欧州CL決勝トーナメント「ポルト対チェルシ-」第1戦雑感 ロッベン交代の理由を妄想して

■普通に考えればPART①

ラーメン屋でラーメンを注文したけど、麺をまったく食べない人ってどういう人なんだろう??

いやなに、夕方にラーメンを食べたときの話なんですが、隣に座って食べていた人の食べ終わった丼を見ると、汁は全部飲み干しているんだけど、麺がたくさんたくさん食べ残こされていました。というか、まったく麺に手をつけた形跡がない!? 餃子らしきものを平らげた皿も残っていたんですが、麺だけが残っていたんですよ。これはいったいどういうことなのか?? 普通に考えれば「まずくて残した」ということだと思うんですが、そんな感じでもなかったですよね。だって汁はすべて飲み干されているんで。って、ことはもしかしたら「ラーメンの汁と餃子」だけ好きな人で、麺を残したのは「まずいから」でなく最初から食べる気がなかったからかもしれないって思ったりして(笑)。だってラーメン屋でラーメン頼んだけど、お目当ては汁だけで麺はいらないという人だっているかもしれないじゃないですか。めったにいないとは思うけど。さて隣に座っていた客は、麺がまずくて食べられなくて残したのか、それとも始めから麺は残すつもりだったのか? その答えを知りたいけど、それを知るのは本人のみ…??

■ロッベン交代の理由

どうでもいい話からスタートしましたが、そのラーメンの件と同じくらい気になっていたのが、後半早々のロッベン交代の理由でした。その件を説明する前に、まずこの試合でのロッベンの使われ方から説明しときましょう。スタメンから外れていたロッベンでしたが、テリーが前半早々に怪我して急遽交代出場で出場となります。ただこの交代、実は最初はロッベンでなくミケルが予定されていたんですよね。たぶんモウリーニョはエシエンをCBに下げて、そのエシエンの元のポジションにそのままMFミケルを投入し、基本的なシステムを変えずにいくつもりだったんでしょう。ですがミケル交代の準備をしているうちに、その考えが変わります。ポルトに先制点を奪われてしまったからです。最低でも「引き分け」を想定していたモウリーニョは、ここでミケルでなくロッベン投入にプランを変更します。「4-4-2」から「変則4-3-3」という攻撃的なシステムに変えて、ゴールを奪いにいくことにするんですよね。現状維持から攻撃的にシステムチェンジ! たぶん、モウリーニョのロッベン投入の狙いはそうだったんでしょうが、その狙いは見事に当たることになります。

■モウリーニョのプラン

ロッベン投入から数分後に、そのロッベンのアシストからシェフチェンコが同点ゴール。モウリーニョの思惑通り、同点に追いつくことに成功します。アウェーでの貴重な同点ゴール。モウリーニョ的には、最悪このまま「1-1」でしのぐ事ができればOKで、ポルトにこれ以上ゴールを許さないことが先決だったと思うんですが、試合はその思惑とは裏腹に展開することになります。同点後にポルトの右ウイングのクアレスマのところから何度もチャンスを作られることになるんですよね。チェフの好守備やポストに助けられますが、チェルシーの守備がイマイチなのは明らかでした。ロッベンが左サイドの3トップに変えたことによって左サイドの攻撃力は増したんですが、その代わりに右サイドの守備力が低下してしまったんです。チャンスの数も増えたんですが、反対にその分、手薄なチェルシーの右サイドをポルトに突かれてピンチも多い一進一退の展開。チェルシーがゴールを奪える可能性もあれば、逆にポルトにやられる可能性もあるという感じだったんですが、前半はなんとか1-1のまま終了。モウリーニョは後半、守備を修正するために何か手を打ってくるかもと思っていたんですが、思った通り後半早々からメンバー交代。なんと前半途中投入したロッベンを下げて、ミケルを投入することになります。

■ミケル投入の考えられる理由2つ

この交代はちょっと意外でした。なんでロッベン?って感じで。で、思い浮かんだのが「ロッベンが怪我してしまったために、しかたなくミケルを投入」か、もしくは前半バランスが悪いのを感じて「攻守のバランスを取るために、あえて攻撃的なロッベンを下げてミケルを投入」という2つ。

■普通に考えればPART②

まぁ普通に考えればロッベンが怪我して、しかたなくミケル投入のほうなんでしょうが、この日のチェルシーは明らかに守備の修正が必要という感じだったんで、戦術的な狙いからミケル投入という可能性も十分に考えられました。もともと、テリー交代時にミケル投入の準備をしていましたし、前半見た限りはチェルシー守備のバランスが悪く修正が必要というかんじでしたからね。それになんといっても、この試合はこのまま「1-1」で終わって万々歳なわけで。守備を整えて試合をクローズする戦術に変えることは十分に考えられました。で、果たして、後半早々のロッベン交代の真意はなんだったのか? 試合が終わったあとも、非常に非常に気になっていたんですよね。その答えはもう、モウリーニョもしくはロッベンに聞くしかわからないわけですが、その答えがそうやくわかりました!! こちらに出ているモウリーニョのコメントにその答えが出ていたんですが、どうやら「怪我でやむなく」というほうだったみたいですね。

■モウリーニョのコメント

「ロッベンを投入すると、チームはうまく機能したが、ウォームアップが不十分だったせいか、彼も負傷してしまった。再度の修正を余儀なくされ、そこからは現実的にドローを狙いに行った」http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2358/match=85516/report=rw.html

