プレミアリーグ第34節「ニューカッスル対チェルシー」超雑感 CBの人数と淡々とロスタイム

■ユナイテッドとお付き合い?

逆転優勝を見据えるチェルシーにとっては痛恨とも言える結果になってしまったが、チェルシーのモウリーニョ監督は試合後、「我々はプレミアリーグを戦っているが、新たなルールとも戦わなければならないようだ」と『スカイスポーツ』のインタビューでPK疑惑の場面についてコメント。さらに、「そのルールとは、マンチェスターUが相手だとPKは認められず、一方でチェルシーを助けるようなPKも認められないというものだ」と一向に怒りは収まらない。
 一方、タイトル獲得に向けてひとつのチャンスを失ったのではとの質問を受けた同監督は、「我々には3試合のホーム戦、1試合のアウェイ戦が残っている。マンチェスターUは3試合のアウェイ戦、1試合のホーム戦だ」と語り、「まあ、もし10週間前に我々が(現時点で)勝ち点3差にいると言われれば、とても幸せだったろうが、今朝だったら答えは『ノー』だ。勝ち点1差で終わることを望んでいたからね」と締めくくっていた。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20070423-00000056-ism-spo

前日にユナイテッドが引き分けていたので勝ち点差を詰めるチャンスだったんですが、チェルシーもそれにお付き合いという感じで引き分けてしまいました。ユナイテッドが引き分けて少し気が緩んだところがあったのかもしれませんし、来週のCLリバプール戦に備えて少し戦力を落とした影響が出たのかもしれません。まぁカルバーリョが怪我で離脱したとの話もありますので、CLを見越して戦力を落としたというよりも怪我人のために戦力を落とさざるを得なかったというのが正しいのかもしれませんが、戦力を落とした影響よりも、いつも試合に出ている主力選手のコンデョション不良の影響のが大きかったようにも感じました。まぁずっと週に2試合ペースですから、それはコンデョションも悪くなるわとも思うんですが、この試合では特にランパードやドログバといったキープレイヤーの動きに精彩がなったことが勝てなかった理由であったと思いました。ニューカッスルの選手がよかった面も確かにあったと思いますが、私はそれよりも「チェルシーの選手の出来が悪かった」ことが大きかったと思うんですよね。それに、「絶対に負けられない」という思いが選手たちから伝わってこなかったんですが、要はこの試合よりもチャンピオンズリーグのが重要ってことなのかもしれません。

■ミケル投入とCL重視?

モウリーニョの采配にも、そんなCL重視のメッセージを感じてました。前半途中にバラックが怪我で交代となるんですが、そこで投入したのがミケル。まぁ順当な交代といえばそうなんですが、前半のあの時点でマケレレとミケルの2人をピッチに配置したことは、ちょっと手堅すぎのように思ったんですよね。まぁミケルの攻撃力に期待したのでしょうが、たとえばあの時点でジョーコールを投入するくらいの積極性があってもよかったのではないでしょうか。もしくは、そこまでリスクを負うのが怖いならこの試合でCBだったエシエンをバラックの位置にもってきて、CBにブラールズを起用するというやり方もあったと思うんですよね。まぁ、試合から遠ざかっているブラールズをあの時間帯に起用することはリスクを伴うことだというのはわかるんですが、このニューカッスル戦はエシエンの運動量を生かすスタイルで戦うべきだったと思うんですよね。後半の終わりにエシエンは何度かCBの位置から攻撃参加してチャンスメイクしてましたが、MFで起用していればもっとその攻撃力を生かせたと思うんです。ミケルもがんばっていましたが、バラック交代後の「ランパード、マケレレ、ミケル、SWP」という中盤構成には正直、怖さは感じませんでした。ランパードは孤立してボールを取られるわ、SWPは消えるわって感じで。で、残された最後の攻撃の手段はドログバへの放り込みだったんですが、それもドログバのコンデョションの悪さが影響してほとんど機能せずという感じで、まったく攻め手がなかったのは見ていて辛かったです。

■少しばかりのいいところ

まぁ悪いところばかりでなくいいところもあるにはありました。FWのカルーは左サイドからがんばって崩していましたし、ジョーコールも何度かチャンスメイクしてました。彼ら2人を中心に後半はカウンターから何度か惜しいチャンスもありましたが、試合全体を通して一言でいうなら「攻め手がない、しょっぱい試合」という印象だったんですよね。

■淡々とロスタイム

そんでもって後半のロスタイムになっても淡々と試合が進行し、おなじみの「勝者のメンタリティ」とか「勝ちたい」とか「一生懸命さ」とか感じることもなくタイムアップ。選手みんな疲れていたんでしょうけど、もう少し勝利に向かってあがいてほしかったなぁ。たとえば元気なエシエンとフェレイラのポジションを変えてサイドから攻めるとか、できなかったかなぁと思うんですが、まぁそこまで過剰にエシエンに期待するのもダメと言えばそうかもしれません。

■エシエンなしのリバプール戦&CBの人数

ちなみに、25日のCLリバプール戦はエシエンが出れないわけですが、CBは誰がやるんでしょうか? カルバーリョが復帰? それともフェレイラ? ブラールズを使うんなら、このニューカッスル戦で使ってもいいじゃないと思うんですけどね。で、エシエンをMFやSBで使えば勝機はあったと思うんですが、まぁ所詮は結果論ですけど、そんなことを感じてしまいました。まぁ、今期のチェルシーはCBの頭数が少な過ぎるってことが問題であり、その弱点がこの試合に出てしまったということなんでしょうけど。

■昔からある新ルール?

あと、冒頭でモウリーニョが言う新ルール?についてですが、いいたいことはわかりますし、CLでも同様に見えるときもありますし、「新」というよりその昔から発動されていた気もします。が、たぶんチェルシーも同じように思われているところもあると思うんで、こればかりは仕方がないかなぁと思う次第です。
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