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zoom RSS ジーコ日本代表 北朝鮮に向けてA  ウディネーゼの3バックと、北朝鮮戦

<<   作成日時 : 2005/06/07 23:32   >>

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ひさしく読んでなかったセリエA専門誌「CALCIO 2002」を立ち読みしたのですが、「セリエAにおける3バックを考察」という2Pもの特集がおもしろかった。詳細は割愛しますが、代表的な3バックのクラブとして4位でシーズンを終えた「ウディネーゼ」が取り上げられ、「3バックと攻撃的MFの守備の関係」が機能しているという内容の記事が展開されてました。

ウディネーゼ=ジーコ日本代表の「3−6−1」?

ウディネーゼの基本的なフォーメーションは「3−4−3」で攻撃は3トップという形をとっており、中央にイアクインタの2列目にディミケーレ&ディナターレという三角形みたいな形となってます。この特集ではウディネーゼの攻撃面でなく守備面について言及されてますが、要は2列目の「ディミケーレ&ディナターレ」が前線からプレッシングに行くことにより、3バックの横や後ろのスペースをロングボールなどで疲れることを防いでいる。つまり2列目の2人が守備することで攻守のバランスを取っているというものでした。



        ●CB ○FW ●CB   
●左SB ←○        ○→    ●右SB   ※○ウディネーゼ「3−4−3」
↑     ディミケーレ  ディナターレ ↑      ※●対戦相手「4−4−2」
○WB    ●ボランチ ●ボランチ  ○WB    
↓●MF   ○ボランチ  ○ボランチ ↓ ●MF                   

        ●FW      ●FW
     ○CB    ○CB   ○CB

単純に図にしました。ポイントは2列目の攻撃的MFが前線からプレッシングを掛けて味方WB&ボランチの6人の中盤で、相手チームのサイドバック、ボランチ、MFに対して「複数でのプレッシング」をかけることが可能になるということです。「CALCIO 2002」によると、この前線からのプレッシングがあるからこそウディネーゼの3バックが機能しているということでした。まぁ「3−4−3」でなく「3−5−2」でも、要は前線からFWがプレッシングに行けば同じことのような気もしますが(笑)、もしかしたら単純に「ワントップ+2人MF」の正三角形という形の方が、「2人のFW+トップ下」の逆三角形よりも「プレッシングが決まりやすい&やりやすい」ということなのかもしれません。まぁ単純に考えれば3バック&ワントップにし「中盤の人数を6人」とし、相手チームよりも中盤で優位にたって「数的有利な状況」でプレッシング守備をするシステムということなんでしょう。中盤を6人にする戦術言えば…。そうです。先日のバーレーン戦で日本代表が行った「3−6−1」と言われるシステムがまさにそう。はたしてジーコが、このウディネーゼのような「中盤の優位性からのプレッシング守備」を意識して中盤を6人にしたのかどうかわかりませんが、「3バック」と「ワントップ+2シャドー」というシステムは「中盤のプレス&守備バランス」という面から見れば相性がいいみたいです。もちろんプレスの掛ける位置や方法について「共通意識」がないと機能しないとますし、相手の戦術にもよるわけですが。ちなみに攻撃面においても「2列目のMF=2シャドー」の役割が重要となるわけですが、ウディネーゼの2列目が「自ら得点もできる決定力ある選手」だということは非常に大きなポイントなわけです。おっと、そういえばジーコって元ウディネーゼの選手でしたね。まぁあまり関係ないですが(笑)。余談はさておき、攻守のカギを握るこの「2シャドー」をできる選手がいるかどうかというのが、「3−4−3」もしくは「3−6−1」が機能するかどうかの目安となるわけですが、…中田英、中村を累積警告で欠くことになる北朝鮮戦は「3−5−2」で行くみたいですね。というわけで前置きがながくなりましたが、ウディネーゼを例にしてどくどと説明してきた「3−6−1」は使わず(笑)、「3−5−2」で北朝鮮戦を迎えることになる日本代表についてです。ジーコ&川淵について苦言を呈しましたが、日本代表の応援はキチンとしてますので(笑)。はい。

「3−5−2」に戻して臨むジーコ日本代表ですが…。

<
攻撃的MFに入る小笠原(鹿島)は決勝ゴールを挙げたバーレーン戦に続く活躍が期待される。だが「集中したいから」との理由でコメントを拒否。背中に意欲をみなぎらせた。バーレーン戦では1トップの下に中村(レッジーナ)と並ぶ形だったが、今回は戦い慣れた2トップ下の司令塔役。三都主(浦和)の出場停止で、セットプレーのキッカーを務めることも確実で、全体練習後は黙々とFKをけった。(共同)[ 共同通信社 2005年6月7日 21:11 ]http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050607-00000043-kyodo_sp-spo.html

北朝鮮戦の予想フォーメーションは3−5−2。GK川口。DFは右から田中、宮本、坪井、ボランチに福西、稲本、WBは右に加地、左に中田浩二、トップ下に小笠原、2トップに柳沢&鈴木となる布陣で行くと予想されます。ポイントとなりそうなのはやっぱ中田英、中村、サントス、中澤に代わって出る選手の出来でしょうかね? 特にキリンカップではイマイチだったDF坪井、そしてジーコジャパンで初の左WBでの出場となる中田浩二、そして稲本の3人は重要です。

