欧州CL「チェルシー対フェネルバフチェ」雑感 結果論で考えちゃダメですか?

■モウリーニョ・スタイル?

【フェネルバフチェ0―2チェルシー】フェネルバフチェはアウェーで完敗を喫し、トルコ勢19季ぶりの準決勝進出は消滅。ジーコ監督は「旅は終わった。これより先へ進めず残念」と無念の表情を浮かべた。「あれで試合展開が狂った」と悔やんだように、試合開始早々に先制点を決められたのが誤算。2戦合計2―2で並んだが、アウェーゴールの差で劣り、追う展開となった。後半32分にFWカジム・リチャーズが放ったシュートはこの試合唯一ゴール枠内に飛んだものの、相手GKに防がれて万事休す。指揮官は「この舞台にまた戻ってきたい」と雪辱を誓った。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/04/10/12.html

遅くなりましたが欧州CL「チェルシー対フェネルバフチェ」について簡単に。まぁ順当といえば順当という結果に終わったのかなと思いましたが、チェルシー的にはモウリーニョ時代から受け継いだ守備力が勝利を呼んだというところでしょうか。「被枠内シュート1本」という守備は本当にすばらしいと思うんですが、要はグラント監督が「守備重視」で戦ったことが功を奏したということでしょうか?

■オーソドックスな戦い方?

正直、先制したあとのチェルシーのサッカーの内容はあまりよくありませんでしたが、グラント監督的にはたぶん狙ったとおりの展開だったんじゃないですかね。攻撃的に戦ってゴールを量産して勝利を狙うというよりも、守備的に戦って失点しないことを第一に戦って勝つサッカーに徹したとでも言いますか。これは力で勝るチームがカップ戦を戦う上で行なうオーソドックスなやり方だとは思うのですが、極端に言えば「内容よりも結果重視のスタイル」とでも言えるんですかね。モウリーニョ元監督の代名詞とでも言いますか。このフェネルバフチェとの第2戦でグラントが、そのモウリーニョの得意のスタイルを“引き継いで”戦い勝ったというのはちょっと言い過ぎでしょうか?

■チキン?

モウリーニョなんか関係なく、単におなじみグラントの「大試合でのチキン采配」が炸裂しただけと言えばそうなのかもしれませんが、この試合で言えばその「チキン采配で戦ったのが正解であった」ということなんでしょう。結果よければすべてよしです。この試合、バラックを中盤で使いエシエンをサイドバックで起用するわけですが、それも正解であったと思います。先制点を上げたのはバラックでしたし、エシエンを入れた4バックはフェネルバフチェを無失点で押さえたわけですからね。

■結果論1

つまり中盤では「エシエンの運動量よりも、バラックの決定力」を採用し、最終ラインでは「ベレッチの攻撃力よりもエシエンの守備力」を採用したのは正解だったということで。まぁグラントがそう考えていたかどうかは知りませんし、違う気もしますが…(笑)。

■ジーコの選択は、正しかった?

対するフェネルバフチェ・ジーコですが、個人的にはもっと攻撃的に戦うべきだった気がするんですがね。まぁジーコはこれまで後半の勝負所で「攻撃的システム」にチェンジして奇跡を演出してきたわけで、この試合もそれを狙ったというか、それを「手の内に残して」戦うしかなかったのかもしれませんが、私ははじめからツートップの「4-4-2」にして戦ったほうがよかった気がしたんですよね。フェネルベフチェがチェルシーに勝つためには「打ち合いの試合展開に持っていって、打ち勝つ」というやり方のが勝利の可能性があったと思っているんですが、どうでしょう?

■結果論2

所詮は結果論なんですけどね。はじめから「4-4-2」だったらもっと点差が離れて大敗していたかもしれないし、昨年のローマみたいに大虐殺される展開になっていたかもしれません。なので、しぶとく戦って後半勝負という選択肢をしたジーコの考えは非常にわかるんですが、ただチェルシーファンという立場から言わせもらえばフェネルバフチェはやっぱ攻撃力が売りのチームであると思うんで、「試合開始早々に先制点を決められたのが誤算」とか「あれで試合展開が狂った」とか言われると、イアイヤそれは想定の範囲内でしょって思っちゃうんですよ。まぁ言われるほどフェネルバフチェの守備陣は悪くはないと思いますし、この試合の守備もそれなりによかったとは思いますが、ただやっぱフェネルバフチェは「守備力が売り」のチームではないと思うわけで。あくまで結果としてですが、ジーコが「守備」をフィーチャーして戦ってしまったことがフェネルバフチェ敗因の1つを担ったのではないかと思った次第です。

■精神力

まぁ、ジーコ・フェネルバフチェの強みは守備力でも攻撃力でもなく「精神力」であると言われればそうなのかもしれませんし、ジーコがチェルシー戦で採用したのは「守備」でなく、後半勝負を仕掛けるという「精神力」だといえばその通りかもしれませんが、チェルシーもその「精神力」の強さでは負けてなかったということなのかもしれません。トルコでのファーストレグでは「それ」で逆転されてしまったわけですが。

■まさかCLでチェルシー対リバプールをやらないこともあるのか?

というわけで目出度く次のステージへ進めたわけですが、次はおなじみリバプールとの対戦。マンネリという人もいるかもしれないけど、個人的にはまったくそんなことなく、むしろ非常に楽しみにしてます。というかこの対戦が実現してひと安心。もっと言えば「まさかCLでチェルシー対リバプールをやらないこともあるのか」と思っていたくらい。

席に案内される際には現場スタッフから、「コパカバーナを歌う時に振ってください」 と、ケミカルライト (ペンライト) が手渡され、とりあえずひと安心。なぜひと安心か。じつは、広報部門からの事前情報として、「公演ごとに毎回曲目が変わる」 と聞いていただけに、「まさかコパカバーナをやらないこともあるのか」 と少々気になっていたからだ。(それを歌わないわけはないが)http://www.lvtaizen.com/_backnum/html/5031main.htm

もうそろそろ勝ちたいですね。マジで。
Barry Manilow - Copacabana (At the Copa) 1978
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