どうなる日本代表!?  オシムが選択する「道」と、日本代表が選択する「道」についての一考察

■オシムが帰国! 千葉ファンの気持ちはわかりますが、最終的にどちらに転ぶにせよ「選択する」のは本人の意思!?

≪残留希望のファン集まる≫成田空港ではオシム監督の残留を求める千葉のファンが早朝にもかかわらず数十人、チームのユニホームやマフラーを身に着けて集まった。ドイツ語で「ジェフで僕たちとチャンピオンになろう」と書いた横断幕を掲げた男性は「日本サッカー協会のやり方はおかしい」と抗議した。
 オシム監督の引き抜きともとれる日本協会のやり方に不満は高まっている様子。「W杯敗退の総括すらまともにできない日本サッカー協会におれたちのオシムは渡せない」とのメッセージを掲げる男性もいた。http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20060629009.html
<p>千葉のファンの想いはわかります。だって、もしモウリーニョがイングランド代表の監督になると言ったら、そりゃ悲しいですよ。まぁ、今モウリーニョがチェルシー辞めるとは思えないし、ましてや代表チームなんぞに引きにかれることはありえないと思ってますが、スペインとかイタリアの某クラブから引っこ抜かれたらそりゃ悲しいですよ。ただ、まぁ仮にそういうことがあったとしても、私は悲しみはしますが、怒れはしません。モウリーニョの選択は尊重したいですし、彼のライフプラン(?)に関しては文句言う筋合いはないと思ってます。もちろん、そのタイミングや「やり方」にもよると思いますが、本人がそうしたいと思うならしかたがないと思うんですよね。って、話はモウリーニョでなくオシムなんですが、この移籍話が最終的にどちらに転ぶにせよ「選択する」のは本人の意思なわけです。その選択の理由はいろいろあると思いますが、「金? やりがい? 家族の問題?などなど」、どれにしようと決めるのは本人なわけです。協会のやり方が汚いとかはあるかもしれませんが、それでも選ぶのは本人。本人が興味ないなら「NO」と言えばいいわけですから。要は「協会のやり方」と「オシムの意向」をひっくるめて考えてはいけないと言いたいだけです。

■トルシエ、ジーコの「海外への薦め」政策から方向転換!? 重要なのはレギュラーであるということ!?

さて、一方で「オシム日本代表」の、こんな具体的なニュースも出てきてますね。
2010年の南アフリカ大会へ向けて、MF中田英、中村らが30歳代に突入するため、この4年間で世代交代を推し進めなければならない。育成、発掘を掲げるオシム氏は4年後をにらみ、名前や実績にとらわれず、実力で選ぶ方針だ。
 同委員長によると、選考基準については千葉に倣って「走れる」「蹴れる」「闘争心」の3点が重要視されるという。オシム・ジャパンの初陣は8・9(国立)だが、ベスト布陣が整うのは、国際Aマッチデーの8・16イエメン戦(新潟)になる。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060629-00000017-spnavi_ot-spo.html
新生日本代表のコーチに元広島監督の小野剛氏(43)が急浮上していることが28日、分かった。日本協会関係者は「反町氏以外にも、日本人コーチが入る可能性がある」と話した。協会側は若手育成に定評のある人材を数人リストアップしており、その最有力候補に小野氏が挙がっている。当初アシスタントコーチには次期五輪代表監督の反町康治氏(42)のみを起用する方針だったが、次期日本代表監督が決定的なオシム監督が「日本人コーチを置いてほしい」との希望を持ち、反町氏が五輪代表との日程重複でA代表を抜ける期間もあるためコーチ2人制に切り替えた。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/06/29/03.html
強化構想を初激白だ。オシム氏は自宅のある当地でサンケイスポーツの単独インタビューに応じ、監督就任決定を前に日本代表への展望を初めて語った。この日、オーストリア・グラーツ空港から空路でドイツ・フランクフルトを経て日本へ向かった同氏の新生ジャパン構想に、ジーコ監督が選んだW杯メンバーには名前のなかった男の存在があった。
「欧州クラブに所属している日本選手は、みなプレーできてない。松井を例外としてね。彼はルマンでレギュラーだ。彼のプレーはテレビでよくチェックしている」
松井大輔-。今季いっぱい監督契約のあるJ1千葉との関係を考え、日本協会からの監督就任要請への即答を避けているオシム氏が、禁断を解いて口にした代表候補の個人名だ。サンケイスポーツの「中田英らは今後も日本代表の中心となるのか」との問いに対し、「Why not?(なぜ中心にならないことがあるのか)」と現在の中心選手に敬意は払いつつも、「彼らはビッグネームだが、クラブではレギュラーでない。日本ではスターの選手も、試合の空気を吸えていない。若くて常にレギュラーの選手とどちらがいいだろうか?」と指摘し、松井の名を挙げた。http://www.sanspo.com/soccer/top/st200606/st2006062901.html

