欧州CLベスト8「チェルシー対バレンシア」第1戦 アジェラはやっぱ老獪でマリーシアな選手だった

■アジェラはやっぱ老獪でマリーシアな選手だった

チェルシーは後半5分に、ドログバの個人技でなんとか1点を返したが、勝ち越し点を奪えないまま試合は終了。モウリーニョ監督は「流れを変える手ごまが、今日はなかった。妥当な結果だろう」と、負傷中のロッベン(オランダ代表)の不在を嘆いた。バレンシアは圧倒的不利と予想された敵地での引き分けに、「本拠地メスタージャで決定だ!」(マルカ紙)と、早くも準決勝進出が決定したかのような大騒ぎ。(中略)それだけにバレンシアのフローレス監督は、「守備はいつもの通りよかったが、攻撃の創造性にかけていた。スペインに戻れば、われわれのリズムになりそうだけど、まだ準決勝進出の可能性は5割」と、唯一残ったスペイン勢の優勝に向け、浮かれ気分を沈めるのにやっきだった。 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20070405-00000012-ykf-spo

アジェラはやっぱ老獪だったなぁ。後半だったと思うんですが、シェフチェンコに対し後方から足を蹴ってファウルして止めたシーンがあったんですが、ただ蹴るだけでなくちゃんと“急所”を突いて蹴っていたのは見事でした。1点は取ったものの、ドログバも封じ込められてしまいました。残念ながら前線で基点となることができませんでした。何度もオフサイドトラップに引っかかってましたが、もう少しバイタルエリアで基点になれれば違った展開になっていた気もします。まぁ、このレベルでの戦いとなると、そう簡単にバイタルエリアや前線でボールキープできるものではないのですし、DFの“ウラ”を狙うこと自体は間違ってはなかったと思うんですが、もう少し「前線でタメ」を作れたらおもしろかったんですけどねぇ。

■バレンシアの守備がすばらしかったですが…

というわけで、バレンシアの守備がすばらしかったです。固かったです。アジェラを始めとした最終ラインの強さ&老獪さがすばらしかったのみならず、前線からのプレッシングもすばらしく、チェルシーとしては1点取るのがやっとという感じでした。とはいえ、まったく攻撃の手立てがなかったかと言われれば、そうでもないわけでして。このような守備のいいチームとの対戦する時に活路を見出せる攻撃とは「セットプレイ」なんですけど、この日のチェルシーは“それ”を生かせなかったことが残念でした。CKとかFKとか何度かセットプレイからのチャンスがあったんですけど、ランパードのキックの精度はイマイチだったように見えましたしチームとしての狙いが定かでなかったようにも感じました。テリー、バラック、ドログバと空中戦に強い選手がいるわけで、そこをもっと生かしたかったんですけどね。ランパードはイングランド代表で骨折してから、どうも調子を落としているように見えます。手を骨折していることで、微妙なバランスがずれているのかもしれません。シュートも当たってないんですよね。“ランパード”でなければ前半で変えられていてもおかしくないデキだと思いました。手が完治するまでセットプレイのキッカー変えるのも手じゃないですかね。まぁロッベンがいれば、半分は彼が蹴っていたんでしょうが…。そういえば、TVカメラがモウリーニョのメモを望遠カメラで映し出してましたが、そこに書かれていたのはバレンシアのセットプレイ時の守備体型でしたね。なんでモウリーニョがそれをメモしていたのかは、改めていうまでもないところですが、まぁその成果はセカンドレグに期待したいですね。

■先日の代表戦は高くつきました

にしてもロッベンの離脱に、ランパードの骨折…。いや先日の代表戦は高くつきましたわ。まぁそれはモリエンテスを失ったバレンシアにとっても同じかもしれませんが、今のチェルシーがランパードとロッベンとエシエンを欠くのはやっぱ厳しいです。まぁバラックやミケルもがんばっていたと思いますしいいプレイをしていたとは思いますが、やっぱ若干劣るんですよね。

