W杯「イタリア対オーストラリア」雑感&優勝予想!?

■PART①:イタリアの守備はすばらしかった!?

この試合での湯浅は、イタリアの守備に舌鼓を打っていましたよ。とても素晴らしいと思っていたのです。まず何といっても、1対1に抜群に強い。対峙した相手の次のプレイを読み透かしていると感じます。そして、スッと、相手のアクションを先読みしてボールと相手との間に身体を入れてボールを奪い返してしまうのです。また、ボールがないところでの忠実で「クレバー」なマーキングも秀逸です。  とはいっても、やはりイタリアの堅牢守備ブロックの絶対的なベースは、忠実でダイナミックなチェイス&チェック。グラウンドの至るところで、イタリア選手たちが全力ダッシュで相手を追いかけたり、ボールホルダー(次のパスレシーバー)にプレッシャーを掛けるのです。 http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_3.folder/06_wm_36.html

湯浅氏に同意です。この試合のイタリアの守備はすばらしかったと思いました。このところユーベやミランなどイタリアのクラブチームのパフォーマンスを見て、以前のような「カテナチオの精神」は消えたのかなんて思っていたんですが、そんなことはなかったみたいです。イタリアはイタリアでした。「守備の文化」を持ってます。

この試合、後半早々にマテラッティが退場となり10人での戦いを強いられるんですが、そこからの試合運びが特に見事でした。イタリアらしかった。ゴールできなくとも相手にゴールさせないサッカーへのシフトとでも言いますか。これって簡単にみえて非常に難しいんですよね。日本なんかは到底真似できない芸当だと思うんですが、攻撃的になったといわれている今回のリッピ監督率いるイタリア代表は何の違和感もなく自然にこなしてました。で、試合的には、この「カテナチオ」のイタリア対「ヒディンクの頭脳」という戦いがなかなか興味深かったんですが、ヒディンクは延長戦まで考えていたんでしょうかね? アロイージを後半80分に出しましたが、交代のカードはその1枚。90分で3枚の交代策すべてを使うことはありませんでした。対するイタリアのリッピ監督の采配。マテラッティ退場ですぐにFWトーニに代えてCBバルザーリを投入するんですが、色気を出さずにイアクインタのワントップの「カウンタースタイル」へ変更した現実的な采配は見事でした。チェコのブルックナーみたいにDFが減っても攻撃的にいって勝利を目指すやり方もあったと思うんですが、そんなリスクを冒す戦いを選択しなかったのはサスガだと思いました。ともかく優先順位は「守ること」。勝利よりも失点しないことが第一! 最悪PK戦で勝てばOK!? 守備的でつまらないと思う人もいるかもしれませんが、私はこういう現実的なサッカーも評価したいですね。で、そういうサッカーが選択出来るのも「守備に自信があるから」だと思うんですが、そのメンタリティがすごいと思ってしまうんですよね。

「いいプレイができたと思うけど、チェコ戦ほど仕事があったわけじゃない。オーストラリアにチャンスがあった時はしっかりと備えることができた。今日の試合で誰が一番良かったか決めるのは難しい。今は疲れている。こういう試合は、GKにとって神経面で死ぬほどストレスがかかる。でも、今回はゴールを奪われると思ったことは一秒たりともなかった。明らかに危ない場面はわずかだった。
 トッティがPKを蹴った時は、勇気を持って見ることができた。最高のシュートだったと思う。彼のような冷静な選手がいると分かっているから、僕も落ち着いてプレイすることができた」http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060627-00000016-spnavi-spo

「ゴールを奪われると思ったことは一秒たりともなかった」とブッフォンが言ってますが、こういう自信が「カテナチオ」を作っているのかなぁなんて思ったりしてます。この自信についてはモウリーニョも何かで言ってましたが、技術技術のみならず「メンタルも重要」なのは攻撃でも守備でもいっしょですね。

で、試合は後半ロスタイムのトッティのPKで決まるわけですが、PKは厳しい判定だったなぁ。私にはファウルには見えませんでしたが、まぁあのシーンで「ドリブル勝負」したグロッソがすばらしかったというところでしょうかね? 闇雲にセンタリング上げずに勝負したからこそPKとなったわけで、そのプレイを褒めたいです。あーぁ、日本代表も初戦で駒野もグロッソみたいに勝負していれば…、って勝負して引っ掛けられたんじゃん(笑)。まぁそれは置いておいてイタリア。この勝利で波に乗りますかね? 今後の戦いに注目です。

■PART②:優勝予想!?

コメント欄にて私の優勝予想について聞かれました。実は以前に書いたこちらの優勝予想と同じなんですが、この4チームから1つ選ぶとなると難しいですね。なんとなくイタリアの匂いがするんですが、個人的な趣味で優勝はイングランドと予想させていただきます。ポルトガルも応援しているんで、正直、次のイングランド対ポルトガル戦はどちらが勝ってもうれしいですし、どちらが負けても辛いのですが。で、現実的に考えるとアルゼンチン、ブラジルの南米勢という線も「あり」ですよね。アルゼンチンは内容もいいですし、ドイツを倒せばいけるかもしれません。ブラジルは…まぁふつうに強いでからね。開催国ドイツだって可能性はあると思いますし、スペインやフランスだって…。まぁここまできたら実力よりも「運」な気もします。ただ、その「運」をつかみとるために必要なのが「スペシャルな個」だったり「大胆な采配」だったりするんですよね。そういう選手や監督がいるチームと言えば…?
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