欧州CLグループリーグ第2戦「バレンシア対チェルシー」超雑感 ”見えざる手”は介入?

■勝った!

CLグループBでは、注目のバレンシア対チェルシー戦が行われ、アウェイのチェルシーが2-1で逆転勝利を手にした。
 試合は立ち上がりから主導権を握ったバレンシアが開始9分にビジャのゴールで幸先良く先制するが、チェルシーは21分、ドログバからのパスを受けたマルダが左サイドを駆け上がりクロス、走り込んできたジョー・コールが押し込んで追いつく。
 その後もバレンシアが優勢に試合を進めるが、チェルシーは71分、ジョー・コールのパスを受けたドログバが左足のシュートで決勝点を奪った。
 CL初采配となったグラント監督にとってうれしい勝利で、チェルシーは勝ち点を4に伸ばし、バレンシアに1ポイント差つけてグループ首位に立った。http://www.so-net.ne.jp/FW/fw_news/tools/cgi-bin/view_text.cgi?topic_id=1191449061

いやー久々の勝利です。うれしい。ドログバ&ジョーコールのすばらしいゴールは見事でしたが、何よりもチームのみんなが「勝者のメンタリティー」を見せてくれたのがうれしい。“勝ちたい”という執念の勝利だったと思うのですが、それはチャンピオンズリーグという舞台がそうさせたのでしょうか? それとも…? 今回はまず、そのあたりのチェルシーのチーム事情を妄想から言及してみたいと思います。

■ベストメンバーの意味

まず、この試合のスタメンですが、正直ちょっと驚きでした。なぜかと言いますと怪我で欠場と思われたテリー&カルバーリョが復帰し、そしてアンタッチャブルと思われていたシェフチェンコ&ベンハイムがスタメンから外れていたからです。シェフチェンコ&ベンハイムのアンタッチャブルについてはあくまで「ネタ」で書いていたところもありましたが、グラント監督がこのCLバレンシア戦でこのようなベストメンバーを組んでくるとは正直思っていませんでした。まぁ単純に怪我人が治ったから起用しただけな気もしますが、それよりもアブラモビッチの“見えざる手”の影響があったとするのは考えすぎ?

■“見えざる手”は介入?

思えばモウリーニョが退団したのは2週間前のチャンピオンズリーグでのふがいない結果が“契機”だったわけですが、あれは今期アブモビッチが本気でチャンピオンズリーグ獲得を狙っているが故の事件だったと単純明快に考えるとどうでしょう。このバレンシア戦にあたってアブラモビッチから「チャンピオンズリーグは何が何でも勝て!」という指令がグラント監督に出たと考えると、テリー、カルバーリョの起用とシェフチェンコ&ベンハイムを引っ込めた理由が見えてくる気もするのですが、そんなことないですか? まぁアブラモビッチは関係なく、単純にこのCLバレンシア戦でたまたまベストメンバーが揃ったから使っただけであって、そのメンバー構成に深い意味はないのかもしれませんが、なんとなく“見えざる手”の存在みたいなものを感じてしまいました。プレミアリーグ戦での成績が8位と芳しくない状態だからそう感じただけかもしれませんが、モウリーニョ監督の時は「すべての試合で勝利を目指す」チームでしたからね。グラント監督も同じようには考えているのかも知れませんが、なんとなく「チャンピオンズリーグ1本に絞った」感じに見えてしまったのが“驚き”の理由だったのかもしれません。まぁアブロモビッチやチェルシーが「チャンピオンズリーグ最優先」にしているのかどうかは、現状ではわかりりませんが、そんなことを感じてしましました。

■ドログバ

さて試合についてですが、主な選手の個人評価で簡単に。まずドログバですが、ワントップとして見事にその役割を果たしていたと思います。特に1点目のゴールに代表されるようなポストプレイがすばらしかったです。ポストプレイで前線で基点となることができると、両ウイングがゴールに絡めるんですよね。マルダがイマイチだったためか、ゴールシーン以外にあまりいい形はできてませんでしたが、3トップシステムやるんならやっぱドログバかピサロみたいなポストプレイができる選手が中央にいないと厳しいと改めて思いました。決勝ゴールですが、あのシーンは特にボールのもらい方がすばらしかった。パスの出し手であるジョーコールとの呼吸があっていたのが一番大きかったですが、オフサイドラインをケアしつつスルーパスのコースを導き出した「最終ラインから、ちょい下がり、ちょい膨らむオフザボールの動き」は秀逸でした。昨シーズンに中村俊輔がなんかのインタビュー(CLマガジン?)で柳沢の動き出しのすばらしさを絶賛し、「ヤナギさんの動きが、パス出す上ですごい勉強になる」的なことを言ってましたが、今回のドログバのオフザボールの動きもそういう類のものだったと思うんですよね。まぁFWの動きとしては基本なんでしょうが、パスを出す方でなくパスをもらうほうのプレイももっと称賛されるべきだと思うんです。もちろんパス出すほうがすごいと思いますが、そういうパスの出し手が活きるのも彼らの才能を導き出すことができる秀逸なオフザボールの動きができる選手がいるからこそだと思うんで。そういう意味で、ドログバのパフォーマンスを評価したいなと思う次第です。もちろん動きだけでなく、ちゃんとゴールしたその決定力を一番評価すべきだとは思いますが。次のボルトン戦に出れないのはチェルシー的には厳しいですが、ともかくがんばってもらいたいです。

