中村俊輔が今夏にJリーグに復帰するかもしれない件について

■この時期に日本のサッカー雑誌で語ったこと

中村俊輔が週刊サッカーマガジンのインタビューで「Jリーグ復帰」に関する発言をしているみたいですが、それがウソにせよホントにせよ今このタイミングで言うべきではないと思います。確かにベッカムは来夏の移籍を決めましたし、半年後もしくは数年後のプランを考えておくことは必要だとは思いますが、チームの主力選手がこのシーズン真っ只中のタイミングで「他のチームへ行く」ことを仄めかすのはどうかと思いますよ。日本で何を話しても問題ない? んなぁことはないです。今期、チェルシーでシェフチェンコが地元紙で語ったインタビューがロンドンの新聞紙だかにすっぱ抜かれたことがありましたが、まぁその報道がウソか誠かは置いておいて、情報ってものはどこにでも伝わるわけですよ。別に中村俊輔が帰りたいならそれでいいです。ただ、そのことは監督やフロントに語ればいいわけですし、日本のサッカー専門誌におおっぴらに語る必要なんてこれっぽっちもないと思うんですよね。まぁセルティックで「ラストシーズン」になるから、日本のみんな見ていてちょうだいというメッセージなのかもしれませんが、今の俊介が優先すべきは日本のファンではなくて地元セルティックのサポーターたちだと思うんですよね。彼らのことを少しでも考えていたら、今回のインタビューでの帰国発言はしなかったと思うんですが、そうでもないんでしょうかね。というわけで、まずは「この時期に日本のサッカー専門誌に語ったこと」について苦言を呈してみました。

■日本へ帰国を語ったことについて

ついで日本復帰することについて。まず、「一家の主としての中村俊輔」という面から考えると、このタイミングでの帰国は非常にわかります。シェフチェンコ同様に子供の教育面や奥さんの生活面とかから考えて、日本に戻るというならそれは非常にわかりますし、正しい選択だと思う次第です。家族ってのはサッカーよりも大事なものだと思うんでね。まぁ、もともとセルティックへ移籍を決断した時も「スコットランドの地に永住する」という気はなかったんでしょうし、いつかはほかの国へ行くもしくは帰国することは想定していたのは間違いないでしょうしね。あと、プレミアリーグやスコトッランドリーグはクリスマス&正月休暇がないってのは「家族ありのプレイヤー」には厳しいと思うんで。なんで、そういう「一家の主」として帰国を決断することは全然ありだと思うんです。で、次に「サッカー選手・中村俊輔」というスタンスから考えてみますと、これはちょっと微妙。まぁ彼にとって一番大事なものは日本代表ということなんでしょうし別にそれはそれでいいとは思いますが、ただあまりに海外チームへの移籍が「日本代表を強くするための手段」とする考えは個人的にはちょっと違和感を覚えてしまうんですよね。もちろん海外移籍が結果として日本代表のレベルアップにつながればそれに越したことはないんですが、あまりに「日本代表のためという大義名分や意識」が強すぎるのはどうかなって思うんですよね。海外のチームにサッカーを習いに来た「留学生」的な意識というか、転勤で海外に飛ばされたサラリーマンが、いつか日本に戻って偉くなるぞみたいな感じとでもいいますか。まぁ、日本人のサッカー選手の海外挑戦は「そういう感覚」で、ちょうどいいのかもしれません。海外で経験積んで、それをJリーグに還元して日本代表を強くするってお題目で。
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