キーマンはやはり坪井&中田浩二&稲本? 守備ではカウンター&ミドルに注意

<引き分けでもOKという試合ですが、ジーコはどのようなプランをもってこの試合に臨もうとしているのでしょうか? もちろん相手の戦い方次第のところもあると思いますが、北朝鮮は例によって頭からパワー全快の前線からの全力プレス&イケイケサッカーでくると思われます。ということで守備ではキリンカップペルー戦のような「カウンター攻撃」と北朝鮮にホームで失点したときのような「ミドルシュート」に気をつければ問題ないと思うのですが…。「雨によるグランドコンディション不良」「無観客」といった外的要素の影響が計り知れないんですよね。まぁそれは当然、相手である北朝鮮にとっても同じ条件ではあるんですが、とりあえず北朝鮮に点を取られなければW杯出場決定となるわけですからこの試合の1番のポイントはやはり守備だと思うんですよね。まぁ普通に戦えば失点することはないと思ってますが、いろいろな要因が重なってすでに「普通の状態でない」のがなにか引っかかるわけです。単に心配性なだけなのかもしれませんけど。

攻撃ではアーリークロスが有効? 稲本と福西がゲームメイクできるか?

<

攻撃に関しては、やはり小笠原&柳沢&鈴木の「決定力」がポイントとなるんでしょう。ただしバーレーン戦のように「自由にバイタルエリアを使える攻撃」ってのはできないと思っています。となるとカギを握るのはWBを使ったサイドからの攻撃と、ボランチ稲本の攻撃参加。中に切れ込んでもシュート出来ない加地ですが、あまりドリブル勝負を仕掛けず「アーリークロス」を多用してゴール前に放り込むほうが得点できるような気がしてます。ホームで北朝鮮戦の2点目もそうでしたがGKはヘタレですし、「放り込んでこぼれ玉をシュート」という戦術を徹底したほうが得点が入る気がします。まぁ加地でなくて中田浩二が放り込んでもいいのですが…。ちなみにジーコは中田浩二のWB起用についてこう言ってます。

(中田浩二を左で使う狙いは)あのポジションはマルセイユでもやっているし(紅白戦の)控え組でもやったことがある。まったくの初めてなら使わないが、かなり慣れてきているし、いろんなポジションができる選手なので、あのポジションでも期待したい。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200506/at00004955.html

まぁジーコにすればWBもSBも同じなのかもしれないけど、マルセイユでWBやった試合はほとんどないような気が…。守備専門のSBでの起用がほとんだだったと思うけど、まぁ紅白戦での動きを見ての起用ということなのでしょうか? 中田浩二はロングフィードはいいものを持っているし、パスも正確なので「ミスのない堅実なプレー」は期待できると思うのでがんばってほしいですが、相手SHとのマッチアップでにいかにして優位にたてるかどうかですね。ちなみにバーレーン戦ではサントスはあまり効果的な攻撃参加ができませんでしたが、それでも何回か攻撃参加しそのサントスが上がった裏のスペースはちょくちょく福西がケアしているシーンがありました。中田浩二がどれくらいの位置にポジションニングを取れるかわかりませんし攻撃参加できるのかわかりませんが、中田浩二&坪井&福西の左サイドの連携は攻守においてポイントとなりそうですね。最後に稲本。プレッシングを中心とした守備力は問題ないと思ってますが、問題は攻撃。中田英や小野と違ってパスよりも「オフザボールの動き&ドリブル」を得意とするプレイスタイルが特徴だと思ってますが、このスタイルが今のジーコジャパンにイマイチ合ってないような気がしてます。トルシエ時の日本代表のような「プレッシング守備からボールを奪って攻めるサッカー」では、ほんと要ともいえる存在で、例えば「W杯ベルギー戦」での2点目のような得点シーンが期待できるわけですが…、今のジーコジャパンにおいてはそうではないんですよね。ジーコジャパンにおいては、いわゆるゲームメイカー的な役割が求められる場合が多いのですが、北朝鮮戦で稲本がどれくらいゲームをコントロールできるのか?もしくは福西に任せて、黒子に徹するのか? 試合状況にもよると思いますが、この中盤の構成力もポイントとなりそうです。稲本は低く抑えたすばらしいミドルシュートが打てる選手なので、うまく攻撃参加できればおもしろいとは思うんですけどね。小笠原と稲本のミドルもしくは、アーリークロスから
のこぼれ玉を鈴木か柳沢という感じの得点を期待したいです。

どちらのチームが普通に戦えるか? ってムリ?

まぁ普通に戦えば負けないと思いますし、仮に負けてもバーレーン次第でW杯出場が決まるわけです。ですが、何度も言うように状況は「普通」でないわけです。「W杯出場がかかった試合」「累積警告&怪我でレギュラー5人欠場」「無観客試合」「グランドコンディション不良」「対戦相手は北朝鮮」。もちろん、相手にとっても条件は同じところもあるので、月並みな言葉で言うと「どちらのチームが普通に戦えるか」ってことなんでしょうけど…。普通には戦えるわけないですよ。普通でないなりに、どちらが致命的ミスをしあにかどうかってのがポイントでしょうか? ぜひともこの試合で決めてくださいね。
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