「脱・お役所仕事的サッカー」のススメ とチェルシー戦プレビュー

■「お役所仕事」とサッカー

「お役所仕事」という言葉があります。「融通が利かない杓子定規な仕事」という意味で使われる場合が多いと思われますが、この言葉はサッカーのプレイや戦術という観点からも当てはまる場合がある気がするんですよね。

たとえばサッカーの守備に置いて、あまりに戦術がマニュアル化し過ぎてしまっているチームや、そういう戦術をある意味頑なに守ってプレイしている選手は「お役所仕事」的サッカーと言えるのかもしれません。要は守備戦術があまりに単純化・マニュアル化されていて、ピッチ上の各選手が「自分に課された(マニュアルに書かれた)守備タスクだけを行えばいい」という雰囲気が感じられるサッカーがそれです。まぁ、今時のサッカーで、さすがに「自分に課されたゾーンだけを守る守備戦術」とか、「自分が課された相手だけをマンマークする戦術」とか採用しているチームはないと思いますが、要は守備で緊急事態が発生したときなどに「融通性」がないサッカーをしているチームがあるとすれば、それぞ、まさしく「お役所仕事サッカー」と呼べるのかもしれません。

続いて攻撃について考えてみると、岡ちゃん日本代表が一時期採用していたとされている「アーリークロス攻撃」とか、そんな「お役所仕事サッカー」に陥る可能性が高いと言えるのかも知れません。要は、どんなときでもアーリークロスからの攻撃ばかりになって、「融通が利かない」とか「杓子定規」な攻撃に陥ってしまことがそれで、そんなサッカーはまさに「お役所仕事サッカー」言える気もするわけです。もちろん、選手はプロですし、さすがに90分間攻撃はアーリークロスだけってことにはならないとは思いますが、そういう攻撃マニュアルが監督から配られたら、どうしても「その攻撃スタイルが第一」となってしまうのは、致し方ないところな気もするんですよね。

まとめると、サッカーは監督よりも「あくまでピッチ上の選手」であるという意見はその通りだと思うんですが、監督の戦術や指導によってピッチ上の選手たちのプレイ自体が変わることもあるといいたいわけです。それは仕事と一緒で、誰もがお役所に勤めれば「お役所仕事」に陥る可能性は高いし、そうでない会社に勤めれば「融通性がある仕事」が出来る可能性があるみたいな感じ? もちろん、それは個人によって差はあるんでしょうし、お役所に勤めていても「お役所仕事」でない人もいると思いますし、逆にどんな会社であっても「お役所仕事」をする人というものいるんでしょうけど。

というか、そもそも「お役所仕事」でOKという場合もあると思いますし、それ以上のことをしようとするほうが「悪」となる場合もあるのかもしれません。さて、サッカーの場合はどうなんでしょう? 「お役所仕事」なシステムや戦術を採用するチームのがいいのか、それとも、「お役所仕事」でないほうがいいのか?

まぁ、何を持って「お役所仕事サッカー」とするのかにもよると思いますが、私は「お役所仕事」でないサッカーのほうが強いと思いますし、そういう戦術やプレイをすべきだと思ってます。戦術がいらないという意味ではないんです。何というか、戦術に幅があるサッカーがいいという意味で「脱・お役所仕事サッカー」が好ましいと言いたい訳です。要はこのブログでよく主張する「選手が状況判断に優れたサッカー」がそれです。通り一遍のマニュアルがあったとして、それが通用しなくなった時に、次の最良の一手を打てるサッカーとでも言いますか。もちろん、その「次の最良の一手」自体もマニュアル化されたものかもしれませんが、数あるマニュアルの中から「自分にできる最良のプレイを状況に合わせてできる」選手がそろっているチームがベストだと思うんですよ。それぞプロの集団とでも言いますか。

たとえばコンサートライブやお笑いのトークの生ライブで考えてみたとして、その場のお客さんの年齢層や反応によって「状況を判断して」、そこに最適な演奏したり、トーク(ネタを変化)させることができる歌手や芸人こそはプロだと思うんですよね。もちろん、そんなの関係なく、いつでもどんな状況でも「曲目リストどおりに演奏」したり、前もって決めていたネタで「誰でも笑わせちゃう」のもプロの仕事といえるんでしょうけど。

■チェルシー戦プレビュー

好調ブラックプールとの対戦となりますが、ホームでの試合ですし、きっちりと勝ち点3をゲットしたいところ。ブラックプールは格下の昇格チームとは言え、昨シーズンはそういうチームに足元すくわれたところもあるわけで、正直、油断はできません。チェルシーの弱点は「前から厳しいプレス守備」され中盤をつぶされてゲームメイクできなく場合だと思うんですが、もしブラックプールがそういう「ひたむきなサッカー」を展開すると苦戦する可能性は十分あるかなと。それでなくても、噂によるとチェルシーはランパードがまだ不在のようですし、相手に関わらず中盤のゲームメイクで自滅する恐れだってあるわけで、そのあたりが試合のポイントになる気がしているんです。ランパードの代わりとしては、CLで調子がよかったベナユンに期待したいところですが、ラミレスやマルダがそこでプレイする可能性もあるのかな? まぁ、前節のようにセットプレイからゴールできれば問題ないのですが、そういうセツトプレイもこの試合もカギになるのかもしれません。何にせよホームでの試合ですので、きっちりと結果を出してもらいたいものです。
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