コンフェデ「イタリア対ブラジル」超雑感 本物のイタリアではなかった?

■本物のイタリアではなかった?

「若手を起用しろって? 若い選手を一度に7、8人も投げ入れることはできない。チームをゆっくり変えていくためには、徐々に慣れさせる必要があるんだ。今日のピッチに立っていた選手は、私が選んだ最高のチームだ」
「悔やむことがあるとすれば、こんなイメージのイタリアを見てもらいたくはなかった。我々のパフォーマンスは失望を呼ぶものだし、このまま帰国しなければならない。だが、今夜のイタリアは本物のイタリアではなかった」http://news.livedoor.com/article/detail/4213222/

イタリア代表いいところなく敗退となりました。アメリカ戦の後半を見た感じは良さそうだったんだけど、まぁあの時はアメリカに退場者が出て数的有利だったから、よく見えただけ? さて、いったいイタリア代表はどこがマズかったんでしょうか。若手がいなかったから、弱かったんでしょうか。わかりませんが、ブラジル戦を見て感じた「悪いところ」を考えてみました。

■本物のイタリアではなかった?

ドイツW杯で見せてくれたような、2列目からの飛込みができなかった。

とにもかくにも、これですかね。リッピが言うところの「リスタート」が、この試合ではほとんどできていませんでした。問題はいろいろあるんでしょうが、一番の問題はFWなんでしょう。つまり、2列目の選手がFWを追い越して攻め上がれる時間を、前線でFWの選手が作れなったことが最大の問題だったのではないでしょうか? ジラルディーノも、イアクインタも、トニもそういうプレイができてなったように感じました。というか、イタリアではトッティしかそういうプレイができない? わかりませんが、結局のところ「リスタート」戦術は“トッティありき”の戦術なのかもしれません。で、今回のイタリア代表には彼がいなかったので、それができなかったというか「採用しなかった」というのが正しいのかな?

■新しい「攻撃の形」を形成?

そう「リスタート戦術」は諦めていたが正解だと思うんですよね。あくまで適当な憶測ですが、今回、トッティもペロッタも不在なのでドイツW杯を制したあのリスタート戦術は諦めて、新しい「攻撃の形」を形成しようとしたのが今回のコンフェデだったのではないかと。で、その新しい形が、まったくできなかった=機能しなかったのが今回の惨敗の原因だったと思うんです。3トップにしたり、デ・ロッシをアンカーに置いたりと、あからさまに「ドイツのとき」とは違う試みをしていたように感じたわけですが、残念ながらどれもうまくはいきませんでした。というか、リッピの頭の中に、果たして「完成系」があったのかどうかも疑問なんですが(笑)。というか「新しい形を試す」というか「古い形で戦うしかなかった」が正解?(笑) いや、さすがにそれだと悲しすぎ。

■リッピの狙いは?

ブラジル戦のみならず、エジプト戦でもゴールがうまれなかったわけですが、そもそもリッピはどういう攻撃の形からのゴールを目指していたんでしょう? ピルロの「アメフト的ショットガンピンポイントパス1本」からFWがゴールする形とか、ザンブロッタとグロッソからのアーリークロスからヘディングシュート? デ・ロッシ、ピルロのミドル? わかりませんが、この3つくらいしか私はパッとは思いつきませんでした。アメリカ戦では、ドイツのときの「ピルロの2列目からのリスタート戦術」と上の3つのうちの「ミドル」がうまくいって3ゴールが生まれ「強い」と思ったんですが、結果的にはあの試合の“後半だけ”が特別だったんですよね。見事に騙されてしまいましたが、結論から言えば今回のイタリア代表のメンツでは、先の3つの攻撃スタイル「ピルロの縦1本・サイドからアーリー、ミドル」ではなかなかゴールすることができないってことなんでしょう。まぁ選手のコンデョションの問題もあったのかもしれませんが、イタリアはやっぱ「リスタート戦術」じゃないと、ゴールできないし勝てないチームのかもしれないと個人的には思ってしました。もちろん結果論ですが。

■守備も”いと”わろし

で、残念なことにこの「リスタート戦術の放棄」は守備面にも悪影響を及ぼしていたように思えました。FWが機能しないため中盤の選手が無理して仕掛ける場合が多く、その結果やってはいけない形でインターセプトされカウンターを食らうことが多々ありました。ブラジル戦の2失点目、3失点目はカウンターにやられてしまったわけですが、本来イタリアが得意としていた「カウンター攻撃」を逆に相手チームにやられてゴールされて負けてしまったのは、なんとも皮肉な結果でした。あと、「4-3-3」が付け焼刃だったためかわかりませんが、ブラジルのサイドバックの攻撃参加にきちんと対応できず、それが結果的にブラジルの先制ゴールに結びついてしまったのは自業自得と言えるのでしょう。まぁドイツW杯のときのカンナバーロは、まるで別人のように“スーパーな身体能力”を見せていたわけで、まさか、それを夢見てFWの守備免除を敢行したわけではないんでしょうが、どこか自らの守備力を過信していたところがあったのではないでしょうか?

■ブラジルもブラジルではない?

正直、ブラジルだってそんなによかったわけではないと思うんですよ。もちろんルイスファビアーノの決定力は流石でしたし、カウンターの切れ味も流石でしたが、ただイタリアは戦いようによっては、もっと長時間スコアレスで時間を使うこともできたと思うんです。イアクインタとトニに期待するのはいいんですが、もっと勝負にこだわって「彼ら2人のうち1人を使わないで、その分中盤に狂犬病を放つ」やり方をしていれば、あそこまで悲惨な結果に終わらなかった気もするんですがね。

■よく知らんが

というわけで、まとめ。要はイタリアにはカカもクリスチアーノ・ロナウドもトーレスもロッベンもイブラヒモビッチもいないから、やっぱオシム的に「走る」サッカーをしないと駄目なのでは? それに、守備もチェルシーみたいな固さもないしカテナチオも無理みたいだし。悲しいけど、弱者のサッカーと呼ばれているやつを若いピチピチしたやつらに仕込まないとヤバイんじゃないの? まぁ若いのに使えるのがいるのかは知らんけどみたいな感じ。 

あなたにとってハワード・ジョーンズの存在とは、
いったいどういうものだったの?

楽しくさせてくれるような存在? それとも悲しくさせてくれた?

なんだ、知っていたの。彼ってサウザンプトン出身ってこと。
そうカナダにも住んでいたみたいなの。
で、昔はプログレやパンクも弾いていて労働者やっていたんだってね。

そう。だから、あの音なのよ。

Howard Jones "What is Love"
 

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