なるほど、やっぱ「そっち」でしたか。私もたぶんそうじゃないかと思っていました。まぁ右サイドの守備が不安定で、後半はなんらかの修正が必要かなとは思っていましたが、それをするならバラックをイジルほうが適切な気もしたんでね。ポジションを修正するとか、交代するとか。マジで当初はバラックとミケルが交代するのかなって思ってました。だって、ミケルがピッチにいるのに気がついて、最初に探したのがバラックでしたから(笑)。なので、下がったのが途中交代のロッベンだと判ったときは「えっ?? テリーに続いて、また怪我人?? そういえば、激しく倒されたシーンがあったけど、あの時にどこか痛めたのかな?」って心配していたんですが、一方で「まてよ、でも別にロッベンは前半最後まで走っていたし、怪我したようにはみえなかったなぁ。そうだ! ロッベン交代は怪我でなく、もしかしたら戦術的交代なのかもしれない、同点に追いついてロッベンお役ごめんってこともあるよな」という妄想&思い込みで頭がいっぱいになってしまいました。

■朝の6時くらいの妄想

『そうだ! そうだ! よく考えれば守備立て直すのに、中盤の人数を減らすことはないよな。代えるとしたらFWでしょ。で、FW代えるとしたら、誰? 放り込み要員のドログバは変えられないし、ゴールしたシェフチェンコも変えれないでしょ? となると消去法で交代はロッベンしかいないじゃん。そうだそうだ、ロッベンは怪我なんかしてないだ。元気だ。交代は怪我によるものでなく戦術だ! そうだ戦術だ! 戦術的交代だ!! イェーイ!(と、ここでなぜかテレビに向かってブイサイン)。…って、でも待てよ…。もしロッベンが怪我でなく戦術的理由とやらで代えられたとしたら、本人はショックだろうな…。もしかしたら、こんなチームいやだ! 移籍したいって思ったかもしれない。何でオレが交代なんだ、っていじけているかも。ガーン! それはヤバイですよ。ヤバイです。怪我よりもむしろそのほうがやばくね? ヤバイし、ロッベンにへそ曲げられて移籍されたら、それはそれで困るし。うん。そのほうがイヤだな。しょりゃマズイデスタイ。そう考えると、やっぱ戦術交代という線はないな。ない。ない。ない。ない。やっぱ怪我では。怪我でしょ。怪我に違いない。きっとそうだ! 怪我だ、怪我。深刻な怪我が!!! ロッベンもテリーに続いて、怪我で交代で~す。イェーイ!! って、別に酒飲んでませんよ。飲んでないったら、飲んでないっての。だっておれ、タバコもやめたんですから。酒は飲んでないよ~だ! イエイ!』

という感じで、いい大人が朝方の6時ごろ妄想していたかどうかは秘密ということで。

■後半

って、わけで後半。もうモウリーニョがやろうとした「ドロー狙い」はバッチリでした。ミケルが右サイドに入ったことでポルトのクアレスマ&SBフシレのサイド攻撃をばっちりと封印。ディアッラは前半からがんばってましたが、ミケルが入ってバランス的にも安定した感じでした。こうしてポルトは攻め手がなくなり、選手交代で活路を見出そうとしますが、逆にバランスが崩れてチェルシーのカウンターが決まるようになったという感じ。まぁ、カウンターといっても、決定力不足で追加点が取れなかったのはダメダメでしたが。ドログバのポストを叩いたシュートは決めてほしかっなぁ。あれが入っていれば完璧だったのに。

■ドローで万々歳

というわけで、試合はそのまま目論見どおり「1-1」で終了。チェルシー的には、合格点といえる結果だったんじゃないでしょうかね。もしかしたらモウリーニョ的には、下手に勝つよりもドローで万々歳だったかもしれません。下手に勝ってしまってポルトガルの地で敵を増やすと、彼の後々の人生プラン的にプラスにはなりませんからね。なーんていうのは冗談ですが、ドローで、しかもアウェゴールありというのは、いろいろな意味で理想的だったと思います。というわけで理想的&納得の結果に終わった第1戦でしたが、誤算は言うまでもなくテリーの怪我でしたね。あれはかなりショックでした。現状どんな状態かわかりませんが、今週末のカーリングカップ決勝はダメみたいですしほんと残念。一刻も早くよくなってほしいです。しかし今シーズンは怪我人ほんと多いなぁ。呪われているんじゃないかね。まぁ、サッカーに怪我はつき物なのでしかたがないかもしれませんが、怪我にはほんと注意してもらいたいです。

■普通に考えればPART③

にしても、夕方のラーメン屋の件はやっぱ気になるなぁ。私が食べた感じ、そんなに麺がまずいとは感じなかったんだけどなぁ。なんで麺を全部残したんだろうか? 知りたいし、聞きたい! って聞いたら教えてくるのかな? もしかしたら「麺は食べない主義なんです」って答えたりして(笑)。っていうか、もしそうだとしても、普通、そう本当のことは言わないか。そうだよな、別に本当のこと話す義務もなければ理由もないですしね。その答えがマイナスに作用するなら尚更ね。

ちなみに、ここで書いているモウリーニョのロッベン交代にまつわる話って、西部氏がいうシステムぽくない? まったく違いますか。そうですか。残念。

哲学を実現するための具体的なツール(プレーのやり方)の総計がシステム、最終的な選手の置き方がフォーメーション、混乱しないように、いちおうそのように用語を定めて話を進めていきたいのですが、いかがでしょうか。(西部謙司=スポーツライター)http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2007/02/post_687.html

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