W杯「ジーコ日本代表対クロアチア代表」雑感  ストライカー不在と4つのチャンスシーン

■プロローグ:ジーコの哲学ならば中村起用で正解だと思いますし、それは尊重したいと思いますが…

【日本0―0クロアチア】司令塔はもがき苦しんだ。4―4―2の2列目右サイドに入った中村は、猛暑のため、パスを受けてもスピードが上がらない。得意のセットプレーも不発。「今は次につながったと考えるしかない。最後の15分は(小笠原)満男と前線に残り、いいパスを出そうと思ったけどだめだった」。最後までプレイしたが、精彩を欠いた。
 初戦のオーストラリア戦で右太腿を打撲し、左足親指のつめも割れて半分はがれた状態。風邪で39度近い発熱もあった。本人は体調のことを聞かれても無言だったが、川淵キャプテンは「欠場してもおかしくなかった。先発を外さなかったジーコのメッセージを理解して頑張った」と称えた。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/19/03.html

ジーコは中村のコンディションは問題ないと思ったんでしょうか? それとも体調悪くても中村なら「何かしてくれる」と思い、彼に賭けたのでしょうか? それとも…。

あからさまな怪我と違って、「風邪」や「発熱」というのは選手を使うかどうかの判断は難しい気もしますが、選手が「熱あっても大丈夫」と気力を見せれば、やっぱ試合で使うのは間違いではない気はします。特にエースであり、キープレイヤーならば、簡単には外せないわけで。なので、この大事な一戦で、コンディションが万全でないながらエース中村を起用したジーコの意図はわかります。わかるのですが、私のような素人の考えでは、やっぱ使わない方がよかった気がするんですがねぇ…。

クロアチア戦の中村のパフォーマンスですが、やっぱコンディションに問題ありのように見えました。何度かいいプレイはありました。サイドで基点となっていましたし、前半の中田英のミドルシュートを呼んだドリブル勝負はよかったと思いましたし、後半の玉田へ出したスルーパスも見事だと思いました。がんばっていたとは思います。ただ…。やはり「2列目」&「10番」&「日本代表のエース」と考えると正直もの足りないと感じました。もっとミドルシュートや決定的なパスなど、ゴールに絡める仕事をしてもらいたいと思いました。で、本調子ならもっと「できたのではないか」と思ってますし、本調子でないならば「小野」のほうがよかった気もしてます。まぁ、すべてが結果論ですし、タラレバの話です。発熱していても中村がゴール決めればジーコの采配は「英断」になるんでしょうし、小野を使ってダメなら「熱あっても中村を起用すべきだった」なんてことになるんでしょうが、私はコンディションの悪い中村よりも、小野への変更であったと思っています。まぁ難しい判断だと思いますし、所詮は素人的な判断な気がします。ジーコの哲学ならば中村起用で正解だと思いますし、それは尊重したいと思います。アジアW杯予選で熱ある山田を起用したのもしかり、フランスW杯で発作起したロナウドを起用したのもしかり(これはジーコの所存ではないかもしれませんが)。

■ジーコ日本代表の守備について:クロアチアを無失点に抑えたのはサプライズでもなんでもない!?

というわけでクロアチア戦について。まず中村の起用法について書きましたが、それを抜きにしてもドローと言う結果は正直もの足りない気がしてます。充分に勝てた試合だったと個人的には思っているんですよね。確かに前半PK取られて、川口のファインセーブに救われたところもあったと思います。クラニチャルのバー直撃のミドルには肝を冷やしました。ただ結果的にはクロアチアを無失点に抑えるわけですが、これはサプライズでもなんでもないと思っています。予想の範囲内のことであると。クロアチアは基本リアクションサッカーのチームであると思ってましたので、そういうチームは日本代表のような、いわゆる「最終ラインをあまり上げない現実的な守備」にはあまりチャンスは作れないだろうと思っていたんですよね。まぁ、それでもやられる時はやられるんでしょうが、この試合での日本代表の守備はよかったと思ってます。2トップ&両WBはしっかりと抑えることができていたと思いましたし、ボランチ2人がしっかりとバイタルエリアもしっかりとケアしいていたのもすばらしかったと思いました。まぁ前半、福西がクラニツァールにやられていた場面もありましたが、そこはしっかりと後半に修正していましたし、守備については充分に合格点を与えることができる内容だったと思っています。

■ジーコ日本代表の攻撃について:4つの決定的なシーンから振り返るクロアチア戦

攻撃について。惜しいチャンスは4回くらいでしたでしょうか? そこで決めきれないのが、今の日本代表の力と言ってしまえばそれまでかもしれませんが…。振り返ってみます。

