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zoom RSS ジーコ日本代表W杯プレビュー「対ブラジル代表」  3ゴール奪うためのイメージトレーニング

<<   作成日時 : 2006/06/21 20:40   >>

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■ブラジルが2点差つけられて負けた試合があるのをご存知ですか?

いよいよ迎えるブラジルとの最終戦。決勝トーナメントに進むためには何はともあれ「2点差以上の勝利」が必要ですが、実はブラジルが2点差つけられて負けた試合があるのをご存知ですか? 2005年6月に行われたW杯南米予選の対アルゼンチン戦がそれです。その時に私が書いたレビューがこれ。

この試合、2得点決めたクレスポがやはりMVPでしょう。ブラジルの守備はルシオが出場停止で、変わって入ったロッキ・ジュニオールの出来がイマイチだったということもあったと思いますが、それを差し引いても見事な2得点だったと思います。シュートはもちろん、ボールのないところでの動きがすばらしい。コンディションのよさの影響もあったと思いますが、左サイドに一度消えて中央に自ら「スペース」を作り、その「空けたスペース」をうまく使っていたという印象がありました。「自分が空けたスペースにボールをくれれば得点するから、そこにパスを出せ!」という感じでしょうか。まさにELGOLAZOで金田氏が言っていた「FWが主語」となったプレイと感じました。クレスポのこの、最後のフィニッシュ(シュートを打つ)を考えた動きによって、パスを出す選手&クレスポが「シュートを打つまでの同じイメージ」を持てたと言いますか。FWにはシュートを決める「決定力」がもちろん一番大事だと思いますが、そのための「ボールを持っていないときの動き」や「シュートを決めるまでのイメージ」を持つことも重要なわけです。http://doroguba.at.webry.info/200506/article_12.html

クレスポの2ゴールとリケルメのミドルで合わせて3得点。

そういえば、この試合ブラジルはCBのルッシオがいなかったんですよね。で代役が当時「唯一の穴」と思われていたロッキジュニオールで、その名称にふさわしいプレイでアルゼンチンに3ゴール献上しているのですが(笑)、結局、ドイツW杯には選ばれなかったわけで……。

アルゼンチンだから3ゴール取れたのかもしれませんし、ブラジル唯一の穴だったロッキジュニールだったから3ゴール生まれたのかもしれませんが、まぁ言いたいことは「現実的にブラジルが2点差付けられて負けた試合がある」ということです。で、ジーコ日本代表だってそうできる可能性はゼロではないと言いたいわけです。もちろん簡単な話ではありませんし、現実的には非常に難しいことであると思いますがね。というわけでアルゼンチンのやり方を元に、ブラジルから2ゴール奪うための攻略法を考えてみました。

■ブラジル攻略法@:センターバックの裏のスペースをFWが狙え!

まずは、「センターバックの裏のスペース」を狙うことですかね。カフー、ロベカル、シシーニョと攻撃的サイドバックを有するブラジルの攻略は、そのサイドバックが上がった裏のスペース「サイドバックの裏」を突くのがセオリーなのかもしれませんし、それは当然狙うべきだと思うのですが、今のジーコ日本代表ではそこを攻略してもゴールできない気がしてます。サイドを崩してセンタリング上げても、FWがシュート打てない&打てたとしても決まらない気がするとでもいいますか。それよりも「センターバックの裏」ですよ。イメージは上で紹介したクレスポの1点目であり、コンフェデギリシャ戦の大黒のゴールです。これを実現するためにはブラジルに対してポゼッションで上回る必要があります。ボールを支配してパスを回して中盤を支配し、ブラジルのサイドバックを「低い位置」に下げさせる必要があるからです。ブラジルのサイドバックを下げさせて、最終ラインのコントロールを不能にさせる。日本代表のFWがサイドに流れてブラジルのサイドバックに逆マークさせ、そこから「斜め前方」にオフザボールの動きをしてブラジルのCBの裏でボールをもらってシュート。こんなイメージです。クレスポとかトレセゲがよく見せるプレイですが、これを日本代表FW陣に期待したいですね。高原でも柳沢でも大黒でも玉田でも巻でもいいですから。



