モウリーニョ批判と「正義」の押し付けの関係! イギリス人とバルセロニスタの名文を読んで

PART①:モウリーニョは本当に「悪者」なのか? 正義の押し付けとモウリーニョ本について

――チェルシーというチームは高いレベルに秩序付けられた集団であり、さらに非常に効果的に一人一人の役割分担がされている。そして、モウリーニョ監督の采配能力、さらに選手のモチベーションを上げる能力はバルセロナ戦のデル・オルノ退場に関してのコメントを見てもわかるように一流であるし、これがチェルシーのフットボールの源である。(中略)しかし、その力の限界がメッシ、ロナウジーニョ、エトーの縦横無尽で自由闊達な動きの前に露呈してしまった。このことを大袈裟に言うと、この1週間のヨーロピアンフットボール界において、モウリーニョ氏が欧州でのトップレベル監督という位置からわずかにランクを落としたということに加え、「フットボールはまだまだ素晴らしく、美しいスポーツだ」という素晴らしい事実が改めて示されたということである。(中略)と、ここまで書いて、アブラモビッチ氏(チェルシーオーナー)は果たして投資金額に見合った結果を得ているのかどうか自問自答しないのだろうか?という疑問がよぎる人も少なくないだろう。もちろんプレミアリーグにおいては無類の強さを誇っているが、バルセロナがスタンフォードブリッジ(チェルシーの本拠スタジアム)を魅了したような、スペクタクルに溢れるフットボールという意味ではどうだろうかということだ。(中略)当時のアーセナルのフットボールは、プレミアリーグ、さらには英国フットボールの栄光を表していた。しかし、残念ながらチェルシーのフットボールがそのレベルに達するまではまだまだ未曾有の時間が必要だと思われる。http://www.sponichi.co.jp/wsplus/column_w/03389.html

モウリーニョが嫌いなことは十分に伝わってくるのですが、こういう文章を目にすると脱力してしまいますね。バルセロナとアーセナルが好きなのはそれで結構ですが、それを絶対的な「正義」として語ってしまっているところが個人的には非常に引っかかるわけです。まぁ誰しも応援するチームのサッカーが「正義」であるとは思いまうし、それは当たり前である思うのですが、上の文章を書いた人はその「正義」を絶対的なものとし、それ以外は認めようとせず、その価値観を押し付けようとするアメリカ的&ブッシュ的な思考の持ち主であると思いました。まぁモウリ-ニョを「悪の枢軸」としやすいのはわかりますし、確かにそのような敵を作りやすい言動をしていることも多々あるとは思いますが(笑)、モウリーニョの監督としての力量はきちんと認めてほしいと個人的には思うんですよね。上の駄文と同様の「正義論」は、ケータイのサイト「超ワールドサッカー」の守本和広氏の「バルセロナ」の2月24日付けコラムでも展開されてました。まぁこちらはあからさまな「バルセロナ」寄りのコラムなので、そういう「正義論」は問題ないかもしれませんが、先日のCLチェルシー対バルサ戦をイソップ童話の「金のオノと銀のオノ」で例えて、「誠実にプレイしたバルサは金のオノを手に入れ、口から出任せを言う監督には銀のオノさえ手に入らなかった」と書かれてました。まぁバルセロナファンから見ればそうなのかもしれませんが、このコラムでは他の箇所でも「モウリーニョ監督に率いられた悪者軍団」という表現や「バルサはまさに正義の味方」という表現がされてました。まぁ、どう書こうとその人の勝手であると思いますが、チェルシーファンの私的にはちょっと引っかかったのは確かですね。あとデルオルノの退場についてですが「前のファウルと合わせ業でレッドカード」と考えている人がけっこういるのは驚きでした。イエローも出さずに「合わせ業レッド」ってのは、あまり聞いたことがなかったもので。まぁ私が勉強不足なだけだったんでしょう。あと、モウリーニョの「メッシーの芝居論」についてですが、これについても守本氏は敏感に反応してます。「正しいのはメッシで、モウリーニョ監督がとてもちっぽけなものに見えてくる」と書かれてますが、本当にモウリーニョはちっぽけなものなんでしょうか?

