プレミアリーグ第14節「マンチェスターユナイテッド対チェルシー」雑感  大きな勝ち点1 

■カルバーリョに始まって、カルバーリョで終わった試合でしたね

 
ロイター通信によれは、チェルシーのモウリーニョ監督は「前半のマンUは最高のチームだったが、後半はチェルシーが最高のチームだった」と振り返り、勝ち点3こそ取れなかったものの「ここには勝ちに来たが、引き分けは正当でよい結果だ」と語った。一方、リードを守り切れなかったマンUのファーガソン監督は「チームのパフォーマンスはすばらしかったし、試合もファンタスティックだった。我々の方がよかったとは思うが、チェルシーも手柄をモノにした。彼らは戦うことを止めないからね」と、ライバルにも称賛を惜しまなかった。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20061127-00000052-ism-spo

カルバーリョに始まって、カルバーリョで終わった試合とでも言いますか。ユナイテッドの先取点はサハの見事なシュートだったんでそれを褒めるべきでしょうけど、カルバーリョがちょっと躊躇したスキにシュートを打たれてしまったんですよね。あの失点場面は「テリー&カルバーリョ」対サハという「2対1の状況」だったわけで、カルバーリョは「打たせない守備」をすべきだったんですが、その決断ができなかった。つまり厳しいこと言えばミスと言えるんでしょう。で、後半のチェルシーの同点ゴールはそのカルバーリョがCKからのボールに見事に合わせて決めたんですが、先制点のミスを帳消しした見事なヘディングシュートであったと思いました。モウリーニョは「後半はチェルシーが最高のチーム」と言ってますが、けっしてそんなことはなく、攻めあぐねており、決定的なチャンスはそれほど演出できなかったんですが、そういうときこそ威力を発揮するのが「セットプレイ」なわけで。CKからのランパードのボールはすばらしかったし、決めたカルバーリョのヘディングシュートもすばらしかったですし、チェルシーにとっては間違いなく「価値あるゴール」でした。ファーガソンが言うところの「手柄をものにした」というのが、ぴったりのゴールとでもいますか。

■価値ある「勝ち点1」。ここで負けるのと引き分けるのでは「雲泥の差」でした

ぶっちゃけ、ここで負けるのと引き分けるのでは「雲泥の差」でした。まだリーグ前半戦だからって勝ち点差なんて気にしないなんて、呑気に構えているチェルシーのファンの方もいるかもしれませんが、今シーズンはそんなこといっている立場ではないと私は思ってます。はっきりいって、それほど強くないですよ、今年のチェルシーは(えって、昨年も、その前も強くないって? まぁそうかもしれないですが)。これ以上ユナイテッドに勝ち点差を引き離されたら、たぶんなかなか追いつけないでしょうし、3連覇は「かなーり」厳しくなると私は思ってました。ですので、日曜の試合のドローという結果は満足ですし、チェルシー的には「勝ちに等しい勝ち点1」だったと言えると思ってます。もちろん、勝つに超したことはありませんでしたし、今回のドローで安心して次の試合で勝ち点差を広げられたら意味ないですがね。チェルシー的に今はとにかく辛抱して勝ち点を積み重ねる時期だと、私は思ってます。そうすれば必ずやユナイテッドが崩れる時期がくると思ってます。それが明後日からなのか、12月に入ってからなのか、それともボクシングデイあたりなのかはわかりません。いつかはわかりませんが、ただその日は必ず来ると信じてますし、その時まではとにかく後ろにくっついていくしかないとも思ってます。逃げる方も苦しいでしょうし、追いかける方も当然苦しい。根競べです。

■気がつけば師走。もうそろそろ「見極める時期」ですかね?

さて気がつけばもう12月になるわけですが、現状ではシェフチェンコもバラックもアシュリーコールも噛み合ってません。そのうち噛み合うだろうといい続けて、ついに12月まで来てしまいました。もうそろそろ「見極める時期」でしょう。1月になれば市場も開きますし、いろいろな雑音も聞こえてくるでしょうからね。まぁ「見極める」とはいっても、シェフチェンコもバラックもアシュリーコールも間違いなく「起用する」と思います。問題はその使い方。彼らのうち誰をスタメンにするのか、スーパーサブにするのか。そもそも「4-4-2」を続けるのか、それとも昨年までの「4-3-3」に戻すのか。

日曜日のユナイテッド戦。モウリーニョは後半すぐにメンバー変更したんですが、いじったのはサイドのスぺシャリスト「ロッベン」の起用と、エシエンの「右サイドバック」へのポジションチェンジでした。前半のチェルシーはあまりにもサイドからの攻撃が機能してなく、ユナイテッドからしたら怖くも何ともないチームでしたから、モウリーニョが「サイドを攻撃的にした」のはセオリーどおりであり、今のチェルシー攻撃陣に足りないところでした。ベンチにロッベン、ジョーコール、SWP(はこの試合いたのでしたっけ?)がいるのに、サイド攻撃ができないなんて、ちょっとお笑いですよね。もちろん「4-4-2」にして「2トップ」にするのは、それはそれで意味があることですし、ユナイテッド戦の前半のような「4-4-2」の布陣だって、息があって、ちょっとばかりの運動量とタイミングがつかめればサイド攻撃ができるとは思うんですが、それができる試合とできない試合があるところが今のチェルシーの弱さであり、そうなったらメンバーチェンジすることでしか「手も足も出ない」のが今期のこれまでのチェルシーの脆さだと思ってます。日曜日の試合。相手のユナイテッド攻撃陣だって機能していたとはお言えませんが、それでもたとえばC・ロナウドは積極的にサイドをドリブル突破していましたし、それがチェルシー的には脅威でした。そういう選手がやっぱチェルシーにも必要かなって、思ったのは私だけでしょうか。別にその役回りはロッベンやジョーコールでなくてもいいんですよ。バラックだって、ランパードだって、エシエンだってシェフチェンコだって誰だっていいです。「ゴールを狙う気持ちを見せてくれれば」。気持ちという面ではユナイテッド戦ではランパードのプレイからはそれが感じられましたね。シュートは浮いちゃってましたが。反対にバラックとロッベンのプレイにはがっかりでした。特にロッベンのサイドチェンジのパスミスは、ありゃひどかった。ああいういい加減なプレイが攻撃の流れを絶つんですよね。まぁ、2人とも守備ではがんばってましたんで、それは評価したいですが。

■12月に入ったら「総力戦」ですよ!

さて12月になれば、ほぼ終2試合ペースで試合が組まれています。で、そうなったら「総力戦」ですよ。そうなれば選手層がモノをいいますし、選手層の勝負となればプレミアリーグでチェルシーは頭1つ抜け出ています。うまくやりくりすれば、ここで絶対にトップに立てるはずです。ユナイテッドを追い抜けるはずです。ここはモウリーニョの腕の見せ所。リバプールのベニテスみたいなローテーションのためのローテーションでなく、「試合に勝つためのローテーション」を組んでこの過密日程を味方にして、ぜひとも結果を残してもらいたいですね。まずは明後日のボルトン戦に全力でぶつかって勝ち点3を取ることが先決ですが、負けたら終わりという「トーナメントを戦っている」気分でがんばってほしいです。期待しております。
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