【ブラジルのセンターバックの裏を大黒が狙う図】
   SB○シシーニョ          ※このスペ−スを狙う

       FW●大黒(など)→→   (スルーパス)
                CB○クリス  ↑ CB○ルイゾン     SB○ジウベルト
                         ↑  
                       ●中村
                      (小野)      ↑
                               ●中田英

で、この攻撃を成功させるためには、当然パスの出し手が必要になります。ブラジルのCBの裏のスペースへ「ちょうどいいパス」を出せる人。この役回りは中村、小野あたり? もしくは、この2人を経由して後方から中田英が狙うというのもありかもしれません。そのためには、中村や小野がバイタルエリアで前を向いてボールを捌ける形を作る必要があります。エクアドル戦のドイツの2点目のアシストをしたバラックみたいな状態といえばわかりやすいでしょうか? パスを回してそういう状態を作るもよし、高い位置からの守備でインターセプトしてそういう形を作るもよしです。で、中村なり小野がバイタルエリアで前を向いてボールを持てれば、ブラジルの最終ラインは乱れると思ってます。大黒がサイドに流れて中に入る動きをみせれば、サイドバックがポツリと最終ラインに取り残されるケースが出てくるハズです。

■ブラジル攻略法A:センターバックをサイドにおびき寄せてミドルシュートを狙え!

続いてはミドルシュート。これも基本はボールポゼッションがポイントです。ボールを回してブラジルDFを散乱させ中央を薄くしてミドルを狙うが基本でしょう。2トップの1人がブラジルのセンターバックをサイドに連れ出すことが必要かもしれません。ブラジルは当然、ボランチが中央の空いたスペースをケアするのでしょうが、そうなると中田英がフリーでパスをもらえるハズです。



【ブラジルのCBをサイドに連れ出す図】
      ●大黒  ○CBクリス←                         
                               ○CBルイゾン
                
                  ○MFジウベウトシウウバ 
                  ↑        ●中村

                      ●中田英

小笠原でもサントスでも加地でもOKです。もちろん一番いいのは中村だと思いますが、コンフェデで見せてくれたような思い切りのよいミドルシュートは今回も有効であると思いますし、ぜひ決めてもらいたいですね。

■ブラジル攻略法B:セットプレイからゴールを狙え!

最後はセットプレイ。本来なら日本代表の十八番のはずですが、残念ながらW杯では不発です。中村のキックが当たってないのが気になりますが、本調子ならきっと決めてくれるでしょう。そのためにはペナルティエリア周辺でファウルをもらうこと。ファウルもらうためには、FWやMFのドリブル勝負が必要になる気もします。大黒でも玉田でも、小笠原でも誰でもOKです。

徹底したシュート練習を行った20日は、そんな不安を打ち消すように鋭い弾道を何度も描いた。「決めることだけに集中できた。しっかりボールをとらえていたし、やっと感触がわかった」と手応えもあった様子。チームドクターには「福島(Jヴィレッジ)から通して、今日が一番コンディションがいい」と明るく話し、状況は上向きだ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060621-00000049-kyodo_sp-spo.html

■ゲームプラン:ともかくボールポゼッションで上回る&高い位置からのプレッシングが基本! 引いてはダメでしょう!

