doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS W杯最終予選最終戦「ジーコ日本代表VSイラン戦雑感」 加地のゴールはすばらしかった!

<<   作成日時 : 2005/08/18 18:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 5 / コメント 2

 W杯最終予選のイラン戦。昨日は忙しくてLiveで見れず録画で見たのですが、兎にも角にも勝ててよかったです。まぁ両チームともW杯出場が決まっており消化試合という感じでしたが、一応は公式戦ですし、どんな試合でも勝つに越したことはないわけで。1点返されてしっくりとした勝利となりませんでしたが、まぁふつうに考えれば楽勝に近い勝利だったと思う次第です。個人的には「加地がゴールできたこと」が何よりもよかったと思っているのですが、このゴールは加地を辛抱強く先発で起用し続けていたジーコが一番喜んでいるのではないでしょうかね? 加地にはこの得点のみで満足せずに、今後も得点を狙ってほしいです。というわけで、その加地のすばらしいゴールを中心にイラン戦を振り返ってみたいと思いますが、ジーコは試合後のインタビューでこのようなことを言っていたのが興味深いです。

イランの高い最終ラインは、日本にとって好都合だったわけですが

前半の最初から、前から行って出鼻をくじくことを狙っていた。イランは技術的にも高いものがあるし、早いリスタートやアーリークロスを入れられると相手のリズムになってしまい、こちらも劣勢に立たされてしまう。そのため、最初から前掛かりに行くということで、選手たちもよく分かってくれて、幾つかチャンスを作り、確実に1点を取ってくれた。
――最初から縦に速いシンプルな展開が見えたが、その理由は?
 イランは体格もいいし、足元でボールキープさせたら、なかなかウチにチャンスは来ない。よって横パスをつなぐよりも、目まぐるしくポジションを変えながら、ボールを回しながら(パスを出す)相手を走らせるということ。そこでスルーパスによって相手の意表を突くということで、そういう部分を最初から選手と確認していた。最近のイランの試合は6点中5点はリスタートからだった。だから自分たちがやられないためには、まず相手のエンドでできるだけ早くボールを回すということ。こちらのミスからカウンターで攻めてくるということもあったので、不必要なファウルでリスタートを与えない、カウンターを与えない精度、そのあたりを狙っていた
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200508/at00005802.html

ジーコのコメント通り、この日の日本代表は「前半の最初から」積極的に攻撃に出たのが功を奏した感じでした。イランの最終ラインの位置が比較的高くてGKとDFの間に「スペース」があったこともあり、日本の攻撃は中盤を省略してイランDFのウラへ「スルーパス&放り込み」攻撃を徹底して行っているように感じていたのですが、ある程度ジーコの指示だったみたいですね。「目まぐるしくポジションを変えながら、ボールを回しながら(パスを出す)相手を走らせるということ。そこでスルーパスによって相手の意表を突くということ」とジーコは言ってますが、見た感じ「ボールを回しながら」ってのはあまり感じられませんでしたが、大黒と玉田の2トップが積極的に「ポジションにとらわれない」でスペースを作っていたのが目につきましたね。この2トップは中央に張ってポストプレイなどするよりも、動いて「スピードで勝負する」タイプのFWだと思うので、このイラン戦の前半みたいにDFの背後にスペースがあるほうが生きるわけで、イランの前半の守備がお粗末だったこともありあますが、ジーコの狙い通り「相手陣内でスルーパスなどのスペースを生かした攻撃」が効果的だったように感じました。


【前半11分】DF最終ラインから田中がロングフィード。ペナルティエリア付近で大黒がポストとなりDFラインの裏を抜けた玉田へパス。玉田はシュートを打とうとするが防がれる。
【前半13分】遠藤が中盤からドリブル突破を仕掛けて、ペナルティエリア外の右から中央の大黒へパス。大黒がそのパスをダイレクトでシュートを放つもGKに弾かれる。
【前半14分】左サイドでサントスが玉田とワンツー突破。ペナルティエリア内左サイドからニアサイドにセンタリングを入れるもわずかに大黒に合わず。

ドリブルでえぐって、センタリングはニアサイドが一番可能性あり!