■ミケルを中盤に抜擢したのは、ちょっと驚き

そういえば、モウリーニョがミケルを中盤に抜擢したのは、ちょっと驚きでしたね。マケレレが本調子でなかったのか、もしくは「ミケルの攻撃力」に期待しての抜擢だったのかもしれませんが、結果から判断すればマケレレで行くべきだった気もします。アウェーゴールを避けるべく、もっと慎重に戦うべきだったと思うんですよね。まぁモウリーニョの脳裏には「CLポルト戦でマケレレを狙われたこと」があったのかもしれませんが、大一番でのミケルの起用はちょっと荷が重かったし攻守に置いて中途半端になってしまった気がします。立ち上がりからバレンシアに「右サイドバックデッアラのところ」を突かれピンチを招くことになるんですが、そうなってしまったときのポジション取りはミケルよりもマケレレのほうが確実にいいし、安心できるんですよね。ミケルのほうが個の強さはあるのかもしれませんが、マケレレのほうが経験と老獪さがあるとでもいいますか。んでもって、そのディアッラ&ミケルの経験の無さを突かれたのがバレンシアのシウバのゴールだったと思うんです。まぁあのゴールは「相手を褒めるべきゴール」だったと思いますし、守るほうとしては防ぎようがなかったとも思いますが、そのゴールが生まれたのはチェルシーの右サイド側からのバレンシアのスローインだったわけで。で、そのスローインが生まれた背景には、バレンシアがチェルシーの右サイドを攻略できていたからに他ならない気がするんですよね。まぁこじつけと言われればそうかもしれませんが。

■第2戦は実質0-1の状態からのスタート

まぁ、まだファーストレグが終わっただけの話。勝負はセカンドレグです。アウェーゴールを奪われたことは厳しいというのは確かですが、まだ負けたわけでありません。実質0-1の状態からのスタートと考えるのが正しいわけで、ともかくゴールをあげないことには話にならないんですがね。0-0ならインテル同様に敗戦となってしまうわけですが、そうならないためにも早い時間帯でのゴールが求められるのは間違いないところ。というわけで、第2戦は始めから攻撃的に戦うことになるんでしょうが、その日までにぜひランパードには手を完治してもらいところです、どうなんだろ? 難しいかなぁ。あと、エシエンにも復活してほしいし、ジョーコールのコンディションが戻っているのにも期待したい。というか、チェルシーのみんなにがんばってもらいたい。バラックのミドル&ヘディングに期待しているし、シェフチェンコの鬼ミドルシュート炸裂にも期待してます。カルー&アシュリーコールには左サイドを掻き回してもらって、ディアラやフェレイラ、ジェレミらにも右からの崩しを期待したい。マケレレもスパース戦で決めたようなミドルをふたたび決めてほしい。テリーは最近ゴールないけど、もうそろそろヘディングで決めてくれるでしょ。カルバーリョも意外とゴールしているんだよな。期待。SWPはやれば出来る子です。ブリッジと言えばラニエリ監督時代のあのアーセナル戦のゴールは忘れません。ブラールズは…ゴール決めたことあるのかなぁ? そしてドログバ。ここでゴールしないと、男じゃないし、基点になるようにがんばってね! 最後にモウリーニョ監督! 勝てると信じてますよ!

決戦を前にモウリーニョ監督は、「選手たちにはラテンのチームと欧州カップ戦で戦う際にいつも言っていることを話しただけだ。彼らは異なるメンタリティを持つとね」とコメント。選手たちにインテル(イタリア)戦におけるバレンシアのプレー映像をサンプルイメージとして見せたことを明かし、「イングランドでは誰かを騙す者などいない。そう、ほとんど誰もね。プレミアリーグのクラブというのは、物事を正そうとする姿勢や相手を尊敬するところなど、純粋なメンタリティを持っているんだ。だが、こういう大会に臨むと、ときには少し違う相手もいる。そういう相手に備えなければならない」と続け、ラテン系のチームが見せる、いわゆる“マリーシア(ずる賢さ)”に注意する必要があると述べた。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20070404-00000054-ism-spo

第2戦もやっぱマリーシアなんだろうけど、負けるなチェルシー! 
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