以上の3つの形で3ゴールできれば、もう言うことなしですが…。えっ? 2点でOK? いやいや3点必要なんです。だってブラジルを無得点で押さえることができると思いますか? それはもう至難の業ですから、1ゴール取られるのは覚悟のうえで臨むべきだと思います。で、試合全体を通しての戦い方ですが、上で書いたとおり、とにかく「ボールポゼッション」することが必要となります。ボールを回して、ブラジルのサイドバックを上げさせないことは必須だと思うわけです。言うのは簡単ですが、現実問題としてブラジル相手に「ボールポゼッション」で上回るのは、至難の業です。ボールをすぐに奪われてしまうかもしれませんし、逆にブラジルにボールポゼッションを許してしまうかもしれません。そうなったら、もう前線から厳しいプレッシングで奪い行くのみです。ブラジル相手に「引いたプレッシング」は危険ですし通用しません。ペナルティエリア周辺で個人技で崩されたらお手上げすし、シュートの達人がゴロゴロいます。ジュニーニョ・ペルナンブカーノなんていうとんでもないシュート打つ選手に対しては、引いて守るべきではないと思うからです。もちろんケースバイケースですが、この試合ではトルシエ日本代表の頃の高い位置からのプレッシングで、ハーフウェイラインあたりからビシビシと当たっていくのが吉だと思います。最終ラインはそれに伴い高くして、裏を狙われたら坪井の戻るスピードに賭けるくらいのリスクを負った守備が必要だと思ってます。で、ボールを奪ったら基本は「ポゼッション」。ハーフカウンターからゴール狙えるなら狙うべきだと思いますが、逆にすぐに奪われて「逆カウンター」を食らうのが一番危険ですから。コンフェデの時みたいにCK崩れからブラジルにカウンターを食らわないように注意する必要もあると思いますが、とにかくなるべく高い位置でブラジル攻撃陣を潰すこと。これがポイントでしょう。先制点がほしいですね。それも前半に。そういう展開になれば追加点も狙えると思うので、ぜひとも先取点が必要です。コンフェデでは幻と終わってしまいましたが、今度こそ先取点狙ってはどうでしょうか、加地さん????

 日本がブラジル戦で2点差以上で勝った上で、クロアチア−豪州戦の結果による。
(1)豪州勝利→豪州が突破
(2)引き分け
0−0→日本3−1以上で突破
1−1→日本4−2以上で突破
 以下豪州の得点が増えるとともに日本の得点も上積みが必要
(3)クロアチア勝利
1−0、2−1→日本2−0以上で突破
 日本はクロアチアを上回る点差でかつ同国と同得点以上が必要。クロアチア3−2、日本2−0の場合などは数字上並び抽選。(時事)
http://sports.nifty.com/cs/headline/details/sc-ji-21F582KIJ/1.htm

もしかして、4点必要?? ……。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ドルトムント ウェストファーレン 2−0ブラジルの再現を!!
そこはブラジルが’74年蘭に葬り去られたのと同じ場所です。あの夢のようだった試合と同じ相手と日本が戦えるとはそれだけでも感激です。キーはあの時と同じ前からのプレッシングとダイレクトプレーです。選手をはじめすべての現地の皆様の健闘を祈ります。

Mario
2006/06/21 22:54
まあ、2−0が理想でしょうね。途中交代で大黒を入れてルッシオにいやーな記憶を思い出させて欲しい。二度通じるかは不明ですが。
くそったれオーストラリアはクロアチアが潰してくれると信じています。
しかし、ジュニーニョ・ベルナンブカーノのFKは日本戦より前に見たかったよー。ロナウド・ロビーニョ・カカ相手にPA付近でのファール厳禁はかなり厳しいですね……
RR
2006/06/22 19:22
CBの裏を突くイメージは、分かりますね。クロアチア、オーストラリア戦でも中央から危ういシーンはあったので、スピードがあるとも思えませんし。

また、私も引いたプレッシングは危険だと思います。まだ調子が上がっていない感じ?とはいえ、ブラジルの得意の形の1つがゴール中央でのダイレクトプレーにより2〜3の短いパス回しですし・・・

あと、前半20分が“凌ぎ時”となると思います。裏を返せば、カウンターで得点を取れるチャンスもあるわけで・・・裏腹ですが。
明日の朝は、バリッと起きます!本当、奇跡みたいな勝利が必要ですが、決勝Tでイタリアかチェコ、ガーナ辺りと本気の試合が見たいですもん。
こんばんは
2006/06/22 20:26
>Marioさんへ
やっぱ「前からのプレッシング」でしたよね、この試合は。なんで、そうしなかったんでしょうかね? コンフェデで戦った経験があるにも関わらず。作戦負けです。
>RRさんへ
残念でした。「ジュニーニョ・ベルナンブカーノ」のFKでなくミドルにやられました。別に驚きではないですが、あまりに警戒しなすぎでしたね。
>こんばんわさんへ
「引いたプレッシング」してしまいました。やるなら、もっと徹底してほしかった。先制点まではよかったんですがねぇ。
doroguba
2006/06/23 18:10
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