欧州CLベスト8「バレンシア対チェルシー」第2戦プレビュー バレンシア攻略法!?

■焦点は「チェルシー攻撃陣対バレンシアの守備」

いまさらですが、CL「バレンシア対チェルシー」セカンドレグの観戦ポイントをちょいと。まずファーストレグの結果をおさらいしときますと1-1のドローでした。バレンシアがアウエーゴールを挙げてます。というわけでチェルシーがバレンシアに勝つためには、セカンドレグで少なくとも1点以上ゴールしなければなりませんので、まずポイントとなるのは「チェルシー攻撃陣対バレンシアの守備」ということになるのは間違いないでしょう。で、そこでポイントとなるのがバレンシアの守備戦術なんですが、バレンシアのキケ監督は以下のようにコメントしているみたいですね。

「選手たちには第1戦がまだ行われていないものと考えてプレーするように言ってある。第1戦の結果でこちらが優位に立っているとは考えないことだ。チェルシーを彼らの陣内に押し込みたい」 チェルシーを恐れる気持ちもある。
「相手チームにディディエ・ドログバやアンドリー・シェフチェンコといった選手たちがいるのであれば、当然ながら彼らをできるだけこちらのエリアから遠ざけるのが最も良いやり方だ。だが同時に、彼らに遠い位置からシュートを打たせないように気を付けることも必要だろう。そういった状況でのドログバは本当に怖い」
 うそではないにせよ、彼の言葉をうのみにすることもできないだろう。今年のバレンシアが最もうまく機能しているのは守備を固めてのカウンターを仕掛ける時であり、積極的に前に出てプレスをかける時ではないからだ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20070410-00000007-spnavi-socc.html

■バレンシアがプレスをかけて前へ出てくるなら

「プレスをかけて前へ出る」のか、それとも「守備を自陣で固めてカウンター狙い」か? どちらでくるのかわかりませんが、チェルシー的にはバレンシアにどちらのやり方でこられても対応しなければなりません。そのためのポイントとなるのは、たぶん「バレンシア最終ラインの前後のスペースをいかに使えるか」ということになるんでしょう。バレンシアが前方からプレスをかけてくる場合は「最終ラインを上げて、オフサイドトラップをかけてくる」ことになると思うんですが、チェルシー攻撃陣がその「トラップ」に引っかからずにDFの裏でボールを受けることができるかどうかがカギとなると思います。ファーストレグでは、ドログバが何度もオフサイドトラップにかかってしまいましたが、セカンドレグではそうならないように注意したいところ。

とはいえドログバにせよシェフチェンコにせよ「DFの裏を狙う」こと自体は大切なわけで、まぁ多少はオフサイドトラップに引っかかるのは仕方が無いことなのかなぁとも思います。それよりも、ドログバ&シェフチェンコをオトリにして、バラックやランパードが2列目から押すサイドトラップを掻い潜って「DFの裏」でボールを受けることが肝心なのかなって思うんですが、バラックとランパードが「片方がパスの出し手」になるときは、もう1人が「パスの受け手」となってスペースへ飛び出すようなつるべの動きができればゴールの可能性が出てくる気もしますが、どうでしょう。とれが「バレンシアがプレスをかけて前へ出てくる」ときの攻略法。

■バレンシアがある程度引いて守ってくるなら

続いて、今度はバレンシアがある程度引いて守ってくる場合について。この場合はプレッシングのときと違ってFWはオフサイドトラップに掛かる心配はなくなるのですが、逆にそもそも最終ラインのウラのスペースは「GKの守備範囲」となり、FWが使えるスペースがなくなってしまうという状況になるんですよね。で、そうなったら今度は、最終ラインの裏のスペースでなく前方スペースの攻略がポイントになるのは言うまでもないところです。その前のスペースは別名バイタルエリアとも言いますが、そこには相手のボランチがスペースを埋めて守備しているケースがほとんどなわけで。そこをFWやMFの選手がオフザボールを駆使してこじ開けることが必要となります。そして、バイタルエリアをこじ開けてミドルシュートを打つ。これがバレンシアに引かれた場合の攻略法になると思うんですが、机上で攻略法を述べることは簡単ですが、それをいかに実践できるかが超難しいわけでして。ドログバ、シェフチェンコ、バラック、ランパード、カルー、SWPにはそのボールを扱う技術と戦術眼とコンビネーションと惜しみない運動量を駆使してバレンシアDFを崩していただきたいなぁと思う次第です。

■アシュリーコール

というわけでバレンシア守備陣が「プレスをかけて前へ出る」&「守備を自陣で固めてくる」場合を想定して、その攻略を適当に書いてきましたが、まぁこれは対バレンシアに限らずどんなチームが相手でも基本となる崩しです。なのでバレンシア守備を破る特別な攻略法など何もないのですが、とにかく「正攻法の崩し」をいかに正確に組織的に、時に個の強引さによって、緩急つけて実行できるかってことだと思います。で崩すには当然、中央突破&左右をワイドに使うことのどちらも必要だと思うんですが、守備の固いチームに対しては特にサイドからの崩しが重要だと思うので、それも意識して戦ってほしいですね。特に左サイドのアシュリーコールの攻撃参加はポイントになると思うので、チームとして彼を生かすような形を意識してもらいたいです。ファーストレグでもバラックからのパスに抜け出すシーンがありましたが、そういうプレイをセカンドレグでもみせてもらってぜひゴールに結び付けてもらいたいなぁと。

■エシエンがもし出るなら…

あと、期待したいのが相手のミスに乗じて「インターセプトから手数をかけずにゴールする」ことなんですが、これはもしエシエンが試合に出れるなら期待大です。バレンシアは最終ラインからつないでくるサッカーをするんで、そういうスタイルにはエシエンのインターセプト能力が生きると思うんですよね。エシエンのコンディションがどれくらいかわかりませんが、もし試合に出れるなら期待したいです。さて、あと数時間でキックオフですね。まぁゴールできれば何でもいいですし、勝てれば内容はどうでもいいです。勝負は前半かなぁ。後半0-0のままなら、絶対に選手がバタバタ倒れるグダグダの展開になると思うんで、そうなるとチェルシーはきついかなぁ。まぁバルサ戦みたいにロスタイムにゴールを上げることだってあるわけですから、最後までがんばってほしいですが。
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