「The Italian Job抄訳」とCL「リバプール対チェルシー」プチプレビュー

■イングランドは戦略なし?

戦略面から監督を評価する人がイングランドにいないというのは当然のことだ。なぜなら、イングランドのサッカーは戦略としてみな同じことしかやってないからである。だから、監督同士の差といえば人間としての性格の差だけなのである。(リッピ)http://hinakiuk.sakura.ne.jp/wordpress/?cat=15

チェルシーサポーター「すべてが蒼に染まるまで」のヒナキさんのブログで展開している「The Italian Job抄訳」が非常におもしろいんですが、リッピの「イングランドのサッカーは戦略としてみな同じことしかやってない」発言はちょっと違う気がする。まぁプレミアリーグで指揮する「外国人監督」を除けばという意味ならそうなのかもしれないけど、そういう意味ではないと思うんですがどうなんでしょう? たとえばファーガソン、ベンゲル、モウリーニョ、ベニテスそれぞれの戦略は違うと思うし、モイーズ、エリクソン、レドナップ、オニールの戦略も私には同じとは思えないんだけどなぁ。ただ、まぁイタリアのクラブとイングランドのクラブではサッカースタイルが違うというのは、あながち間違ってない気もします。たとえば中村俊輔。セリエAのレジーナ時代と今のスコットランドのセルティックでは、全然やっているプレイが違うように見えるわけですが、それは本人の変化というよりも監督のスタイルもしくはチーム戦術の変化によるものだと思う次第です。まぁスコットランドは厳密にはイングランドじゃないし、単にストラカン監督が特殊な存在なだけかもしれませんが、中村俊輔のイキイキとしたプレイをみると「イングランドのサッカーは戦略としてみな同じことしかやってない」とは到底思えないんですが、そうでもないのでしょうか。ちなみに中田英寿がなぜペルージャで成功しボルトンでうまくいかなかったのかというのも、イタリアとイングランドの違いで説明できる? まぁ何にせよイングランドのサッカーにも戦略の違いはあると思うということです。それを取り得れたのは外国人監督なんでしょうけど。

■縦ポン

さて、もうすぐリバプール戦ですが、一応プレビュー的なものを。チェルシーとしてはともかくアウェイゴールがほしいと思っているんですが、戦い方としてはプレミアリーグでユナイテッドがやっていた「縦ポン」がベストなんですかね。CBとGKの間のスペースへロングボールを放り込んで、ドログバやアネルカの裏へ抜ける動きや高さを生かした攻撃でゴールを狙うというのがセオリーだと思うんですが、ぜひとも初戦はこれを徹底してほしいと思っています。まぁジョーコールの個の突破&サイドバックがらみのサイドからの崩しも必要ですが、とりあえずは縦ポンでいくべきでしょう。無理してつないでキケンな位置でインターセプトされて、トーレスのカウンターの餌食にかかったらアホみたいですしね。まぁ見ているほうはツマラナイかもしれないけど、ロングボール合戦に持ち込めればとりあえずはそれでよしだと思う次第です。勝負はセカンドレグですし、下手にリバプールのスタイルに合わせる必要はない! というわけでイングランドにも戦略はあります!で、OKですかグラント監督?
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