欧州CLベスト4「マンチェスターユナイテッド対ACミラン」第1戦超雑感 「4-4-2」だったら?

時間がないので簡単に。

■ユナイテッドの「4-3-3」の意味?

昨日、「ミランの3ハーフ対ユナイテッドの2ハーフの戦い」がポイントと書いたんですが、おもいっきり違いましたね。ミランは4-4-1-1(攻撃時は4-3-2-1?)、ユナイテッドは4-3-3? これはたぶん相手チームを意識したか、もしくは怪我人の影響からの変更だったんでしょうが、個人的にはユナイテッドは4-4-2のがよかったんじゃないかと思ってます。たぶんカカ対策として「3ハーフ」にしたのでしょうが、ちょっとミラン&アウェイゴールを警戒しすぎだった気がするんですよね。ユナイテッド的に「4-4-2」と「4-3-3」では何が変わるか? 単純に考えれば前線の人数が1人減り中盤の人数が1人増えるところが違いなんですが、それだけでなくというかサイドの選手の役割が変わってくるのが「大きな変化」であると思うんですよね。もっと言えば、攻撃陣のキープレイヤーであるC.ロナウドのプレイスタイルや役割が微妙に違ってくるとでも言いますか。

■「4-3-3」とC.ロナウドのプレイスタイルの関係

私は今シーズンC.ロナウドがブレイクした理由は「玉離れがよくなった」ことや、「ドリブルすべきところとパスすべきところの選択がよくなった、できるようになった」ことだと思っているんですが、その良さが出せるのは「4-4-2」の右サイドで起用されている時だと思うんですよね。「4-4-2」の中盤で起用される場合、2トップの選手や他のMFと連携してポジションを流動的に変えてのプレイがしやすいんですよね。中盤からの組み立てでボールに触れたり、2トップがサイドに流れることで「中央へのポジションチャンジ」がしやすくなったりするなどプレイの選択肢が増えるんですが、「4-3-3の右ウイング」での起用される場合は「最後の仕掛け」の部分を託されるプレイがどういても多くなるんですよね。要はサイドで張ってパスを受けてドリブル勝負することがメインの仕事になってくるとでも言いますか。もちろんポジションチェンジはできますが、「4-4-2」と比べるとダイナミックで流動的なポジションチェンジはやりにくいわけで。まさにウイングとして「ドリブルでの個人技で突破」を求められるケースが多くなるわけです。もちろん、C・ロナウドの持ち味はそのドリブルにありますし、ウイングとしてドリブル突破の役目を行うだけでも十分にすごいし相手に取って脅威なんですが、今期の「スーペルなC.ロナウド」はドリブルだけでなく、ゲームメイクやパス、シュート、オフザボールの動きとなんでもできることだと思うんで、そう考えると「4-4-2」の中盤サイドハーフでの起用というのがC.ロナウドの良さを最大限に発揮できるポジションなのではないかと思うんですよね。

■ファーガソンが「4-3-3」を選択した理由?

まぁファーガソンはそれを十分承知の上で、あえて「4-3-3」のウイングで起用したと思うんですが、そこにはC.ロナウドを生かすことよりもミランのカカを潰すことに主眼が置かれていた気がするんです。つまりこのファーストレグでユナイテッドには、「カカを押さえる4-3-3」にするか、それとも「C.ロナウドをより生かす4-4-2」にするかという選択肢があり、ファーガソンは前者を選んだということなんでしょう。つまり2つのフォーメーションには「慎重&相手のよさを潰す」か「攻撃的&自分たちのよさを追及する」というコンセプトの違いがあると思っているのですが、ホーム&アウェイという形式の欧州CLの戦い方から考えればファーガソンが前者を選んだことは間違いではないと思いますし、むしろ正解であったということなんでしょう。

■ユナイテッドの「4-3-3」は失敗?

試合に勝ちましたしね。ただ、個人的にはアウェイゴールの2点は余計だった気もしますし、何とか勝ちましたがミランのマルディーニ&ガットゥーゾの負傷交代に助けられた勝利であったように見えたんで「4-3-3」は失敗であったと思っているんですよね。カカを押さえるためのフォーメーションにして、カカを押さえられなかったから失敗とでも言いますか。まぁ結果的に勝利したんでOKなんでしょうが、個人的には「C.ロナウドを生かす4-4-2」にしたほうが逆にカカを抑えて無失点で勝てた気がしたんですよねぇ。もちろん実際のところはわかりませんし、あくまでも結果論なんですが。しかしジラルディーノといいボネーラといいプランデッリの息子たちはイマイチでしたね。パルマ時代は将来すごい選手になるって感じだったんですが、完全に伸び悩んでいるのはビッククラブの洗礼というヤツでしょうか? まぁ次の試合でがんばってください。
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