■ジョーコール

そしてジョーコール。まず上で述べている2点目につながったスルーパスはすばしかった。パスコース、ボールの質とも完璧でした。何よりもゴールまでのイメージがちゃんとできているのがすばらしい。その昔クレスポに「チェルシーで一番テクニックある」と言わしめたジョーコールですが、本来はトップ下の選手でありドリブルよりもパスのが得意だったりするんですよね。モウリーニョに見出されてウイングとしても大成したわけですが、ロッベン&ランパードがいない現状のチェルシーではもっと「トップ下」的にプレイしてもいい気がします。最後の崩しの部分で「変化」が付けるプレイが必要だと思うんで。そういった意味でこの2ゴール目につながったスルーパスを評価したいです。次の試合も期待です。あと1ゴール目にのようなゴールに直接絡むプレイももっとしてほしい。今期はイマイチシュートが当たってませんが、本来はシュートもめちゃめちゃうまい選手なんで果敢にゴールを狙ってほしい。ちょっとミドルシュートが少ないかな。あとコーナーキックのキッカーの練習もっとしてください! もったいないです。

■テリー

テリー。マスクして出場した、その根性は買いたい。その調子でチームを牽引してください。もっと怒っていいし、笑っていいし、泣いていい。そういうチームに命を与えるようなパフォーマンスを期待したいです。モウリーニョはいなくなった“今”こそ、彼の真価が問われると思ってます。この試合の前半のパフォーマンスは正直ダメダメでしたが、それでも必要と思わせる何かを持っているのは間違いないし、その何かをもっと出してほしいです。期待してます。

■カルバーリョ

カルバーリョ。やっぱすばらしいです。その危機察知能力、対処法は神業。攻撃時のビルドアップやカウンター時の積極的な攻撃参加も見事。まだ100%の状態でないと思いますが、今期はこれ以上怪我しないようがんばってください。コブは大丈夫か?

■モウリーニョイズム

あとフェレイラ、マケレレ、チェフ、アシュリーコールもよく守りました。モウリーニョイズムといったらグラント監督に悪いかもしれませんが、そんな感じのパフォーマンスでした。特にフェレイラはこの試合の守備でがんばってました。何度か危ない場面はありましたが、要所をちゃんと押さえていたのは評価したいです。

■バレンシア

最後にバレンシアについてですが、昨シーズンと比べるとアジャラがいなくなった穴が埋めきれてないように感じました。正直、彼がいたらドログバはここまでのパフォーマンス見せれなかったでしょう。それに彼がいたらきっと負傷中のテリーは試合中に狙われて「潰されていた」気もします。そういう狡猾さが失われていたのがチェルシー的にはラッキーでした。それが勝因だったとまで言えるかもしれません。まぁ仲良くグループリーグ突破できればいいですね。そんな感じ。にしても本当にテンカーテ来るのかな?個人的には大歓迎ですが。

■今週のタイムマシン

当時、確かコンサート見に行ったら、1時間ちょいで終了してしまった記憶が残ってます。理由は確かクリッシーハインドのつわりがひどく続けられないためだったような。レイ・デイヴィスの時でなくジム・カーの時だったハズ。というわけでプリテンダーズ。「ミドルオブザロード」もいい曲ですが、やっぱ「チェイン・ギャング」は最高ですね。Don't Get Me Wrongも名曲。ちなみにクリッシーハイドはその後レゲエとかやっているんですが、ボブマ-レーのトリビュートコンサートかなんかで見たときのパフォーマンスは最低でした。タテノリのミュージシャンはヨコノリできない典型みたいな。1人リズムが違っているのは悲しいものですよ。ねぇシェ○チ○○○さん。
Pretenders Back on the Chain Gang
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