講談社からやっとモウリーニョ本が発売になりました。例の西竹徹さんが訳されたもので、ベンフィカやポルトで監督をしている時のストーリーをモウリーニョ本人の言葉を交えて綴られてます。
ジョゼ・モウリーニョ―「KING OF監督」誕生ストーリー

私はまだ最初のほう(ベンフィカの監督を辞めたあたり)までしか読めてませんが、そこまで読んだ限りでもおもしろいです。全部読んだら、そのうち感想でも書こうとかなって思ってますが、この本はモウリーニョ好きは必読の一冊なのは間違いないと思います。あっ、チェルシーに関してはほとんど話に出てこないと思いますので、それを期待している人はご注意を!

まぁ、この本を読めばモウリーニョとはどんな人物なのか、そして本当に「サッカーをつまらなくする監督」であり、「悪者」であるのか? そのあたりの真偽がほんの少しでもわかると思いますが、まぁモウリーニョ嫌いな人は金出してまでは読まないですよね。あと「正義の押し付け」ですが、かくいう私も知らぬうちにそうなってしまうところがあると思いますので、「人のふり見て」ではないですが、気をつけるようにしたいです。あっ、これあくまで「正義(もしくは悪)の押し付け」の話です。まぁ何をもって「押し付け」とするかにもよると思いますがね。

PART②:3月1日の国際Aマッチデー! クロアチアは強し!? オーストラリアは不気味?

ロイター通信によれば、W杯で日本と対戦するクロアチアのクラニツァール監督は、「我々にとても優れた選手がいることはすでに予選で示しているが、W杯優勝候補相手にこのようなパフォーマンスを見せられ、再びそれを証明できた」と満足げな表情。さらに、「この勝利で母国のファンの期待はふくらむだろうが、それが問題になるとは思わない。実際のところ、この勝利はW杯に向けて大きな自信となった」と、チーム作りが順調であることをアピールしていた。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060302-00000052-ism-spo

試合は見れてないのですが、クロアチアがアルゼンチンを破ったみたいですね。録画しておいたのでそのうち見て、何かここで書ければと思ってますが、まぁ日本代表にとって簡単な相手ではないのは確かでしょう。で、ブラジルはおいておいて、W杯で日本と同じグループもう1チームのオーストラリアはどうだったかな? って探してみたら…。なんとこんなの出てきました。

そして最終日。グラウンドに昨晩からの積雪があり屋外練習をキャンセルした。すると選手の多くは何と、宿舎併設のボウリング場へ。サッカーボールよりずっと重い球を、ゴールではなくピン目がけて投げ続けていたという。
 「ボウリングは最悪だった。ぼくにこのスポーツは向いていない」と1試合13得点の“世界記録”を持つFWトンプソン(PSV)は苦笑い。昼には雪も溶けたが、午後1時半に解散した。結局2泊3日でグラウンドでの練習は2時間だけ。強化合宿というより選手間の交流を深める親睦会だった? 世界各国の代表選手が強化試合で険しい顔をしている日にボウリングとは…。これもヒディンク・マジックなのか。豪州はやはり不気味だ。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060302-00000010-sanspo-spo

余裕と言うかなんというか??? これまた思い切った強化方法を取ったみたいです。本当に親睦会? ボーリング大会? それとも「頭」のトレーニング? 確かに不気味ですが、まぁ本当の勝負は大会1カ月前からスタートってことなんでしょうかね? その他の代表戦ですが、イングランドはジョーコールの活躍で勝ったみたいですが、ランパ-ドの状態はちょいと心配。大丈夫だと祈ってますが。イタリアはドイツに完勝、ポルトガルもいい感じみたいですね。ってわけで、気がつけばW杯まで残り3ヶ月ちょい?? 各国ベストな状態で大会に臨めることを祈りつつ、閉めさせてもらいたいと思います。
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