プレミアリーグ第23節「リバプール対アーセナル戦」雑感 リバプールにとって大きな1勝!

■リバプールにとって「大きな1勝」! これがベニテスのスタイル&ベニテスの狙うサッカー!?

リバプールにとっては非常に大きな1勝であったと思います。先週ミッドウィークに行われたチャールトン戦で敗戦したときは、CL予備選からのスタートや世界クラブ選手権への出場などなど選手の肉体的&精神的な疲労の影響が出ているのかなぁなんて思っていたのですが、なんのその(?)。先週末のウィガン戦とこのアーセナル戦という大事な試合に競り勝ったことは、他サポながら評価したいと思います(笑)。

チェルシー戦でのベニテスの戦いぶりを「弱気」と評した私ですが、まぁそもそもベニテスのチームは組織的な堅い守備がベースであり、それが「売り」であるのも確かなわけです。バランスを崩さずに相手の攻撃を防いで、1点をもぎ取って勝つサッカー。これがベニテスの狙うサッカーであり、チェルシー戦ではうまくいかなかったものの、アーセナル戦では「理想通りの展開」で勝利できたというところでしょうか? 

試合の詳細については割愛させていただきますが、ポイントと思われた点や目に付いた選手についていくつか。まずはこの試合でマンオブマッチに輝いたレーマンについて。

■レーマンがマン・オブ・ザ・マッチ!? アーセナル守備陣を考えると、すばらしい!?

 この日、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せたのは、敗れたアーセナルのドイツ代表GKレーマン。スコアレスで迎えた87分にルイス・ガルシアにゴールを割られるまで、ジェラードのPKのほか、ファウラー、キューウェルらのシュートを好セーブで弾き出すなど、すばらしいパフォーマンスを見せた。逆を言えば、それほどアーセナルはリヴァプールに試合を支配され、何度も決定的なチャンスを作られており、大差を付けられてもおかしくなかった。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060215-00000050-ism-spo

正直、レーマンっていいGKなのかどうか判断しにくいと思っているのですが、この日のプレイは確かにすばらしかったですね。見ていて「気迫」みたいなものを感じました。まぁPKを防ぐっていうのはある種の「運」が必要であると思うのですが、ただ適当にプレイしていてもそういう「運」を引き寄せることはできないと思うんですよね。技術的にもメンタル的にも「いいパフォーマンス」をした上で、そういった「運」というものもついて来るのではないかと思うしだいです。で、この日のレーマンはそういった「運」も味方につけるくらいのいいパフォーマンスであったと言えるのではないでしょうか。DFにアフリカ選手権からコロトゥレが復帰したことも大きかったのかもしれませんが、今のアーセナル守備陣を考えると、ほんと孤軍奮闘という感じでがんばっていたと思いました。

■ハマン:ドイツの選手特有の「弾道の低い強いシュート」は健在!?

ってわけで、マン・オブ・ザ・マッチはアーセナルのレーマンだったわけですが、リバプールではゴールに絡む働きをした「ハマン&ルイスガルシア」を褒めるべきでしょう。どちらも途中交代での出場なので、そういった意味ではベニテスの采配が当たったということになるんでしょう。まずハマンですが、ゴールにつながったミドルシュートはすばらしかったです。もともとそのシュート力には非凡なものがあるハマンですが、ドイツの選手特有の「弾道の低い強いシュート」は健在でしたね。古くはドイツ代表のブレーメとか、元スパーズにいたツィーゲ、そして現チェルシーのフートなんかも「強烈なミドル」を得意としていますが、そう言えばここ最近のドイツ代表ってそういう「ミドルシュートの名手」が少なくなってきている気もするんですが、そうでもないのでしょうか? まぁ個人的には最近の「男気のないドイツ代表」はあまり興味ないし、ブンデスリーガも見てないのでなんとも言えませんがね。まぁドイツ人評はどうでもいいとして、ハマンですよ。今年になってから怪我の影響(?)もあってか、シソコにポジションを取られた感もあるハマンですが、十分レギュラーとしてやっていける気がする次第です。まぁ将来性を考慮して「シソコ」を使っているところもあるんでしょうが、これからCLなどのビックゲームを戦う上ではリバプールに欠かせない選手であるのは間違いないでしょう。まぁ今年がリバプールのユニフォーム姿の見納めな気もしますが、がんばってもらいたいですね(見納めと言えば、ベルカンプ…。出てほしかった&見たかった)。

■ルイスガルシア:その天性のゴールの嗅覚はストライカー並!?

そしてルイスガルシア。決勝点となったシュート、というかハマンのミドルのこぼれ玉への詰はすばらしかったですが、この選手、生粋のFWというわけではないですが「ゴールの嗅覚」みたいなものを持っているのが魅力ですね。スペイン代表のプレーオフでハットトリックしたのが記憶に新しいですが、思えば昨シーズンのCLでチェルシーはこの選手のゴールにしてやられたわけです。あのCL準決勝でのゴールはキレイなゴールというよりも「泥臭いゴール」だったわけですが、このアーセナル戦のゴールもミドルシュートをGKが弾いたところを詰めるという「泥臭いゴール」でした。で、そういう泥臭いゴールができる理由ってのは、当たり前ですがそういうポジションにいるからできるんだと思うんです。ハマンがシュート打った時に「準備して」、ゴールに向かって「走りこんでいる」から詰めることができるわけですよ。これって簡単なようで、簡単じゃない。その昔、日本代表&ヴェルディ(&ホリプロ)の武田っていうFWがいたのはご存知かと思いますが、彼はいわゆる「ごっつあんゴール」の名手でした。で、「たまたまボールがころがってきたから」ゴールできたとか揶揄されたりもしたわけですが、実際問題として、そういう「ごっつあんゴール」するのだって技術が必要なわけです。ボールが転がってくるところを予測する技術、相手よりもはやくこぼれ玉に触れる技術がね。もちろん「運」も必要だと思うんですが、「いいパフォーマンス」をした上でそういった「運」というものもついて来るのではないかと思うわけです、ってまたこれかい(笑)。って、ことでルイスガルシアと武田を比較した人は私だけかもしれませんが、どちらも「天性のゴールの嗅覚」を持ったすばらしいプレイヤーであるのは間違いないところでしょう。

■アーセナル:最優先事項はCLではなく4位の座!?

最後にアーセナルについてですが、正直、この試合見てて「勝てるイメージ」みたいなものが思い浮かびきませんでした。前半はロングボール主体、後半からは得意の高速ショートパスサッカーを展開してましたが、リュングベリがボールを持った場合以外はあまり可能性を感じませんでしたね。アンリが元気なかったのが気がかりです。アデバイヨルにはモナコ時代には感じられなかった「カヌ」的な匂いを感じましたが、チームにフィットするまではまだ時間がかかるように思えました。この敗戦でなんと9敗目。現時点でウエストハムと同じ勝ち点となってしまいましたが、スパーズ、ボルトンを含めた4チームでのCL出場権を賭けた熾烈な争いに完全に巻き込まれてしまった感じですね。

 一方、今季低迷するアーセナルのヴェンゲル監督は「今夜は、それが許されない状況で何度もボールを失った」と敗戦の弁。それでも、チャンピオンズリーグ出場権の得られる4位以内を目指して、「できるだけのことをする」と語っている。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060215-00000050-ism-spo

まずはCLレアルマドリー戦に全力投球なんでしょうが、今のアーセナルの最優先事項は、その試合ではないのは確かでしょう。
人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑読んでおもしろかった人はクリック願います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0