■ジーコ日本代表の攻撃について①:前半16分のポゼッションでのパス回しからの右サイドの崩し

まずは、前半16分のシーンから。この試合で一番いい攻撃だったと思ってますが、中盤でのボール回しから右サイドを崩して、加地がオフサイドラインギリギリを突破。サイドから切れ込んでセンタリングを入れて2列目から飛び込んだ小笠原に合わせるも、惜しくもシュート打てずというシーンがそれでした。この攻撃で何がすばらしかったって、「ポゼッションから崩した」ところです。親善試合のイングランド戦での小野のゴールを髣髴させるような「つなぎ」からの崩しでした。何本くらいパスをつないでますかね? 最初は中田英を中心に左サイドでパスを回していたんですが、そこからサイドチェンジして右サイドで中澤の攻め上がりを交えてボールキープ。で、中田英が流れの中から左から右サイドに流れてきて、最終ラインあたりでパスを受けて一度、最後尾の宮本までボールを戻して「攻め直して」いるんですよね。で、宮本から再び遅攻を開始して、中田英がパスを受けてここからスピードアップして右サイド前線に位置していた柳沢へクサビパス。このパスで柳沢が前線で基点となって、クロアチアの最終ラインの裏へ「スペースができます」。ここを「加地のオフザボールの動き」&「柳沢のスルーパス」で見事に崩したところが、まずすばらしかった。



                    ○GK


                   ※このスペースをサイドバックが狙う
                                       ↑
        ○DF         ○DF         ○DF   ●加地
                               
                                 ●柳沢
(基点)

ここでの加地の積極的なポジション取りを評価したいですね。「BOX4-4-2」に置けるサイドからの崩しには、当然サイドバック攻撃参加はポイントなワケですが、それは簡単なようで難しいわけで。この場面での加地のポジショニング&オフザボールの動きは本当にすばらしいものであったと思ってます。で、そのままドリブルで持ち込んでエグって、センタリングを「2列目の小笠原に合わせた」ところも評価したいです。FWに合わすよりも、私には「ゴールへの明確なイメージ」を感じましたんで! 

ただし残念ながら、その「イメージ」というか危機をクロアチアのスルナ(たぶん)も感じ取っていたんですよね…。小笠原の2列目からの飛び出しをキチンとケアしてました。この後方から戻って小笠原をマークしてシュートを打たせなかったスルナの守備は敵ながらすばらしかったと思います。よく戻ったと。小笠原の飛び込みも、加地の選択は悪くなかったと思いますが、それをケアしたクロアチアの守備がすばらしかった&評価されるべきだと思う次第です。まぁ攻撃はアレですが、クロアチア代表の守備はすばらしいんですよね。守備の意識が高いし、人に強いし。

というわけで、「ポゼッションからの崩し」「加地のサイド突破&センタリング判断」「小笠原の飛び込み」と攻撃の形は申し分なかったんですが、クロアチアの最後のことろの「しぶとい」守備にしてやられたというシーンでした。本当に惜しかったです。

■ジーコ日本代表の攻撃について②:前半36分の中田英のミドルシュート!

この試合ミドルシュートは間違いなくポイントでしたが、この中田英のミドルはすばらしかったと思いました。中村が右サイドからドリブルで切れ込んで、相手DFに当たって(?)こぼれたボールを、中田英がそのままミドル。シュートの威力&コースともすばらしかったと思いましたが、それ以上に相手GKの守備がすばらしかったというところでしょうか。この試合、小笠原、サントス、高原、稲本がミドル打ってますが、この中田英のローマ時代を髣髴させるミドルシュートが一番可能性を感じさせてくれたのは間違いないところでしょう。こういうシュートは今後もどんどん狙ってほしいです。クラブでも代表でも。

「前半は日本のリズムでボールを回せたが、後半は相手のペースで回された。リズムの緩急をつけられなくて残念。正直、勝てる試合をもう1度落としたなという感じ。大きな(勝ち点の)マイナス2だと思う」。試合後、ベストプレーヤーに贈られるマン・オブ・ザ・マッチに選ばれても、素直に喜べるはずもなかった。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/19/02.html

