ワールドカップ「日本代表対デンマーク代表」超雑感   ピーターグリーナウェイはよくわからん

決勝トーナメント進出おめでとうございます。

正直、ここまでくると思いませんでした。素直にペコリ。

でも、でも、岡ちゃんのことが嫌いなのは変わりません。死ぬまで、それは変わらないでしょう。それは確かです。

試合についてだけど、やっぱ本田△の先制ゴールが大きかった。あの場面で、あのFKを蹴れた本田△さんのメンタルに乾杯&完敗です。CSKAでチャンピオンズリーグを経験したことが、あのシュートを生んだのかな。こう書くとJリーグのファン&関係者の皆様に怒られてしまいそうですが…。

あとはやっぱ岡ちゃんが俊輔仕様のチームから、本田仕様に変えたことが大きかったのかな。以前、このブログで「コンセプト的に俊輔中心はどうなんだろ」的なことを書いたけど、最後の最後にその両方(コンセプトも俊輔も)をスパッと変えたのはさすがでした。まぁ岡ちゃん的には、直前合宿からチームを再編しても間に合うという考え&感覚があったんでしょうけど、そのスケジュール感と「仕様変更してもチームが壊れなかったこと」は素直に誉めたいですね。

■「岡ちゃん日本代表とフランス日本代表は同じか?」について再考

先日、「岡ちゃん日本代表とフランス日本代表は同じか?」ということ書きましたが、不調時に「チームが壊れなかった」ところは大きな違いと言っていいんでしょう。フランス代表のドメネク監督は主力のアネルカと対立してチーム崩壊を招いたわけですが、岡ちゃん日本代表だって中村俊輔をスタメンから外すことでチーム崩壊する危険性だって十分にあったと思うんです。

■中村俊輔というキーワード

思い起こせば2002年の日韓ワールドカップのときは、当時監督のトルシエは、そんな「中村俊輔を使わないこと=チーム崩壊の序曲」となることを恐れてメンバーに選びませんでした。スタメンで使わないなら中村はチームにマイナス影響を及ぼす=チーム崩壊の可能性がある、とトルシエが考えた故の判断だったと記憶していますが、今回の岡ちゃんはそれを恐れず中村俊輔を本番でベンチに配置します。次いで2006年のドイツワールドカップのときの中村俊輔はどうだったか。当時監督のジーコは、トルシエの中村外しに反旗を翻したところもあったんでしょう。ワールドカップでは「たとえ熱があろうとも、不調であろうとも中村俊輔中心」という信念に拘って3試合をまっとう。結果的に、それが惨敗を喫した1つの原因となったところもあったように感じましたが、今回の岡ちゃんは変に中村に拘らずにスパッとあきらめて中村をベンチに配置。そして見事に結果を残しました。まとめます。中村俊輔という視点からこの8年間の日本代表の歴史を振り返ると、それまで中村は「ベンチ外か、それとも中心か」の究極の2択で扱われていておりました。ですが、今回の岡ちゃんがそれとは違って「直前でベンチ外」という、新たな中村俊輔の取り扱方法を駆使。で、結果として「中村俊輔ベンチでもチーム崩壊なし。新たな仕様主・本田△が結果出す」という好循環を生み出すことに成功しました。たぶん、これこそが今回の岡ちゃん日本代表の成功の最大の要因なのかなと思うわけです。あと、戦術的に言えば、日本化をあきらめて、「欧州の中堅以下のクラブ(プロビンチャ)が採用するようなスタンダードさ」に変えたところがフィットしたようにも感じました。もちろん、単なるスタンダードさの上に「ハエ」というコンセプトのもと、中盤できっちりとプレスを行うという要素が加味されていたのは岡ちゃんの手腕たるものなんでしょう。ゾーンディフェンスの場合、ポジショニングに気を使いすぎてボールウォッチャーになってしくじる場合が多々あるわけで。それがあまりない仕様となったのは評価すべきところですかね。

■ピーターグリーナウェイはよくわからん。

ちなみにデンマークに関していうと、上記のゾーンディフェンスの弊害である「中盤のプレスが厳しくない」ことが敗因だったようにも見えました。って、まぁ中盤で厳しく当たってファールを冒して、そこからのFKで負けたのですから、「中盤の守備の厳しさが足りなかった」というのはお門違いなのかもしれませんが、前半早々の松井の2列目からの飛び出しシュートシーンとか見る限り、日本の中盤のパサーに自由を与えすぎていたように感じたんですね。で、そんな日本の中盤の選手がある程度、自由にプレイできたことが、結果として日本のFKからのゴールを生んだように感じた次第です。そこがポイントだったかなと。正直、高さ&パワープレイはそれほど怖くはなかったわけで、日本が先制ゴールをあげて、引いて守って「サイドと裏のスペースを消せば」、それほどデンマークの攻撃は怖くなかったのかなと。まぁ結果論ですが。そもそも今回のデンマーク代表って、私にはひどく「ヨーロッパ的な様式美」へのこだわりが感じていたんですが、その弊害のほうがこの試合に出たようにも感じました。って、ヨーロッパ的な様式美なんて書くと、たいそうな言い回しになりますが、それについては実はたいした知識はありません。ピーターグリーナウェイの「英国式庭園殺人事件」を見て漠然と感じたくらいのニワカ知識。ってサッカーとは全然関係ないかもしれないけど、「デンマーク代表=英国式庭園」と書いたら失笑ものですか?

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