スコットランドリーグ「ハーツ対セルティック」戦&パリサンジェルマン&ボランチについて

■PART①:パリ、テキサスといえばヴェンタース&ナスターシャキンスキーなわけですが…

ハーツ対セルティック戦について書こうと思ったんですが、その前に驚きのこのニュースから。

パリ・サンジェルマン(PSG)の新監督は、ポール・ルグエンに決まった。バランシエンヌ戦の敗戦後に解任されたギー・ラコンブの後任となる。リヨンの奇跡の立役者の一人だったルグエンは、果たして首都のクラブを根本から立て直すことができるか――これがリーグアンの大きな注目点となる。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20070116-00000010-spnavi-socc

まさかルグエンが、こんなに早く次の就職先を見つけるとは思っていませんでした。しかもパリ・サンジェルマンとは! これは個人的にはめちゃめちゃ注目です。パリ・サンジェルマンといえば、ちょうどこの冬にアルゼンチンのリーベルからガジェルドを獲得したばかりで、個人的に「ガジャルドのフランス再挑戦の勇姿がみたい!」と思っていたところだったのですが、まさかルグエンが監督になるとは…。これで名門復活となれば、お慰みなわけですが、ルグエンとガジェルドの組み合わせってどうなんでしょうかね。うーん。見てみたい。ってわけで、スカパーさんぜひパリ・サンジェルマンの試合の放送をお願いします! と、スカパーHPを覗いたらこんな告知が…。なに! リーグアンは別料金だって! まぁスカパーも大変なんでしょうけど、個人的にはこの抱合せ販売は納得いかないなぁ。セットでもいいけど、その内容選択が柔軟にできるようにしてもらいたかったですわ。たとえば「UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ」は固定で、その他にあと3つ選べるとか。そしたら「スコットランド、リーグアン、Jリーグ」と選択するんだけどね。しっかし「セリエB」を組み込むのはふざけているよな。別に放映するのはいいけど、セットに組み込むなよ。セット視聴料からの一部は、たぶん八百長クラブへも行くんでしょうけど、正直、心外です。禊はもう終わったんですか?

■PART②:クレスポの好きな映画「スカーフェイス」と言えば、ブライアン・デ・パルマ監督、脚本オリバーストーン、アルパチーノ主演なんですが…

気を取り直して、「ハーツ対セルティック」戦。この対戦カードは、なぜかよく見ているんですが、今回もおもしろかったです。セルティックが先制されるも、後半に2点とって逆転勝利するんですが、いつもの華麗なるポゼッションサッカーでなく「ちょっと泥臭い戦い方」をして勝ったところを評価したいです。プレミアリーグでもよくあるんですが、「肉弾戦には肉弾戦でやり返す」のが一番だったりするんですよね。チェルシーも一昨シーズンのブラックバーン戦みたいに「ケンカサッカー」を挑まれることがたまにありますが、それに怯んでしまうのが一番マズイと個人的には思ってます。もちろん、そういう相手の戦法に必要以上に「お付き合いする」必要はないと思いますが、90分間、相手を「いなして」戦うことは難しいと思うんですよね。まぁ、「いなせる技術があるかどうか」にもよるんでしょうけど。