ちなみに中田英はこの試合でのマン・オブ・ザ・マッチだったみたいですね。私も中田英のこの試合でのプレイはすばらしかったと思いましたが、何がすばらしかったってこのミドルもそうですが、それ以上に「守備意識の高さ」を上げたいですね。後半、クロアチアにカウンターから右サイドを崩され、センタリングをクラニツァールに中央で合わせられるシーンがありましたが、このとき中田英は危機を察知してクラニツァールをマークして追って守備しているんですよね。結果的にその「戻り」がクラニツァールのシュートミスを誘ったと思っているのですが、このような「人に対応した」守備の意識がすばらしかったと思いました。正直、ボルトンや代表でのパフォーマンスから中田英ボランチは「守備での不安」があると思っていたのですが、この試合でのパフォーマンスはすばらしかったですね。あと、もう1つ「いい意味で裏切られた」というか評価したいのが、上のコメントで「リズムの緩急」について言っていることです。正直、私は、中田英はそういう「緩急つけるスタイル=ポゼッションからの崩し」ができないというか、好みでないと思っていたところがありましたジーコのやりたいサッカーを実践できないのではないかとさえ、思っていたんですよね。ですが、このコメントからすると、それはどうやら間違いであったようです。まぁ「考える」ことと「実際にできること」は別かもしれませんが、この試合でポゼッションサッカーをやろうとしていたその姿勢は評価したいですね。

■ジーコ日本代表の攻撃について③:後半6分の加地のワンツー突破&柳沢のシュート!

決定機を外した柳沢は神妙な表情で口を開いた。「インサイドで蹴っていれば違う結果になったかもしれない。一瞬の判断ができなかった」。決めなければならない場面だった。後半6分、ゴール前左でフリーとなり、右サイドの加地からのラストパスを受けた。流し込めば得点が生まれる絶好のチャンス。だが、右アウトサイドでGKプレティコサの股抜きを狙ったシュートはゴール右へ外れた。相手の守備陣を崩した決定的な場面で位置取りも完ぺきだっただけに、悔やんでも悔やみきれないシュートミスだった。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/19/05.html

本当に決定的な場面でしたが、パスミスでなくシュートミスだったんですね(笑)。まぁ難しいシュートであったと思いますが、柳沢の体の向きがゴールの方向を向いてなかったのでもしかして「加地にリターンパス?」とか思っていたんですが、さすがにそれはありえませんよね。失礼しました。ただ、私はふだんから柳沢がシュート打たないことに苦言を呈しているんですが、そういう「普段からのシュートの意識の少なさ」「ゴールへの感覚のなさ」が、柳沢の言う「一瞬の判断ミス」を引き起こした気がするんですよね。厳しい意見かもしれませんが。古い話で恐縮ですが、日韓W杯決勝でのロナウドの「トゥーキックでの決勝ゴール」は当時話題になったわけですが、その「トゥーキック」を選択したのもロナウドの一瞬の判断だと思うわけです。インサイドよりもトゥーのが「ゴールになる」という一瞬の判断。これは判断というより習慣や本能に近いのかも知れませんが、そういう「習慣や本能」みたいなものが柳沢に欠けている気がした次第です。もちろん、柳沢だってこれまですばらしいゴールを上げてきているすばらしいストライカーなわけですし、この1つのミスをもってすべてを否定するのは間違いであるとは思いますが、このシーンではキチンと決めてほしかったですね。

■ジーコ日本代表の攻撃について④:後半33分の中村スルーパス&玉田抜け出し&センタリング!

自分が(玉田との)ワンツーをミスしたけれど、玉田が入ってきて良くなった。誰かの一番いいところを出して、それに次の人が連動していけば、絶対に崩せるんだけれど、そこまでいかなかった。ずば抜けた選手がいるわけではないから、そういうプレイをしないといけない。今日は、1つが良くても2つ目(のプレー)がダメとか、2つできても3つ目がダメというのが、すごく多かった。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200606/at00009552.html

このシーンは、まさに中村の言う玉田の良さが出た気がしました。この時間帯、クロアチアは4バックだった気がするんですが、クロアチアのDF最終ラインはバラバラな場合が多かったんですよね。小笠原が中央でボールをキープして左サイドの中村へパスするのですが、小笠原が中村へパスした瞬間に前線の玉田が左サイドのスペースへ「動き出して」ました。



                       ○GK

                           ○DF
                  ●玉田
                     ↑
    ○SB         ○DF  ↑      ●高原        ○SB

       (↑ダイレクトで玉田へスルーパス)
       ●中村                 
          
 
             (←中村へパス)●小笠原

玉田の「オフザボールの動き」に反応した中村がダイレクトで前方ヘスルーパス出すんですが、これがクロアチアのラインコントロールミスでオンサイドとなり玉田が左サイドを突破。GKと1対1になりますが…、またしてもシュートミスでチャンスを潰してしまいます。

FW玉田が絶好の決定的チャンスを逃した。柳沢との交代で後半16分から途中出場し、W杯初出場。同33分にはゴール左前まで突破したが、左足のシュートが強く打てずにクリアされた。「あれはシュートミス。自分で決めてやるぞと思っていたので、満足してない」と硬い表情で振り返った。猛暑の影響で相手DF陣の動きが鈍くなったが、持ち前のスピードを生かせなかった。http://germany2006.nikkansports.com/paper/p-sc-tp4-20060619-0046.html

