CL「レアルマドリード対アーセナル」戦  本当に雑感ですが… 

■ベンゲルの采配もすばらしかったが、一番の功績は両サイドバックの守備!?


この試合、ベンゲル監督の戦略的勝利ってことでしょうか?
z-netさんのブログでこの試合を詳細に分析されておりまして、もう同感なんで、ぜひ読んでいただきたいですが、ベンゲルらしくない(?)「相手の弱点を突いた戦い」が功を奏したというところでしょうか? まぁベンゲルらしい戦いとか、らしくない戦いとかは考え方次第なんでしょうが、アーセナルの攻撃陣がレアルマドリードの右SBシシーニョの裏のスぺ-スを意図的に狙ったのは間違いないでしょうし、それに準拠して(?)、MFグラベセンの横のスペースを使ったのもこれまた間違いないと思うのですが、その戦略がまさかこれほどまでに当たるとは当人も思っていなかったのではないでしょうか?

そんなアーセナルの徹底した「レアルマドリードの弱点を突く」攻撃は見事の一言でしたが、それ以上に評価したいのがアーセナルの両サイドバックの守備ですね。この試合右SBはコートジボアール代表のエブエ、左サイドは本職MFのフラミニが担当したのですが、その闘志あふれる守備はすばらしかったと思いました。ご存知のとおりこの2人はレギュラーではなく、本来なら怪我で離脱中のローレンとアシュリーコールがそれぞれSBを担当しているわけですが、結果として考えるとこれが功を奏したのかもしれません。ローレンもアシュリーコールもすばらしいSBですが、どちらかというと「攻撃力に優れたSB」なわけで、もしこの2人がこの試合に出てたらこのように守れなかったかもしれません。まぁアシュリーコールは守れないことはないかもしれませんが。兎にも角にも、エブエとフラミニがよく守ったのは間違いないでしょう。特にフラミニは攻撃参加はほとんど見せませんでしたが、シシーニョ&ベッカムのサイド攻撃をよく押さえたと思いました。

結果として、アーセナルがこのシシーニョ&ベッカム対レジェス&フラミニ(&リュングベリ)の「左サイドの攻防」を制したのが勝敗を決したような気もします。もちろん、一番すばらしかったのは、ゴールを決めたアンリであるのは間違いないと思うんですがね。

■レアルマドリードは「新システム」に縛られてた? まだノーチャンスではないでしょうが…

レアルマドリードについて。ふだんリーガでの試合を見てないので何とも言えないところはありますが、この試合限定で言うと機能してないように見えました。まず守備についてですが、一番気になったのが最終ラインの前後のスペースの守り方。先程も述べたグラベセンの横とシシーニョの後ろのスペースのケアの仕方とも関連していると思うんですが、最終ラインが状況によってリトリートして守るのか、プレスして守るのかの意思統一が中途半端というか、なにも考えてないように感じてしまいました。よくあるMFとDFの2ラインを形成し、その2ラインの間をグラベセンが守るという「4-1-4」ラインのゾーンディフェンスを想像していたんですが、この日の守備を見た感じだとMFの4人との連動性はなく最終ラインの4人とグラベセンの5人の「4-1」だけでアーセナルの攻撃陣と対峙している感じで、しかもラインがバラバラでそのスペースを突かれまくっていたように見えたんですよね。アーセナルの攻撃陣がすばらしかったところもあると思うのですが、それ以上にレアルマドリードの守備がまだ組織だってないところが問題なように感じました。まぁ監督が変わって間もないので組織が浸透してないからだと思うのですが、逆に言うとシステムが選手個々に浸透してなくてどこかギコチナイといいますか「システムに縛られている」ようにも見えた次第です。「4-1-4-1」という形に囚われすぎとでも言いますか、状況に応じたポジションチェンジやカバーリングができてなかったように見えたんですよね。まぁあくまで個人的な感想ですが、レアルマドリードがシステムに固執するあまり攻撃や守備の流動性が失われパーツパーツで分断し、その結果アーセナルの守備陣も動きのないレアルマドリードの攻撃陣の動きが読めてインターセプトを量産できたというふうに見えたんですよね。あと気になったのはロベルトカルロス。攻撃では全然、目立ちませんでしたが、アーセナルの守備云々という前にレアルマドリードの「4-1-4-1」システムに合わないようにも見えました。

まぁ、あくまでこの試合限定での話です。この試合は落としましたが、レアルマドリードがノーチャンスかと言うとそんなことはないと思う次第です。その攻撃力はすばらしいものがあるレアルマドリードなので、次のハイバリーでの試合で大逆転が起こる可能性は無きにしも非ずな気もします。以上、本当に簡単な雑感でした。
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