CL決勝トーナメントプレビュー 「バルセロナ対チェルシー」第2戦のチェルシー的なポイントは!?

さて、いよいよセカンドレグです。現状ではバルセロナが有利であることは確かでしょう。ただ、モウリーニョが言うように「何が起こるかわからない」のがサッカーであり、その為に最善の策を考えて一生懸命戦って勝利を目指す必要があるのは言うまでも無いところでしょう。
1点ビハインドのチェルシーだが、モウリーニョ監督はどの試合にも自信を持って臨むと言い切った。「スコアだけでなく、相手にはホームで戦えるという心理的アドバンテージがある。とはいえ、何が起こるか分からないのがサッカーだ。試合前の私は、常にポジティブに考えている」。ハムストリングを痛めているイングランド代表MFフランク・ランパードは、2-1と勝利した4日のウェスト・ブロミッジ・アルビオンFC戦を欠場した。しかし、カンプ・ノウで行われた1時間の練習には参加しており、モウリーニョ監督も、「痛みが再発しなければプレイ可能」と明言した。ただしチェルシーは、第1戦で退場処分となったアシエル・デル・オルノに加え、2戦連続の欠場となるミカエル・エシアンを欠いている。http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=2202/match=1102844/Report=PR.html

って、わけでCL「バルセロナ対チェルシー」戦のプレビューです。チェルシーが勝つためにはどうすればいいかを素人の私なりに考えてみました。まず確認ですが、ファーストレグを1-2で落としているチェルシーが勝つため&負けないためには、少なくともこの試合2点が必要となります。2-0なら勝ち抜け、2-1なら延長、2-2なら当然敗退となります。1-0で勝っても敗退です。なのでチェルシー的な焦点は、どうやってバルセロナから「2ゴール」奪えるか。これが最大のポイントとなるのは言うまでもないところでしょう。

また、このセカンドレグを「前半と後半」で別のものとして考えて攻撃するのが得策であると思います。例えば前半で運良く2ゴールして2-0で追えれたら後半は「守備」を重点に置いた戦い方になると思いますし、0-0でハーフタイムを迎えたら後半は攻めに出るしかなくなるわけで。まずは「前半」を一生懸命戦って、その結果で後半の戦い方を考えるというのが「1つのやり方」だと思うのですが、どうでしょうか。

ではチェルシーは「セカンドレグの前半」をどう戦えばいいのか? 2ゴール上げるためには、当然、前半開始早々から積極的にゴールを狙いに行くのが得策かと思います。ですが当然、バルセロナの攻撃をケアする必要もあると思うんです。無謀に攻撃してバルサにゴールを許してしまったら、もうそれこそ試合はますます厳しくなるわけで。そのあたりの「攻守のバランス感覚」が問われる試合となると思うのですが、極論で言えばゴールなんて決まるときは30秒で決まることだってあるわけです。たとえば数年前のCL決勝戦でのユナイテッドみたいに、終了間際にポンポンと2得点して逆転するケースだって無きにしもあらずなわけで。なので、チェルシー的には当然、前半からゴールを狙いに行くべきだとは思うのですが、「無理せず、焦らず、あきらめず」という精神でいくのがベストではないかと。

■チェルシーの攻撃のポイントはドログバ!? バルサのCBを前後に揺さぶることができれば勝機あり!?

では具体的に、チェルシーは前半どんな攻撃を仕掛けるのが効果的なんでしょうか? 大きく考えて以下の2つがベストかなぁって思ってます。
①、ポゼッションからの攻撃は、ドログバへの放り込みが中心!?
②、カウンターからの攻撃は、ウイングを生かした中央突破!?
まず、①についてですが、これはあくまでドログバが先発と予想した上での話です。ファーストレグではほとんど仕事ができなかったクレスポに変わって「ターゲットマン」であるドログバがセカンドレグで起用される確率が高いと思ってますが、そのあたりのモウリ-ニョ采配は注目したいところ。で、ドログバが起用されるとして、ファーストレグのバルサの守備を見た感じ「中盤省略したFWドログバへのロングボール」攻撃が、一番効果的で、一番リスクが少ない攻撃であると思うわけです。まぁこれって昨シーズンのカンウノウでの戦いと一緒って気もしますが(笑)、チェルシーがゴールするには兎にも角にも「バルセロナの最終DFラインを前後に揺さぶる」必要があると思うんですよね。

Z-NETさんが述べられているようにファーストレグのバルサは「抑制モード」で両SBはあまり攻め上がらずチェルシーの3トップは前半働けなかったわけですが、この試合でもバルセロナが同じような「抑制モード」でくる可能性は十分に考えられます。で、その「抑制モード」を攻略するためにポイントとなるのが、バルセロナのCBを前に後ろに揺さぶってウイングが働ける「スペース」を作ることだと思うわけです。たぶん、理想の攻撃パターンはこんな感じ。


【ドログバが基点となって、ウラのスペースを両ウイングが狙う!?】
                           ●Gk


  ●オレゲール    ※ここにスペースを作ってウイングが突く      ●ジオ
    
     ○ロッベン→                         ←○ジョーコール                     
               ↓                   ↓                
               ●プジョル     ↓      ●マルケス
                          ○FWドログバ

超極端な図ですが(笑)、これはドログバのポストプレイでバルサの最終ラインを凸凹にして空いたスペースをウイングが突くというイメージ図ですこれはバルセロナの両SBが「攻め上がらず低い」のを逆に利用したスペースメイクの形なんですが、通常ならバルサDF陣4人がオフサイドトラップをかけれるところを、ドログバのポストで両CBのみを釣り出して、そのウラに出来るスペースを両サイドからウイングが中に切れ込んで使うという感じです。このようにバルサの最終ラインをバラバラにできれば、チェルシー攻撃陣が付け入る隙が出てくるわけですが、そのためにはバルセロナのSBを「引かせて」、バルセロナのCBを「釣り出す」ような仕掛けを何度も行う必要があると思ってます。で、その中でもポイントとなるのが「ドログバ」のポストなわけです。ただ「ポストプレイ」だけ狙っていても当然バルサに読まれるわけで、その逆をついた「GKと最終ラインの間」へ放り込むプレイも必要となると思います。


【ドログバをウラへ走らせてゴールを狙う図】
                       ●Gk

                       ↑
               ↑       ↑        ↑
               ●プジョル  ○ドログバ   ●マルケス
                                
                     ※バイタルを狙う

  ●オレゲール  ○ロッベン    ○ランパード   ○ジョーコール   ●ジオ
              ↑          ↑        ↑

まぁ単純な攻撃ではありますが、うまくいけばGKと1対1の状況も作れるわけですし、基点が作れればバイタルエリアが「ぽっかり空いて」そのスペースから、ロッベン、ジョーコール、ランパードがミドルシュートを狙えることも可能になります。ファーストレグではランアパードの「必殺ミドルシュート」はほとんど見れなかったわけですが、それが狙えるような「スペース」ができれば当然チェルシーにゴールが生まれる可能性が出てくるわけです。

って、わけで机上論ではこのようにドログバが最終ラインの前後を突くことによって生まれる「スペ-ス」 をロッベン、ジョーコール、ランパードが狙うというのが吉かと思うのですが、まぁ現実的にはそんな簡単なことでないのは確かでしょうか?実はこれについては前回のプレビューでも書いていたんですが、ドログバ投入時にすでに1人少ない状況であったのは大誤算でした。今回はけっしてそんなことはありませんように。続いてカウンター攻撃ですが、これもまぁ基本は「ポゼッション時」と同じ。インターセプトした際のバルセロナの守備隊系によって「ドログバを経由するか」、「直接ウイングを使うか」ってことになるんでしょうが、まぁどちらにせよ「カウンター」はチェルシーの最大の武器であると思うので、セカンドレグではぜひとも炸裂してもらいたいですね。カウンターするためには当然、ボールを奪ってすばやく前線へパスを出すことが求められるわけですが、その仕事はランパード、マケレレ、カルバーリョあたりが得意とするところでしょうか?

■最終的には2トップ、3バックもあり!? ゴールが生まれなければリスク覚悟で攻めるしかないわけで…

ってわけでチェルシーの前半の攻撃法について書いてみましたが、これでゴールが決まればお慰み。後半15分あたりまでにゴールできないようでしたら、クレスポ投入したり、SBにダフを投入したりして「リスク覚悟」で攻撃を仕掛けることになると思うのですが、最後の最後は「3バック」にして攻めることになるんでしょうかね? チェルシー的には「両チームが打ち合う」試合&ゴールが乱発するような試合に持ち込みたいところでしょうか? 例えば4-3とか5-4とかいうようなスコアで勝つ試合が理想でしょう。えっ、そんなわけない? 2-0での勝利が理想? 確かにそうかもしれませんが、この試合ともかく2点は最低限必要なわけで。そう考えるとやっぱ1点を争うような「守り合いの試合」は分が悪い気もするのですが…まぁチェルシーが得意とする展開は間違いなくロースコアなゲームなんですよね。

ってわけで、あと数時間でいよいよ決戦が始まるわけですが、いい試合を期待したいですね。あっ、今回バルサの攻撃については触れませんでしたが、当然メッシーが攻撃のポイントとなることでしょう。メッシー対チェルシー守備陣の対決も見ものですね。
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