絶好のチャンスでしたが、焦ってしまったんでしょうかね? まぁシュートを狙ったのなら、その選択は正しいと思いますが、ならば枠に飛ばしてほしかったというのが正直なところです。ちなみにチェルシーのダフ曰く、サイドから抜け出してシュート打つ場合は、「ニアをぶち抜く」のがモウリーニョの教えらしいですが、あの場面ではニアもファーもへったくれもない感じだったのでしょうかねぇ? 完全に「崩していた」だけに残念なシーンでした。

■総括:ストライカー不在でも、ストライカーがいないと成り立たないサッカーを支持したいです

以上4つの惜しいシーンを振り返ってみましたが、このうちどれか決めてほしかったというのが正直な気持ちです。特に後半の柳沢&玉田のシュートは超決定的な場面であったと言えると思うのですが、ここで枠にもシュートを飛ばせなかったのは残念でしたし、これが今の日本代表の現状だと思ってしまいました。暑かったのでコンディションに問題があってシュートミスにつながったのかもしれません。またオーストラリアもクロアチアもDFが固かったと思いますし、FWが仕事する&ゴール上げるのは難しかったとは思います。ですが、それをわかっていてもFWの決定力の無さは残念でしたし、W杯で勝つためにはFWの決定力が必要であると改めて思ってしまいました。

われわれの問題は確かにある。日本がチャンスを作れていなかったら心配するが、そこは心配ない。日本はチャンスを作れている。ゴール直前まで正しいことをすべてやっているのに、最後までいけなかった。それが足りなかった部分。皆がゴールをできるわけではない。われわれもボールをゴールネットに入れることができなかった。チャンスは作るが、ゴールを決められない。毎日私は日本のチームで取り組んできた。練習を共にしてきた。しかしこの本番になって、本当の結果が出せなかった。そうすると、やはり平常心でなくなることがある。悲しいことだ。いい選手が育っている。質の高い選手が育っている。やるべきことは分かっている。しかし、本番ではゴールができない。それならそれでやり続けるしかない。正しくなるまでやり続けるしかない。そして個人のためにも、チームのためにも、常によくなろうと努力しなければいけない。しかし、サッカー界にストライカーは一握りしかいない。それだけストライカー(が育つの)は難しいということだ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200606/at00009535.html

ジーコが言うとおり「サッカー界にストライカーは一握りしかいない」のでしょう。で確かに今の日本には「本物のストライカー」はいないんでしょう。でストライカーがいないならば、それを踏まえたスタイルで戦う方法もあるのかもしれませんし、その方が勝てる可能性があるのかもしれません(例えばトリニダード・ドバコみたいなスタイルで戦うとか)。

で、この試合に勝てなかった原因を「守備組織のなさ」「前線からのプレッシング」「最終ラインの高さ」と捉えている方もいるかもしれませんが、そういう考え方もわかりますし今の日本代表にはそのようなやり方のほうが勝てる気もします。ただクロアチア戦を終えて、私は「本物のストライカー」がいなくても、それを承知の上で「ストライカーがいないと成り立たないサッカー」をやり続けるべきだと思ってしまいました。時間が掛かるかもしれませんが、やっぱそれを避けて通るべきではないと思うからです。

「正しくなるまでやり続けるしかない。そして個人のためにも、チームのためにも、常によくなろうと努力しなければいけない。」byジーコ

■おまけ:中田英が言う「後半は相手のペースで回された」件について

最後に中田英が言う「前半は日本のリズムでボールを回せたが、後半は相手のペースで回された」件について。これって、要はクロアチアのペースでやられたというか自滅&ミスが多かっただけだと思います。つまり後半30過ぎくらいにクロアチアに引かれてパスミスしてインターセプトをされまくったことを指していると思うのですが、あの時間帯のボールを取られてカウンターをくらうやられ方は、ほんとまずい戦い方だと思いました。まぁ日本は1点ほしくて無理して攻めて「クロアチアの戦術」にはまったというところなんでしょうが、もっとサイドチェンジしたりDFラインでちんたらボール回してもよかったかもしれません。クロアチア守備陣を誘き出すボール回しとでも言いますか。まs、そういう「余裕」はなかったんですが、急がば回れって言葉があるように、あそこでは急ぐ必要はありませんでしたね。にしても、後半クロアチアが引いてくるとは思ってませんでした。まぁそれがスタイルなんでしょうし、暑さにやられて仕方なく引いたのかもしれませんが、あれで勝ち点3を取れると思っていたんでしょうかね? 不思議です。旧ユーゴ勢が今大会イマイチに見えるのは、そのサッカースタイルな気がするのですが、そこあたりオシム氏はどう思っているのでしょうかね? 聞いてみたいところです。
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