欧州CL「チェルシー対バルセロナ」雑感 なんとなく感じたこと

あまりにもショッキングな敗戦でした。

信じられない敗戦というべきか、もったいない敗戦というべきか。

ドログバの決定力不足のせいだとか、審判のせいだとか、いろいろ敗因は挙げられるんでしょうけど、私はやっぱ最後まで無失点で切り抜けられなかった戦い方に問題があった気がしてます。


突然ですが、「キャプテン」という古い野球マンガをご存知でしょうか?

そのマンガに、確かこんなお話がありました。

相手のピッチャーが体力的にバテているので、監督が打者にファウルで粘って球数を投げさせて相手ピッチャーを潰せという「反紳士的な作戦」を中学生に授けるというお話です。

打者は作戦通りにファウルで粘り、相手ピッチャーはヘロヘロになります。このまま続ければ、作戦は成功しそうです。

しかし、観客からの「お前ら汚いぞ。そこまでして、勝ちたいのか」という野次などを受け打者が動揺しちゃいます。

自らも紳士的な行為だという認識があったんでしょう。
ファウル作戦の途中で打者は監督に「ファウル作戦はヤメにして正々堂々と勝負させてください。私は必ず打ちます。私を信じてください。」と直訴します…。で、監督は最初は「勝ちたくないのか」的な説教モードに入りかけますが、チーム全員が負け犬的な雰囲気を醸し出したので、これはヤバいと途中で改心して作戦変更。「勝負してこい」と打者を送り出します。

ざっくりまとめると、確かこんなお話です。

私は今朝のチェルシーのショッキングな敗戦から数時間後、何故か「キャプテン」のこのお話を思い出してしまいました。

「ファウル作戦」=「アンチフットボール」じゃないんだけど、どこかチェルシーの選手たちの中に守備的に戦うことに対するモヤモヤがあって、それが最後の最後に失点につながってしまったのではないかと。

要は、後半終了間際にもっと露骨に時間稼ぎとかして「アンチフットボール」を徹底すれば逃げ切れたんじゃないかなって言いたいわけです。

選手だけでなく、監督も。
もしロスタイムに選手交代策を駆使して1分でも時間を稼げれば、私はああいう試合展開にはならなかったと思うんです。

だって、あの時点で延長戦がないことはわかっていたわけで、交代枠を残す意味はなかったと思うし、時間稼ぎできるなら、どんなことでもすべきだったと。

というか、ヒディンクは何で交代策を使わなかったんだろう?

選手交代でバランスを崩したくなかった?

流れを変えたくなかった?
わかりませんが、私にはその理由が、自らの「アンチフットボール作戦」に対する後ろめたさみたいなものが影響したように感じてならないのです。

ファーストレグの戦い方を批判され、心のどこかで自らのサッカースタイルに対する負い目を感じてしまっていたのではないか?

って、まぁセカンドレグも約90分間の間はアンチフットボール作戦を徹底できたわけで、負い目も糞もなかったと言えばそうかもしれませんけど、だからこそ、尚更、最後の最後に時間稼ぎをしなかったことが不思議というか解せないんです。

守備的に戦うのと汚い戦いは違う?

確かにそうかもしれませんが、勝利のために最善を尽くすという意味では同じだと思うんですよね。

なんか、最後の最後に「勝負に徹することができずに」負けてしまったことが残念でならないんです。



とはいえヒディンクには感謝の気持ちでいっぱいです。

フェリポンのあとチームを立て直してくれてありがとうございました。

おかげさまで今シーズンも楽しむことができました。
ありがとう。

今週末のアーセナル戦がんばりましょう。残り全部勝とう。FA杯は絶対にとりましょう。

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