ジーコ前日本代表監督がフェネルバフチェで窮地にたたされているという検案についての処方箋

■ジーコ前日本代表監督がトルコで窮地に!?

サッカーのトルコ1部リーグ、フェネルバフチェの監督となったジーコ前日本代表監督が窮地に立たされている。リーグ戦6試合を終えて、4勝1分け1敗、勝ち点13で2位につける。リーグ最多の16得点で失点6。数字だけを見れば、新監督として上々の成績だ。だが、地元メディアに「更迭すべきだ」と酷評されている。
 その理由は試合内容が悪いため。地元メディアは「戦術のない監督」「退屈極まりない試合」「1980年代のサッカー」「チームとしてのプレーがない」と批判する。
 一番の問題は守備だ。ジーコ監督は攻撃サッカーを掲げる。日刊紙「ミリエト」とのインタビューで「わたしのチームで守備に対する考えを見ることは難しい。不可能だ。勝つためにまずゴールが必要。失点はセットプレーからで、守備をしないからではない」と自身のサッカー論を述べた。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060922-00000023-kyodo_sp-spo.html

これまた胡散臭いニュースですなぁ。今売りのNumberでジーコは「トルコのサッカーは守備に気を配らないで、とにかく点を取りに行く」って言っているんですが、その気を配らないはずの「守備」が問題と指摘されているのがなんかおもしろいですね。トルコリーグは見てないからわかりませんが、たぶん「3つのビッククラブとその他」という構図なんでしょ? で、ふつうに考えると「攻撃力」や「ゴールできないこと」で非難されると思うんですがね。別に失点しても勝っているならノープロブレムだと思いますし、そんなに守備的なチーム作りたければクーペルにしとけ、というかダウムのままでよかったんじゃないのでしょうかと思うんですが、それはそれで嫌ということなんでしょうか。攻撃も守備もどちらも完璧なサッカーをご希望? まぁCLキエフ戦見た感じですと、確かにジーコのチームの守備はダメでしたから苦言を言いたくなる気持ちはわかりますが、もしどうしても守備をよくしたいというなら「コーチ」をあてがうのが一番だと思うんですけどね。

■「スター監督+戦術コーチ」「戦術監督+スターコーチ」というやり方!

「監督のフランクはプレスへの対応もあるし、ビデオ分析をやる時間はない。現在のクラブシーンはCLなど試合数が増えて、膨大な試合を分析しなければいけないからね。分析は私の仕事だ。でも、分析結果を選手に伝えるのは、監督の権利だ」
もちろんテンカーテは、分析だけでなく自分たちのチームの戦術を決めた。
Number662号 「名参謀がチームを救う」文:木崎伸也

大変申し訳ありませんが、今売りのNumberからここだけ引用させてもらいます(あとは買って読んでください)。この記事では「スター監督+戦術コーチ」「戦術監督+スターコーチ」という今流行の兆しの見えるスタッフの構図について書かれているのですが、これと似たようなことをジーコ自身も言っているんですよね。まぁジーコは自分は総合監督で、スペシャリストのコーチを数人従えるのが理想と言っていたように記憶しているのですが、これをぜひともフェネルバフチェで実践してもらいたいんですよねぇ。監督に足りないものをコーチで補うというのは賢いやり方であると思いますし、今では当たり前なわけで、ジーコはフェネルバフチェで当然そうしているのだろうなぁと思っていたのですが、「守備コーチ」は特に置いてないのでしょうか? エドゥとジーコがやっているのか、それとも生抜きのトルコ人コーチがいるのかわかりませんが、どうしても守備を立て直したいならそうするのが一番であると思う次第です。ただ、その結果、今度は攻撃がダメになってもわたしゃ知らんですがね。守備と攻撃を極上のバランスで保つのは簡単なことではないわけですし、守備に重点を置けば攻撃が疎かになる可能性が大であることくらいは覚悟すべきだと思う次第です。ただ、たぶんジーコは守備コーチがつくのを拒むでしょうけどね。まぁ勝って、結果を出して周りを黙らすしかないんでしょう。監督とは結果がすべてというのが基本です。もちろん例外というのもありますが。

■監督とは結果がすべてですが、例外というのもあり?

一方、昨季を制したFCポルトは、開幕直前に激震に見舞われた。なんと、オランダ人監督コ・アドリアーンセが、突如として辞任してしまったのである。
 アドリアーンセ監督は、オランダ人FWの獲得を希望していたのだが、フロントは予算不足を理由に、これに応えようとしなかった。それだけなら、辞任にまで至らなかったかもしれない。だが同監督が、合宿の食事中にある選手に八つ当たりするような態度をとるようになり、選手たちから食事での同席をボイコットされてしまったのである。ここまでくれば、フロントも見過ごすことはできない。アドリアーンセ監督は、FCポルトを去らざるを得なくなったのである。
 確かに昨シーズンも、選手の起用をめぐってファンとの衝突があった。それでも、コ・アドリアーンセが自らの意志を貫き、最後にはリーグ戦とカップ戦の2冠を達成した事実を忘れてはなるまい。その手腕を今季も期待されていたのだが、選手の心もサポーターの心もつかみ切れないままポルトガルを去ってしまったのは、残念な結末ではある。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0607/portugal/column/200608/at00010348.html

ちょっと前の話ですが、アドリアーンセがポルトをいきなり辞めた理由「結果」でなくフロントと選手との対立であると噂されてます。ジーコもこうなる可能性が無きにしも非ずですが、サポーターがよっぽど訴えなければこれはないかなぁ。まぁわかりませんが。ちなみに、アドリアーンセの話を膨らませますと、ポルトというチームはデルネーリの時も似たようなことやっているんですよね。それから考えるに、たぶん監督というよりもフロント&1部の選手に問題ありな気がしているんですが、出てくるニュースではアドリアーンセもデルネーリも見事に悪者に仕立てられているわけで。まぁこのあたりは話半分で聞いておいた方が無難であると思う次第です。

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