この前半10分から15分くらいまでの間に3度の決定機があったのですが、できればここで1点取りたいところでしたねぇ。まぁイランも最後の最後のところで踏ん張って守っている感じでしたが、上でピックアップしたうち特に前半14分のサントスの突破からニアサイドに早いゴロでのセンタリングというのはよかったと思いました。この形がたぶん「ジーコ日本代表が一番得点が決まる確率が高い形」だと思っているのですが、まぁ日本代表に限らずどんなサッカーにおいても「決定的な形」と言えばそうなんですがね。要はペナルティエリア内までドリブルなどで入り込んでから、そこから至近距離でゴロのラストパスをニアサイドやマイナス方向へ入れてそのボールをシュートするという攻撃です。決定力がないといっても、サイドでここまで崩してセンタリングを入れれば、シュートは合わせるだけになるのでさすがに決まる確率は高いってわけです。そしてこの試合の加地のゴールも同じような形からでした。


【前半28分】中盤で小笠原のパスを受けた玉田が、左サイドで1対1の仕掛ける。えぐって低いクロスをゴール前に送り、ニアサイドで大黒がつぶれるがボールはファーサイドに詰めた加地へ。コレを加地がシュートしてゴール!

玉田の突破が見事だったのは言うまでもないですし、ニアサイドで勝負した大黒もよかったと思いましたが、一番すばらしかったのは加地ですよ。ズバリ得点を狙って「ゴール前に詰めていたこと自体」がすばらしいわけです。これまでのジーコ日本代表ですとFWが動き回ってチャンスメイクはできるけど、その結果ゴール前に人がいなくなり「チャンスメイクで終了」となるケースが多々あったわけです。例えば、2トップのうち1人がチャンスメイクし、もう1人がつぶれ役になることで「攻撃の形」ができるわけですが、じゃ「誰がシュートを狙うの?」って考えればトップ下やMFかWBとなるわけです。なので加地の得点シーンもあそこに詰めているのが小笠原でも福西でも遠藤でもOKなわけですが、個人的にはWBやSBの選手がゴール前に詰めるってのが一番、理想な形だと思うんですよね。例えば、アルゼンチン代表の左WBソリンなんかもそうですが、FWなどの中央の選手がサイドに流れてチャンスメイクするなら、逆にサイドの選手が中央へFW的に入るってのが効果的(?)だと思うわけです。まぁ誰でもいいって言えばその通りですが、要はFWがチャンスメイクするなら、FW以外の誰かがゴール前に詰めないとゴールは生まれないってことです。

 というわけで加地のゴールを生んだ「ポジショニング」と「積極性」は褒めたいですが、ただこのシーンくらいしか目だった働きができなかったことは課題ですかね? ゴールはなかったですがこの試合では全体的な動きではサントスのほうがよかった気がしました。センタリングにミドルシュートにとチャンスメイクしてましたし、攻守にわたってがんばっていたように感じました。特に後半、2点目が生まれる直前のドルブル勝負&ミドルシュートはすばらしかったと思いますし、このようなプレイをもっとやってほしいと思った次第です。

もうそろそろ「4」に絞って組織を作ったほうがいいと思うのですが

 ジーコの答えは真摯なものでしたよ。「あくまでもフォーバックが理想・・でも選手たちを観察する上で、スリーバックも併用する方向性を考えた・・国内ではスリーバックが主流だし・・それでも、流れのなかでフォーにしてもチームは問題なく対応できていた・・要するに、チームは、スリーとフォーをうまく併用できるようになっているということ・・だからこそ、相手の出方に応じた柔軟な対応ができる・・持ち駒のコンディションと選手のタイプなどによって使い分けられる・・たとえば、欧州組の場合はフォーに慣れているだろうし、国内組の場合は、スリーとか・・とにかく、勝負の試合でも、そのシステム変化に対して選手たちが十分に対応できるようになったことが大きい・・スリーにするかフォーにするかは、特に事前には決めない・・要は、どんなシステムでも、選手たちが自信をもってできるようになっているということ・・だからこそ、互いの信頼感も醸成されてきている・・等々」。
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_2.folder/05_japanvsiran.html

