ルーツをたどって イングランドとフィラデルフィアと、売れることとエゴを考えてみて

■ルーツをたどって①

二人とも、もう長い間ソウルミュージックのファンなのですか?
D: フィラデルフィアで育ったから、そうならざるを得なかったという感じだね。
J: そのとおり。まさしく二人のルーツだね。子供の頃に聞いた音楽であり、初めて演奏した音楽であり…
D: だけど、ファンっていうのは正確ではない。僕たちは、フィラデルフィア・サウンドの発展に実際に参加したわけだからね。僕もジョンも、60年代のレコードに参加していて、そういったレコードからフィラデルフィア・サウンドが形作られたんだ。だから単なるファンというわけじゃない。実際にそれを生み出したのが僕たちなんだ。
J: フィラデルフィア・サウンドが実際に発展したのは、60年代半ばから60年代後半のことなんだ。50年代前半なんていう昔のことじゃない。60年代に発展したものであって、比較的最近のものなんだ。すごく古い音楽ってわけじゃない。で、僕たちはその一部を担っていたというわけ。ギャンブル&ハフといった人たちや
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/5090/interview1-2.html

ホール&オーツはよく聴いていました。かなり昔にはコンサートにも行ったことがあるんですが、その当時は別に「フィラデルフィア・サウンドの発展形」であるとか「ロックン・ソウル」だとかいう認識なんかなくて、ただ単に洋楽として聞いていたわけなんですが、「ルーツ」というものから考えて彼らのサウンドを聴くといろいろと考えさせられるなぁと思うわけで。たとえば、上のインタビューで話に出てくる「デルフォニックスのLa La Means I Love You」とか今でも十分に聞けるわけで。確かこの曲プリンスもカバーしてましたが、いい曲というのは「残る」ものなんですよね。そういう名曲はいつの時代も残るという考えは未来永劫続くものなのか、それとも単なる時代の巡り合わせによるものなのかはわかりませんが、なんとなくそんな未来永劫に残る名曲が生まれる数が年々少なくなってきている気がするのは年のせいだけなんでしょうか?なんて年寄りじみた発想が多くなってきたこの頃ですが、音楽においてもサッカーにおいても「未来永劫に語り継がれるようなすばらしいもの」に今年も巡り合えるといいなぁっていつも期待しているんですけどねぇ……。
The Delfonics - La La Means I Love You (1971)

■ルーツをたどって②

【ロンドン14日時事】英BBC放送は14日、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が、イングランド・プレミアリーグが検討している公式戦の一部海外開催を拒否したと伝えた。
 同会長は「少なくとも自分がFIFA会長の間はあり得ない。自分たちのファンに配慮せず、お金もうけツアーに出掛けていくようにしか映らない」と不快感を示し、「FIFA理事会は間違いなく反対するだろうし、(この計画は)イングランドの2018年ワールドカップ(W杯)招致にも前向きな印象を与えない」と警告した。
 プレミアリーグは10~11年シーズンから1シーズン39試合制にし、増えた10試合を海外5カ所で開催する構想を7日に発表したが、欧州連盟のプラティニ会長のほか、アジア連盟のハマム会長、オーストラリア協会も自国リーグの保護の観点から反対を表明。英国内でもファンの賛同は得られていない。
 サッカーの国際試合開催にはFIFAや受け入れ先の各国協会の承認が必要になる。FIFAは3月14日の理事会でこの問題を検討することにしている。 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20080215-00000033-jij-spo

さて、話題のこの「プレミアリーグ公式戦の一部海外開催」問題。反対意見が目白押しですが、そもそもどのような経緯から、このようなプランが持ち上がってきたのかを考えてみるのも悪くないことだと思うんです。つまりプレミアリーグの成り立ちについて、ここで再度考えて見ましょうと言いたいわけですが、実は私自身もプレミアリーグの歴史について詳しく知らなかったわけで、ちょいとググらせていただきました。

1991年、ついにFAは18クラブで、゛スーパーリーグ゛を創るという青写真を発表。当然、フットボールリーグは存続に関わるこの提案に強く反対したが、トップリーグの22チームはフットボールリーグを脱退。新リーグ参加に同意した。これによりイングランドのプロリーグは2つの団体に分裂が決定した。この背景には、スカイTVというメディアが、90年代のイングランドフットボールを一大娯楽ビジネスに成長させていく可能性を抱いて登場したほかならない。ついに1992年フットボールリーグから脱退した22チームによって、新リーグ「FAプレミアリーグ」がスタートした。フットボールリーグと間で、従来どおり3チームずつの昇格、降格を行うことで同意、チーム数も20チームに減らした(これは94/95シーズンから実現)スカイTVとの契約は、2001年8月からの3年間で実に11億£という巨額の放映権料をプレミアリーグにもたらした。当初は、有料テレビでの独占放送が、庶民からフットボールを奪うと裁判にまで持ち込まれたが、現在ではプレミアリーグを150カ国の4億5000万世帯に放映し、世界中から幅広い人気を集め、その価値を高めることに大きく貢献している。多くのスポンサー契約から生まれた財源は、わずか10年でプレミアリーグを世界一のリーグと言われるまでに生まれ変わらせてしまった。http://www004.upp.so-net.ne.jp/sasachan/premiership.htm

