欧州CL「チェルシー対マルセイユ」超雑感 & 日本サッカー名蹴会

■チェルシー戦 雑感

「今日はチェルシーとマルセイユが近づくことすらなかった。ただそれでも、我々は後半に変更を試みたよ。もっと多くの失点を許していてもおかしくなかったんだ」

「我々はジリナを相手に6ポイントを獲得し、グループリーグを突破できるように願わなければいけない」

「0-2とされてからは本当に難しかった。怒ってはいないし、辞めることもない。ただ現実的なだけだ。我々は多くの野心を持っていたし、期待もしていた。でも、相手は優勝候補の一角だ。一方で、ウチのストライカーは(アンドレ=ピエール・)ジニャックも(ロイク・)レミーもCLデビューシーズンなんだ」
http://news.livedoor.com/article/detail/5040166/

確かに力の差は感じたけど、それでもマルセイユは、後半よくやっていたと思いましたけどね。献身的なプレス守備と運動量豊富なハードワークなプレイは好感持てたし、前半開始早々のテリーのゴールがなければ、チェルシーはもっと苦しんでいたように感じました。というわけで、試合についての雑感。

マンチェスター・シティ戦のアンチェロッティ監督の交代策について苦言を呈しましたが、この試合の采配はよかったのではないでしょうか。というか、この試合のように先制点が取れる展開ならまったく問題ないんですよね。アンチェロッティ監督の掲げる「ポゼッションサッカー」は、先にゴールを上げて試合の主導権を握ることができれば安定した戦いが出来るし、相手の状況によっては「ポゼッションを放棄した戦い」へ移行もスムーズにできたりするわけで、ある意味、先制ゴールを上げることができれば安心して見ていられるわけです。「先制して逃げ切る」のが得意というか、もっと言うと「先制して、ダメ押しして、最後にゲームを殺して完勝」というシナリオは得意中の得意なわけで、そこはアンチェロッティ監督のサッカーならではということで非常に評価しております。まぁ、たまに先制しても同点にされてしまってグダグダになってしまうこともありますけど。

この試合はジルコフがランパードの変わりで中盤を務めていましたが、よかったのではないでしょうか? 「放り込む時は放り込む」「前線にオフザボールのプレイで攻めあがるときは攻めあがる」と言う感じで、プレイに迷いがないように感じられたのがよかったように思えました。チェルシー攻撃陣の1つのストロングポイントである、「アシュリーコールの攻撃参加」と「マルダのサイドからの崩し」をうまく助けていたように感じましたし、「ランパードの代役」としてはよくやっていたのではないでしょうか。少なくとも昨シーズン中盤でプレイしていた時よりは、よかったように感じました。現状ではラミレスよりも使える感じですかね?

カクタも悪くはなかったけど、ウイング的なポジションでプレイするなら、もっとシュートの意識とか、自分で仕掛ける意識があってもいい気もするんですがね。もちろん、「仲間をうまく使えるプレイができること」がカクタの魅力であることはわかるし、変な話SWPとかスタリッジに比べれば「ポゼッションサッカーに向いている」とは思うんですが、ちょっと遠慮しすぎているように感じるプレイもあったので、そこはちょっと気になりました。ミケルみたいに、気がついたら「ゴールを狙えないプレイヤー」に変貌してしまうことはさすがにないと思うんですが、FWで生き残るためにはもっとゴールの意識が必要になると思うんで、そこは今後もっと意識してプレイしてもらいたいなぁ。まぁ、総合的に考えれば悪くないデキだったと思いますので、気負わずにこの調子でがんばってもらえればいいのかもしれないけど。

アシュリー・コールは相変わらず素晴らしい。マルセイユの守備陣がそれほど彼に気を使ってなかったところも幸いしたとは思いますが、改めて「マルダ&アシュリーコールが左サイドで躍動」できればチェルシーの攻撃は脅威であることが証明されたように感じました。アシュリーが高いポジションを取った場合、CBのテリーが左サイドにずれてカバーして、ボールポゼッションに積極的に顔を出すことになるんですが、そんなテリーのゲームメイク力もアンチェロッティ・チェルシーの1つの武器であるんですよね。

アネルカもよかったけど、たまに前線でインターセプトされたりパスミスして、「相手チームのカウンターの基点」になってしまうことがあるのは、できれば気をつけてもらいたい。まぁ、そんなことばかり気にしてプレイしていたらロクな攻撃はできないんでしょうし、そういうミスはつきものであると思うんだけど、それでも「インターセプトに気をつけるべきことを第一に考える状況」というのが1試合に何度かはあると思うんで、そういう場合は無理しないで欲しいところです。

最後に、期待の17歳ジョシュ選手について。まぁ、出場時間も短いしなんとも評価しづらいんですが、無難にプレイしていること自体評価すべき点なんですかね。個人的にはレンタル中のマティッチ選手とかのほうがフィジカル的要素を含め期待値は高かったりするんですが、チェルシー生え抜きで、しかもイングランド人の若手選手ということを考えるとジョシュ選手にがんばってもらいたいのは確か。現状だと「イングランドのピルロ」的な感じですが、経験を積めば「ランパードみたいに化ける」可能性もあると思うので、変に小さくまとまらないように成長してもらいたいです。そのあたりはアンチェロッティ監督の得意としているところでもあると思うので、期待したいなぁ。数年後(3年くらい)にはチェルシーを背負うような選手になってくれればうれしいですけど。

■日本サッカー名蹴会

同会は発起人にラモス瑠偉氏、金田喜稔氏、木村和司氏、柱谷哲二氏、井原正巳氏、中山雅史氏、藤田俊哉氏7名の有志により発足し、日本サッカーの普及・振興を目的にさまざまな活動を行っていくことを趣旨としている。会長は金田氏が務め、名誉会長に森孝慈氏、副会長にラモス氏、都並敏史氏、井原氏、メディア広報部長に堀池巧氏が就任した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/2010/text/201009270004-spnavi.html

個人的にプロ野球の名球会にあまりいい印象を持ってないんですが、なんとなく似ている感じがするのは気のせい? 「金田つながり」でそう感じるだけなのかもしれないけど、釜本氏とか杉山隆一氏の名前がないのは、ちょっと残念な気もするなぁ。まぁその2人は年齢的問題とかあるのかもしれないのでお呼びでないのかもしれないけど、要は「ラモス瑠偉、金田喜稔、木村和司、柱谷哲二」あたりの世代の意向が強い組織ってことなんでしょうかね。まぁ、ドーハの悲劇前後の日本代表の選手はそれなりに日本国内で有名な気もするんで、だからこそ、このような組織となのかもしれないけど、何にせよ「日本サッカーの普及・振興」につながるようがんばってもらいところです。というか、この日本サッカー名蹴会の発足によって、日本サッカー市場全体で「OBという存在を大切にする空気」が芽生えてくれることに期待したい。この前スカパーの某番組で、イングランドでは1つのクラブチームに長期在籍した選手のためにチャリティーマッチを行える制度があるというニュースをやっていましたが、そういう「ベテランやOB」を称えたり、重宝することはすばらしいことだと思うんですよね。若手に未来を託すことは夢があっていいと思うけど、おじいさんおばあさんも大切にしよう! 
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