このイラン戦は国内組ということでおなじみ「3−5−2」で戦って勝利したジーコ日本代表でしたが、最後にそのシステム「フォーバック」と「スリーバック」について。両方どちらでも使い分けられるとジーコは言っているみたいですが、2つのフォーメーションで大きく異なってくるのはサイドの選手のポジション、特に「SBとWB」という違いだと思うんですよね。やること自体はそれほど変わらないかもしれませんが、攻撃と守備において「ポジショニング」や「チーム内でのバランスの取り方」などは同じではないわけです。欧州組が主力となるW杯本番では「フォーバック」になるんでしょうけど、個人的にはもうそろそろ「フォーバック」に絞って戦ったほうがいいと思うんですが、どうなんでしょうか?

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑読んでおもしろかった人は、クリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(5件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
イランに勝ち予選1位でW杯へ
17日W杯予選B組の最後戦である日本イラン戦が行われ 日本が2−1で勝利し予選B組1位でW杯行きが決まった 日本は前半からFWが積極的に攻めMF加地が決め 後半ポストプレ−から大黒が2点目をGETしたが 中沢の反則を取られPKになったのは相手が上手かった ... ...続きを見る
芸能&スポーツ瓦版
2005/08/18 19:26
日本VSイラン(W杯アジア最終予選)
あれ?…イランってこんなに弱かったっけ?…今日はイランが弱かったせいか日本選手が良く見えました^^でも前半のイケイケ(死語)の時に玉田がゴールしてくれれば一番良かったなぁ(&gt;_ ...続きを見る
窓辺で独り言
2005/08/18 22:11
2006FIFAワールドカップドイツ アジア地区最終予選、1位通過!!
やりましたぁー!勝利!勝利!勝利! アジア地区最終予選1位で通過してくれました。 これで心置きなく2006のワールドカップ!ドイツへ出場できます!!!。 スタメンは、若手ではなくいつものメンバー。 若手が東アジアで頑張った分、このスタメンも結果が重要になってくる.. ...続きを見る
ふぃぼなっちの気まま
2005/08/19 05:37
G子さんよ、お前に一言もの申す!
エガちゃん風にね♪ ...続きを見る
アンチ・ハレルヤ♪
2005/08/19 08:56
2006年W杯アジア予選・日本がイランに勝ち1位通過!!
このランキングは? 今日17日はW杯アジア最終予選最終節で日本はB組の逆転1位通過をかけてイランと激突する!! 試合内容は前半28分に玉田のクロスから加地が代表初ゴール。相手のシュートがポストに当たった瞬間アセりました。前半を1点リードで折り返した。 後半.. ...続きを見る
俺的ライフスタイル
2005/08/19 17:59

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この度はTBをして頂きまして誠に有り難う御座います。
前半攻めたんだから後1点とって欲しかったですよね。
お礼コメントが遅くなったことは申し訳ございません。
今後とも当ブログである「芸能&スポーツ瓦版」を宜しくお願いし
またお越し下さるのをお待ちしています。
芸能&スポーツ瓦版
2005/08/18 20:16
こちらこそTBありごとうございます。ほんともう1点もしかったですね。こちらこそ今後もよろしくお願いします。
doroguba
2005/08/19 10:44
W杯最終予選最終戦「ジーコ日本代表VSイラン戦雑感」 加地のゴールはすばらしかった! doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる