ジーコ日本代表のキリンカップメンバー発表&ルーニー召集問題!

■PART①:ジーコ日本代表のキリンカップのメンバーが発表! &ジーコのスタイルと移籍市場の関係

Q:エクアドル戦のときは遠藤選手が怪我でシステムなども大幅に変わったが、遠藤選手についてはどのように考えている?
「この前、残念ながら遠藤が怪我の治療ということで参加できなかったが、代わりにはいった選手がいい活躍してくれたということで、自分のモットーとして、チームがいいとき、勝っている時にはチームはいじらないということから、今のところだとベンチスタートになるだろう。これはまだ月曜の判断で分からないが、通常なら勝っているうちはあまりチームはいじりたくないということです」http://www.jsgoal.jp/news/00032000/00032601.html

ジーコ日本代表のキリンカップのメンバーが発表されました。上でジーコが言っているように「勝っているチームはいじらない」ということで、ブルガリア戦はエクアドル戦と同様3バックで戦うみたいです。で、気になるのはW杯最終メンバー選考なんですが、それについてジーコはこのように言っています。

Q:今日発表されたメンバーと海外の選手と併せてワールドカップ本大会のメンバーになると思うが、最終メンバーを選ぶ基準は?「今まではそれぞれクラブで活躍する方が長かったということもあって、クラブでの貢献度、生産性を重視して選んできたが、4年が経って本大会まで1ヶ月ちょっとという事で、今まで4年間の中での重要な大会、コンフェデレーションズカップやアジアカップという勝ち点3を争う試合の中でのパフォーマンス、貢献度を含めて、代表のなかでの活躍を確実にチェックしながら選んでいきたいと思っています。直前となっていきなりこういう選手がという部分に関しては、バックライン、キーパーも含めほとんど国内組みでやっているので、怪我などがあった場合はギリギリでそういう場合もある。ただ、中盤については今までどおりのヨーロッパ組と国内組みのそれぞれの代表での貢献度を中心に選んでいきたいと思います」http://www.jsgoal.jp/news/00032000/00032601.html

個人的には納得の選考方法です。Numberのインタビューでも似たようなことをジーコは言っているのですが「重要な大会でのパフォーマンス、貢献度を重視」というのはポイントだと思います。W杯での戦いは、選手や監督にすごい「プレッシャー」がかかるのは間違いないわけです。そういう「大舞台」というか「プレッシャーの掛かった試合」で力を出せることができるかどうかというのは、第一のプライオリティな気がします。簡単にいえば「メンタルの強さ」「精神力」を備えているかどうかってことだと思うんですが、W杯で活躍するには、単に「サッカーの技術がある」だけではダメだということでしょうか?ちなみに、以前、ジーコはブラジル代表のロビーニョを例に挙げて、若手の奮起を期待するような発言をしていたのを記憶していたんですが、結局、「日本代表のロビーニョ」は出現しなかったということなんでしょうか? もしかしたらそれは「ルマンの松井」なのかもしれませんが、最終メンバー発表では個人的にそのあたりも注目ですね。

話がずれましたが、キリンカップについて。当然ながら「勝利」を目指してがんばってほしいですが、ブルガリアとスコットランドはどれくらいのメンバーで臨んでくるんでしょうかね? 噂ではスコットランドにはセルティックのFWマロニーが来るみたいですが、ぜひとも試合に出てもらってあのドリブルを疲労してもらいたいですね。まぁシーズン明け&移動距離&親善試合という点で考えるとコンディション&モチベーション的には期待できなそうですが…。ちなみにブルガリアは誰が来るかわかりませんが、どんなメンバーであろうとも日本にはぜひとも勝ってもらってW杯に繋げてほしいです。

そういえば昨日、モウリーニョ本を読み返していたんですが、モウリーニョがレイリアという2部チームを率いていたときのエピソードでおもしろいと思ったところがありました。モウリーニョはレイリアでかなり「攻撃的な戦術」を起用していたみたいで、その「狙い」は「ビッククラブのスカウトに引き抜かれやすくするため」というニュアンスのことを言っていたのが印象的でした。なんで、ここでこんな話をしたかと言いますと、これは「代表チーム」においても同様だと思ったからです。W杯の試合は各クラブのスカウトが見ていると思うんですが、単純にいえば「この選手はうちのクラブの(システムで)使えるかどうか?」って視点で見ていると思うんです。もちろん中にはプレイなど見ないで選ぶクラブや「金目的」で選ぶ場合もあるかもしれませんが、ふつうなら「そのプレイ」を見て選ぶわけです。で、そのときに「チームがどういうスタイルのサッカー」をしているのかというのは、少なからず「スカウトの目」というか「選手の移籍」に影響を与えると思うわけですよ。昨年、中村俊輔がセルティックに移籍したわけですが、ストラガン監督は「コンフェデのプレイを見て」獲ったと言明してます。で、その移籍には、ジーコ日本代表が展開した「ポゼッションサッカー」というスタイルが影響したと言いたいわけです。ストラガンの頭には「セルティックでポゼッションサッカー」をしたいというのがあって、同じようなスタイルのジーコ日本代表にビビビと惹かれ、そのポゼッション攻撃を担う「キーマン」に惚れ込んだのではないかと。つまり「たまたま」ジーコ日本代表と今シーズンのセルティックのサッカースタイルが同じだったんではなくて、「必然」であったのではないかと。

て、なわけで、ドイツW杯というある意味「欧州クラブチームにとっての品評会」において、日本代表の選手の「評価」には、ジーコ日本代表の「ポゼッションサッカー」というスタイルが大きく影響するのではないかと。で、それは当然、ポゼッションサッカーを志向しているクラブの目に留まりやすいのではないかと言いたいわけです。もちろん、「活躍」しないと話にならないわけですがね。

■PART②:どうなるイングランド代表!? ルーニー召集問題とシステム変更の可能性!

 エリクソン監督は、ルーニーのケガから一夜明けた30日、はっきりと口にした。「何が起きても、ルーニーはW杯に連れて行く。なぜなら、彼がウェイン・ルーニーだからだ」。全幅の信頼を置くエースの離脱。それでも指揮官の頭から、ルーニーは消えなかった。「彼は、必要不可欠な選手。1次リーグがダメでも、1試合でも出られる可能性があれば、チームから外すなど考えられない」と話した。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060502-00000070-nks-spo
 「ドイツへ行けるよう最善を尽くすが、状態を問わず招集するという方針は、われわれの望むものではない」と話し、「全治6週間のルーニーが、8週間後の決勝トーナメントからならプレーできるという観測は狂気じみた夢だ」とも語った。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060502-00000062-jij-spo

イングランド代表について。ルーニー召集問題ですが、どうなるんでしょうかね? エリクソンの言うことも、ファーガソンの言うこともわかりますが、最終的にエリクソンがどういう選択をするのか注目です。正直、ルーニーの怪我はエリクソンにとって「痛い」わけですが、W杯はどう対処するんでしょうね? クラウチ&オーエンの2トップ? それとも「オーエン&デフォー」? もしくは「オーエン&ダレン・ベント」というのもあるかもしれませんが、オーエンを軸にという線は変わらないでしょう。個人的にはオーエンワントップのトップ下にジョーコールという「4-5-1」とかジョーコ-ル、オーエン、ショーンライトフィリップスの3トップの「4-3-3」とかも「あり」な気がするんですが、エリクソンがどういう采配をするのか注目したいです。ただベッカムの「中盤の底」起用は、さすがにやらないでしょうけどね。

ちなみにエリクソンとジーコのチームの作り方は似ていると思っているのですが、そう考えると「柳沢のドイツ召集」も間違いないというところ? 
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