まぁ飛ばし記事のところもあると思うんで話半分で聞いたほうがいいと思うのですが、興味深いコメントがいくつか出てきてます。まず「走れる」「蹴れる」「闘争心」というところですかね。これだけ聞いてもなんとなくイメージは沸くのですが、そういうポリシーを持ってチームを作るのは大事なことだと思います。で、これに付随するんでしょうが、一番興味あるのはいわゆる海外組の扱いについてのコメントです。「松井」「ビッグネームだが、レギュラーでない選手」。このあたりのキーワードにはビビビッとくるものがありますね。トルシエの時代からジーコまで、いわゆる「欧州への移籍の薦め」という風潮があったと思ってます。これは昨日書いたアフリカのチームで顕著なのですが、欧州のクラブへ移籍して個を磨いて、それを代表に還元しようというものでした。トルシエ時代には中田英をはじめ稲本、小野、高原らが海外に渡りました。ジーコ時代には、彼らにプラスして中村、柳沢、鈴木、中田浩二、大黒らも海外へ向かいました。まぁ選手の移籍は別に「代表強化のため」ではなかったかもしれませんが、いわゆる「海外組」が代表の主力であったと言えると思うんです。この「海外組」という流れを作ったのが中田英なんでしょうかね? セリエAのペルージャ、ローマなどで活躍し、そこでの経験を代表に還元していたところは多分にありました。ただ一方で海外へ行ったはいいものの、それを代表に還元できない選手も多々いました。トルシエ時代の稲本はアーセナルへ移籍しましたが出場機会に恵まれず、W杯直前に「代表チーム」でコンディションを整えていました。また高原はエコノミークラス症候群に陥りW杯に出場することができませんでした。小野の盲腸は海外移籍とは別?(そうなんですよ。高原に小野に西澤と…よく考えると4年前も選手のコンディション調整で成功したとはいえなかったんですよね)。 で、今回のドイツW杯では高原、柳沢、中田英、稲本、中田浩二や川口は所属クラブ出場機会に恵まれず、セルティックへ移籍した中村は主力でがんばっていたもののその疲れからか、大会中のコンディションはよくありませんでした。

トルシエとジーコではチームの作り方が違ったところも多々ありましたが、「海外組」というキーワードで考えるとそのコンセプトは継続されていたところもあったと思うんですよね。で、オシムの上の発言ですよ。まぁ「松井」という言葉が出ているので「海外組」というコンセプトは継承されると思うのですが、トルシエ&ジーコの時と違って、そこでのパフォ-マンスも考慮に入れるとなると…。これまでとは違う流れになる可能性も考えられますね。まさにオシムが言うところの「海外のベンチ」と「国内のレギュラー」どっちにする状況がより顕著になるのかもしれません。まぁこのベンチよりも出場しているという比較はトルシエもジーコもあったと思います。ただ、どちらにも良くも悪くも「アンタッチャブルな存在の選手」がいました。そう、この「アンタッチャブル」にオシムはメスを入れるんでしょうか? そして、それはいい方向へ進むのでしょうか? 「海外への薦め」でなく「Jリーグでの強化」を謳うことになるんでしょうか? トルシエのチームも、ジーコのチームも最後は「個の力」「個の決定力」で敗れ去ったと私は思ってますが、オシムはこれをどう解決するのか? まぁまだ代表監督になると決まったわけではありませんが、とりあえずは、このあたりに注目したいですね。
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