2013年-2014年シーズン開幕前  改めてモウリーニョ第2次政権に期待すること

27年間である。

サーアレックス・ファーガソンが、マンチェスターユナイテッドで監督を務めた年月のことだ。

今50歳のモウリーニョが、それと同じ年月をチェルシーで監督として過ごすのは難しいかもしれないが、
少なくとも10年は続けてほしいと思っている。モウリーニョが長く監督を続けることで、チェルシーに
これまでと違う何かが生まれると思っているし、もっといえばプレミアリーグに新しい何かが生まれる
ことになるんだと思っている。プレミアリーグというよりも、もっと大きくサッカー界の歴史において、
何かを刻むことになるはずだからだ。まぁ歴史なんてどうでもいいし、大切なのは毎日・毎週なんだけ
どね。


サッカー小僧006というムックだったかに、サッカーライター片野さんがモウリーニョについて寄稿した文章が秀逸だった。特に、これまでモウリーニョが過ぎ去ったチームのあとにはぺんぺん草も生えない説は嘘だと書いてあるくだりに感しては、すごく頷けた。もちろん、モウリーニョは目の前の勝利という結果を求める指揮官であるのは間違いないんだけど、目先のことだけしか見えてない監督ではないのだ。


昨年、モウリーニョと犬猿の仲といわれたラファエル・ベニテスが監督をしていたのだが、個人的にはベニテスの「ローテーション方式」が思っていたものよりも秀逸なものであることを実感できたのは収穫だった。チーム力が不安定な時期はイライラしたが、ローテーションによって多くの選手にチャンスを与える方式は、それなりに機能しだすと、とてつもないパワーを生み出すことがわかったからだ。2チーム作れるほどの戦力を有するチームならではのパワーというか。もっといえば、経験と若さの両方をミックスすることによる「目先の勝利」と「長期的視点にから考える勝利」という、一見すれば相反する二兎を追うことができる本当の意味での強いチームになれるヒントが隠されていたように感じたからだ。

「目先の勝利」&「長期的勝利」。

第2次モウリーニョ・チェルシーが目指すものは、まさにそれであり、それはこれまでアレックスファーガソンがマンチェスターユナイテッドで築き上げてきたものでもあるのだ。

まぁ、そんなに力んで考えたり応援する必要は無い。

大切なのは今この瞬間であり、過去であり、未来であるのだ。


「結局のところ、こういったプレシーズンマッチは勝つことが最も重要なことではない。だが、我々がチームを作り上げていく上で、個々のアイデンティティやパーソナリティに良い影響を与えるということを考えれば、勝利は常に良いものだ。ただ、最も重要なことは、我々が勝利を掴むために見せたパフォーマンスなんだ」
http://japan.chelseafc.com/news/latest/988



今週末からいよいよ2013年-2014年シーズンのプレミアリーグが開幕となるが、よいパフォーマンスを期待したい。

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