久々に見たマンチェスターユナイテッドを見て、驚愕しました!?

マンチェースターユナイテッドの試合を見たのは久しぶりでしたが、なんとなくですが「変化」を感じた次第です。ファンニステルローイがベンチに下がり、変わってルイサハがスタメンで起用されていたり、ギグスが中盤で起用されている点などの「変化」もそうですが、それと合わせて「こんなに華麗にパスつないでいたっけ?」というくらい、そのサッカースタイルに「変化」を感じたんですよね。相手が下位に沈むバーミンガムだったので「つないだ」だけなのかわかりませんが、チェルシーファンの私から見ても「敵ながら見事」と思うくらいのパスサッカ-を展開してました。って、わけで先日行われたバーミンガム戦から見た、新生(?)ユナイテッドサッカーについて書いてみたいと思います。

■CBのヴィディッチという選手が、こんなにすばらしいとは知りませんでした

システムはフラットな「4-4-2」で臨んでいたユナイテッド。一時期、ファーガソンが「4-3-3」にしていた時もありましたが、オーソドックスな「4-4-2」に落ち着いたというところでしょうか? スタメンはGKファンデルサール、DFは右からネビル、ファーディナンド、ヴィディッチ、シルベストル、MFはC.ロナウド、オシェイ、ギグス、リチャードソン、FWはルーニー、サハ。この冬に獲得したセルビアモンテネグロ代表のヴィディッチがさっそくCBで起用されていたんですが、試合を見るうちにこの新たなセンターバックをスタメンで起用している意図がわかった気がしました…。

■こういうプレイをCLベンフィカ戦から見せていたら、もしかしたら今頃バルセロナと戦っていたかもしれない?

ボールポゼッションから攻めるユナイテッド対、カウンターを狙うバーミンガム。図式はこんな感じでしたが、この日の前半にユナイテッドが展開した「ポゼッションサッカー」はすばらしかったと思いました。ワンタッチ、ツータッチでポンポンという感じで華麗にパスをつないでバーミンガムDFを翻弄していたんですが、各選手のポジショニング&距離間がいいんですよね。常に「パスをもらえる位置」に動き、それに合わせてボールホルダーがシンプルにパスをつなぐ。けして無理しないで自然とつないで、最後のところで「スルーパス」などの勝負パスを仕掛けて崩すという感じでしょうか? で、その「華麗なるパス回し」の起点となっていたのがCBのヴィディッチでした。MFのオシェイやギグスに簡単にパスを預けることもあれば、サイドのリチャードソン&ロナウドへ展開したり、またはFWのリーニーやサハへ「クサビのパス」を出したりと「攻撃の最初の起点」となっていて、その正確で素早い「パス」や「フィード」はすばらしいと思いました。日本代表の中田英並のパスワークとは言い過ぎかもしれませんが、それくらい「いいパス」を出したように感じました。で、このCBヴィディッチからのパスを起点に「中盤でパスを回す」わけですが、ほんと中盤で「無駄にボールを持たない」と言いますか、玉離れがいいんですよね。たとえばc.ロナウドなんかは、それまでは「個のドリブル突破」が目立っていたわけですが、このバーミンガム戦は「つなぐ」意識が高いんですよ。もちろん、ドリブルで行ける所は行く感じですが、以前と比べて無理はしないという感じ? ワンタッチで叩いてもらうといった「ワンツー」や、相手DFを引くつけて「スルーパス」という芸当を身に着けていたのはちょっと驚きでした。で、そういう単なるパス回しだけならまだしも、そこに「流動的なポジションチェンジ」を絡めて攻撃していたのは更なる驚き(笑)。こういうプレイをCLベンフィカ戦から見せていたら、もしかしたら今頃バルセロナと戦っていたかもしれないのになんて思ってしまうほど「いいサッカー」を展開していたわけですよ。まぁ相手がバーミンガムということはありましたが、それを抜きにしてもベンフィカに負けた頃のユナイテッドとは「別のサッカー」を展開していたように感じたわけです。って、わけで印象に残った攻撃シーンをいくつか紹介。

■目についたユナイテッドの攻撃シーンを2つばかり紹介!

【2点目のシーン】GKファンデルサールからボールを受けたヴィディッチがMFギグスへパス。ギグスがうまく抜け出して、そのままドリブルで仕掛け、ゴール前のルーニーへ。
パスを受けたルーニーがバイタルエリアでボールを受けてキープ。パスを出したグギスがそのまま「するする」とルーニーを追い越して「前線へ」走り、それに合わせてルーニーがスルーパス。バーミンガムのDFがギグスに付いていけず&オフサイドも取れずパスが渡りそのままシュートしてゴール



                ギグス②(①から攻め上がってシュート)

                  ルーニー



    ギグス①(パスを受けルーニーとワンツー)



              ヴィディッチ

ギグスの「3列目」からの攻撃参加は見事でしたが、起点となったヴィディッチのパスもすばらしかったですし、ルーニーのスルーパスの質も「判断」もすばらしかった。ビューティフルゴールでした。

【前半31分のシーン】右サイド。インターセンプトしたc.ロナウドがサイドバックのガリーネビルへパス。パスを受けたネビルがFWのサハへ楔のパスを出して、そのパスを受けたサハが、今度は中央へポジションを移したロナウドへパスを戻します。で、ロナウドがそのまま中央へ向かってドリブルし、中央から前線のスペースへスルーパス。それに反応したルーニーがオフサイドラインを抜け出しシュートしますが、ボールは惜しくもゴールの左脇へ。




ルーニー
      ↑
   (スルーパス)                サハ
                           ↓
                 ↑        (パス)      ネビル 
                 ②ロナウド←← ①ロナウド

C.ロナウドの「中央へのポジションチャンジ」とネビル&サハとの「パス回し」は見事でした。ルーニーがシュートを決めていれば、申し分なかったシーンでしたが、それを抜きにしてもビューティフルなシーンであったと思います。

■ニステルローイ中心から、ルーニー&cロナウドを中心としたチームへの「変化」!?

って、わけで気持ち悪いくらいに褒めまくっている私ですが、チェルシーファンと言えども「いいサッカー」にはきちんと賞賛したいと思うわけです。どうしてユナイテッドが「変化」したのかはわかりませんが、そのカギは「CBヴィディッチ」と「FWサハ」になるような気がしてます。ヴィディッチの「よさ」については先程述べましたが、サハの「前線で基点となるプレイ」がそのヴィディッチの「パス」を引き出し、さらにC.ロナウドをチームにフィットさせ、その上ギグスやルーニーを機能させているとまで言ってしますのは言いすぎでしょうか? ニステルローイはいいFWであると思います。ですが、今のユナイテッドはその「ニステルローイ」を中心としたサッカーをすると、他の選手が生きないのかもしれません。この試合の後半途中から「ニステルローイ」は登場するんですが、その後のユナイテッドは「以前のユナイテッド」に戻ったように感じたのは気のせいかもしれませんが、c.ロナウドやルーニーが輝いてなかったように感じたんですよね。この試合だけでユナイテッドが「変化」したと言うのはおこがましいとは思いますが、ルーニー&cロナウドを中心としたチームへの「変化」を感じた私でした。
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