒュースの脱力もわかります。というわけで、スコアレスドローに終わったことで結果的に中田英の退場があまり表に出ずによかったとは思いますが、レッドによる出場停止の適用は次の次くらいからでしたっけ? 確かプレミアは次週に即適用ではなかった気もしますが、まぁどちらにせよアフリカ人がいないこの時期の出場停止は痛いです。ただ、この退場を「糧」にして、がんばってもらいたいですね。

■「リバプール対スパーズ戦」雑感 キューエルのスピードとヨルのサッカー

続いてリバプール対スパース戦について。あまり調子が良くなかったリバプールが一発のチャンスをモノにして逃げ切ったということでしょうか。本日は時間がないので感じたことだけ書きます。まずキューエル。シュートはすばらしかったですが、やっぱドリブルとかは全盛期に比べると落ちましたよね。今更何を言うかって気もしますが、今のキューエルはスピードないですし、きっとW杯でも同様でしょう。ただスピードがなくてもシュートやセンスはすばらしいものがあります。日本代表にとって要注意人物であるのは間違いないです。

リバプールについてこれくらいにしておいて、最後にスパーズについて。監督のマルティンヨルはオランダ人なわけですが、彼の率いるスパーズは「オランダらしくない」サッカーを展開してます。オランダらしくないというか、単に「ウイングを置かない」スタイルなだけなんですが(笑)。システムは4-4-2で、中盤のサイドにダービッツとジェナスを置いているのが「オランダらしくない」ように感じるわけです。まぁジェナスはドルブル突破を仕掛けることもできますが生粋のウイングではないですし、ダービッツももちろんサイドの選手ではありません。そんなウイングを置かないヨルのスパーズですが、サッカースタイルは「ポゼッションサッカー」であったりします。DFからつないでセンターMFのキャリックがボールを捌きます。ミドのポストからの中央突破やサイドチャンジから左サイドバックのイヨンピョの個の突破を武器に仕掛けるという感じです。今シーズンPSVから移籍して来た韓国代表のイヨンピョですが、その攻撃力はすばらしいです。一対一がうまいというか、強いんですよね。リバプールのサイドを何度か突破して良質のセンタリングを上げてましたが、その攻撃力はプレミアリーグでも十分に通用するレベルにあると思いました。ただ守備がねぇ。

守備に関してはチーム戦術もあるのでしょうが、決勝点となったキューエルのゴールはリバプールの右SBのフィナンがフリーでアーリークロスを放り込めたので生まれたわけで、そのフィナンをマークしていてセンタリングを上げられてしまったのはイヨンピョでありました。まぁこれはイヨンピョの守備力というより、トッテナムの守備戦術の問題な気もします。リバプールがイヨンピョの攻撃参加に対してMFシソッコをきちんとマークでつけていたのに対し、スパーズはリバプールのフィナンに対し対応をイヨンピョに任せていたわけで。サイドバックに対してサイドバックがマークすることで、その応対が遅れてアーリークロスを放り込まれ、その結果に失点したのはイヨンピョの守備力というよりも、ヨル監督の「守備戦術のまずさ」のせいであったような気もします。この勝利でリバプールはちょっと混戦から抜け出したという感じでしょうか? あまり時間がなく雑文になってしまいました。今日チェルシー戦見れるかなぁ?
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