決勝ゴールはヤロシクが決めたんですが、2年前にチェルシーに移籍してきたときは、正直「守備専門の人」だとばかり思ってました。モウリーニョの元では主に途中交代の守備要員という感じでしたが、そのときよりも確実に攻撃力はついてますね。まぁバーミンガムへ移籍してからはFW的な役回りが多かったですし、ゴールも決めてたんで、もともと「攻撃の人」だったのかもしれませんが。そういえばチェルシーでは、確か韓国遠征のときに前のほうでプレイしてゴールしましたっけ? 懐かしい。中村について。ウェーブの動きからのクロスバーに当てたミドルシュート、ゴール前で「こぼれダマ」に反応して打ったミドルシュートの2本はゴールになりませんでしたがすばらしかったですね。中村は今期、こういうペナルティエリア周辺の動きが、ほんとうまくなりましたよね。フリーキックやサイドチェンジ、スルーパスといった技術はもちろん健在で、さらに、こういうゴールに絡む動きがスムーズにできるようになったのは、ほんとすばらしい。そういえばブログでガセッタさんが「もしかするとイングランドでも使われ方次第ではやれるのではないか」と書かれてますが、ほんとそうかもしれません。「ストラカン」的な考えを持った監督の元なら大丈夫な気もしますが、プレミアでそういうタイプの監督はというと…。あそこか…。…まぁプレミアより、スペインのほうがいいかもしれませんね(笑)。あと一応、ハーツについて。前からのプレスは流石でしたが、後半の燃料切れは相変わらずでした。このチーム中盤が作れないのが致命的なんですが、見るたびに中盤がなくなっているようにも見えます。そういえば開幕時に出てたチェコ人FWのベドナルって選手とかどうしたんでしょう。あと、このチームのリトアニア人監督はいつ見ても怖い。「黒い手袋」がマフィアっぽいんだよな。あっ、ガセッタさんブログ開設おめでとうございます。

■PART③:「未来世紀ブラジル」とはうまいタイトルだよな。まったく。これ見ると戦術クソクラエと思うんだけど、そう思うこと自体もマインドコントロールだよね

これは、SBがサイド攻撃のキモな為、ある程度攻撃意識を高めておく必要があり、ダブルボランチの守備負担が大きい為です。実際、エメルソンは言わずもがなですが、ゼ・ロベルトもDFラインに入って守備をしていました。あの時の運動量は凄かったです。 ジーコジャパンの中田・福西は違うんじゃないか?と思う方は多いと思いますが、自分はあの時ジーコは中田に潰し屋をやってほしいと思ったんじゃないかな、と。運動量・フィジカルに優れ、パスもしっかり散らせる中田と、中盤底からするすると相手守備陣の急所をつく福西。ブラジル代表の関係と似ている気がしませんか。http://higoryoken.blog89.fc2.com/blog-entry-7.html#more

このブログによくコメントをしていただいたRRさんがブログを開設されました。おめでとう! さっそく、その中から引用させてもらいます。Box「4-4-2」に関しては、基本は「CBの2人とボランチの2人が固定で、他の選手が自由に動く」というベルカンプ先生の言葉に同意なんですが、上でRRさんが言っているのもそれと同様ですかね。ボランチのプレイについてはいろいろと意見があると思うのですが、私はやっぱ「基本は守備」のポジションなのかなって思う次第です。ある時はDFラインに入って守備したり、ある時は前に出てプレスしたりと状況によって適切なプレイができるかどうかが問われるポジションだと思うんですが、その判断力が養われるのは「経験」からなのか「訓練」からなのか「チームの決まりごと」からなのか。モウリーニョはその著書で「ボールを奪った地点でのプレイの判断力を徹底的に叩き込んだ」という表現を使っていますが、ここで言う「叩き込む」とは「訓練」という意味なんでしょうかね。たぶんオシムの「ビブスの色分け練習」なんか、これと同様の状況の判断力を養う一環のものだと思うのですが、その判断に必要なのは「戦術」なのか「個の周りの状況判断する目」なのか「運動量」なのか。まぁ、すべてかもしれませんが、ご存知ボランチの第一人者マケレレとかのインタビューを読むと「モウリーニョから何も指示は受けてない。やることはわかっている」的なことを言っているわけで。そんなマケレレの言葉から考えるとボランチに必要なのは「経験」だったり、「天性の嗅覚」や「守備のセンス」と言うものなのかもしれないなぁと思ったりするんですが、どうなんでしょうかね。まぁボランチの理想は守備だけでなく攻撃もできる「ビエラ」みたいな選手なんでしょうが、中田英寿とビエラの違いは何かを考えるといろいろと見えてくるところがある気がします。まぁ、似たようなことを以前も書きましたが。以上、RYUさんへのコメントも兼ねて。
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