このサイトにそこそこ詳しく書かれてますが、簡単に言うと1992年に今の形に生まれ変わった結果、それが一応成功し発展し今に至っているわけですよね。成功の背景にはいろいろ要因があったんでしょうが、その1つは上で書かれている「スカイTVによる一大娯楽ビジネス化」にあったのは間違いないと思うわけ。どういうことかと簡単に考えれば、私みたいなイングランドに住んでなく試合を見に行けない輩でもプレミアリーグを楽しむことができるようになったいうことなわけだ。上に書かれているように、そこには「有料テレビでの独占放送が、庶民からフットボールを奪うと裁判にまで持ち込まれたが、現在ではプレミアリーグを150カ国の4億5000万世帯に放映し、世界中から幅広い人気を集め、その価値を高めることに大きく貢献」という経緯があったわけですわ。かいつまんでいうと「イングランドに住む庶民からフットボールを奪って、世界中の4億5000万世帯に放映し幅広い人気を集めて」今に至ったと。極端に言えば、それが今のプレミアリーグの流れであり、そう考えると今回の「海外開催」の流れというのもなんとなく見えてくるというもの。ブラッターが言う「自分たちのファンに配慮せず、お金もうけツアーに出るとはけしからん」は正論なんだけど、そもそも今のプレミアリーグはその正論とは反対方向へ進んで発展してきたことを忘れてはならないと思うわけ。これ以上、ワールドワイドに進むとキケンなので反対なのか、それともそもそもプレミアリーグが1992年から進んできた世界戦略という方向性が間違っているのか? 我々はそこを混同しちゃまずいと思うし、プラティニとかブラッターの意見もそれを考慮して聞かないと騙されることになっちゃうと思うんで、みなさん気をつけましょうね。ちなみに個人的には「生で見れなくてもTVで全試合見れればOK。できればFAカップ&カーリングカップもな」というスタンス。

■今週末はFAカップです

さて今週末はそのFAカップですが、テリー復帰のウワサがあるみたいですね。

チェルシーのキャプテン、ジョン・テリーが、土曜日のFAカップ5回戦対ハダーズフィールド戦で復帰すると、アヴラム・グラント監督が明かした。昨年12月のアーセナル戦で足を骨折したテリーについて、グラント監督はその回復力に驚きながら、「彼はたぶん普通の人間じゃない。精神的にも、肉体的にも、非常に強い選手だ。おそらく、明日(土曜日)のメンバー表に名を連ねるだろう」と語った。http://news.livedoor.com/article/detail/3512901/

無理する必要はこれっぽっちもないわけで、個人的には来週のCLオリンピアコス戦も無理すべきではないと思うんですけどね。えっ? そこでなく来週末の24日はカーリングカップ決勝対スパーズ戦に照準を合わせている? まぁ確かにテリー&カルバーリョのコンビが復活できればそれに越したことないけど、あくまで本調子ならばですからね。焦らないで3月1日のウェストハム戦あたりからの復帰を目指すくらいでいいと思うんです。チェルシーにとって本当に大切な試合が多くなるのはそこらからですから。まぁチェルシー以外のチームもそうでしょうけど。

■成功することか?エゴを満たすことなのか?

僕がどういうシンガーなのかわからない人も多いだろうから、自分の歌を聴いてもらえるチャンス。H&Oの初期にはリードをとることも多かったけれど、ダリルが歌うとヒットになることが続き、ラジオ局が彼の歌う曲しかかけてくれなくなった。"Maneater"、"Out Of Touch"は自分が書いた曲なので歌うつもりでいたけれど、「ダリルが歌わなきゃヒットにならない」と言われた。結局、自分が歌わなかったのでNo.1ヒットになったんだ。長い間に妥協することを覚えた。グループにとって何が重要か?曲が成功することか?エゴを満たすことなのか?"パートナーと仕事をする"ということは、お互いのために最良の事を選択しなくてはならないこと。常に満足をしていた訳ではないけれど、結局それが一番正しいことだった。http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Percussion/1868/jomedia2.html

「ダリルが歌わなきゃヒットにならないと言われた」って、いったい誰がオーツに言ったんだろう? レコード会社の人間か、それとも…? なんて可哀想なオーツって、一概に言えるんだろうか? オーツが言うように「グループにとって何が重要か? 曲が成功することか? エゴを満たすことなのか?」というのはきちんと考えなくてはならないことなわけだ。ホール&オーツにとっての「曲の成功」と、「エゴ」とはいったい何なのか? 単にルックスの問題なのか? ルックスは確かに大切だし、売れるためにはそういう要素を抜きには語れないところもあるわけですが、じゃ「ホール&オーツ」でなくて「ダリルホールのソロ名義」のが売れるかと言えば、そうでもなかったわけで。個人的にはジョンオーツが歌う「ホール&オーツ」も好きだったんで、オーツがリードを取る"Maneater"、"Out Of Touch"も聴いてみたかったなぁと思う次第です。というわけで本日は「ホール&オーツ」からオーツが歌う「Possession Obsession」と、ホールの歌声がすばらしい「Go Solo」でこのエントリー終了です。あと「Maneater」、「Out Of Touch」もついでに。
Hall & Oates - Possession Obsession
Hall & Oates - Go Solo    
Daryl Hall & John Oates - Maneater
Hall & Oates - Out of Touch

SAY IT ISN'T SO - HALL & OATES
↑この曲メチャメチャ好きでした。では!よい週末を。
※追記;つまりコンサートでライブで見れるんならそれはそれでもちろんすばらしいけど、CDが日本で発売されてお茶の間で楽しめるだけで感謝ってことですかね。プレミアリーグに関しては、そんな感じで。
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