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zoom RSS カーリングカップ決勝「チェルシー対スパーズ」雑感A この世のすべてはローテーション

<<   作成日時 : 2008/02/27 23:26   >>

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今日はカーリングカップ決勝戦の日。
朝から、何かそわそわしている。
腹は減っていたけど、何も食べたくないし飲みたくもない。

デートの予定だったがキャンセルすることにした。
疲れるし、夜の試合に備えて家で寝ているほうがマシに思えたからだ。

寝ようとしたら家のチャイムが鳴った。
シカトして寝ようとしたが、チャイムを何百回も鳴らされたので
仕方なくドアを開けようと玄関に向かった。

「おい。ドアは開けなくていいから、そこで俺の話を聞け」
「え?」
「むやみに動くとバランスが崩れる。自分のゾーンがどこだか考えろ」
「ゾーン?」

ドアの窓から覗いてみたが、誰もいないようだ。
ドアを開けようとしたけど、何故か開かない。

「あの、どちら様でしょうか?」
「シー! 静かに。声が大きい。大丈夫。俺は荷物を届けにきただけだ。」
「荷物? 宅急便?」
「違う。ある人に頼まれたんだ。誰からかは言えないが、悪いものではない。
ここに置いていくから、俺がいなくなったらすぐに家の中に運べ」

再びドアを開けようとしたが、やはり開かない。
声の主はかなりの力持ちのようだ。
「とにかくこれだけは言っておく。ローテーションを馬鹿にしちゃいけない。これは遊びと違うんだ」
「ローテーション?」
「しらばっくれるな。おまえのことは、すべてお見通しなんだから。」
「あとアッタッチャブルのことは忘れろ。アレは危険すぎる。いいか、とにかく、この世はローテーションがすべてだ。それで成り立っているんだ。わかったな。」

ドアに体当たりすると、やっと開いた。
誰もいなかったが、そこには大きなハコが1つ置いてあった。
ダンボウルくらいの大きなハコだった。
気持ち悪いので、そのままにしておくことにした。
ちょっと気が立っていたが、夜に備えて寝ることにした。

寝ようとしたら、ふたたび家のチャイムが鳴った。
あいつか!
そう思ってパジャマのまま急いでドアを開けると、ドアの外にいたのは彼女だった。

「ビックリした。あら、こんにちは。な〜んだ、寝てたの?」
「えっ? ごめん、調子悪くて。今日はキャンセルしたよね…。何か?」
「何がキャンセルよ。ほんと、いつも自分勝手なんだから。ちょっとはこっちのことも考えてよね。お邪魔するわよ。」
「えっ、ちょっ、ちょっと!!」

彼女は正確には「彼女」ではない。いわゆる友達だ。というか知り合い。
知り合いと言っても、それほど口をきいたことはない。

「あら、何、このダンボール? あなたの?」
「えっ、違うよ、違う。ボクのじゃないって。ダメっ、勝手に開けたら」

彼女と初めてであったのは数日前だった。
センター街のファーストフードで、いきなりボクに話しかけてきた。
ボクが読んでいたワールドサッカーダイジェストを勝手に取り上げて、あら
この人かっこいいわねとかなんとか言って、人のコーヒーを勝手に飲んで、勝手に
話していた。ボクはほとんど話を聞くだけだったけど、なんとなく意気投合した。
そのときは、勝手だけど気が合うような気がした。そのときは。

「何これ! 黒人の男の人の写真じゃないの!!!」
「えっ?」
「アンタ、もしかしてホモ? しかも黒人好きなの? 誰このタナカマキコみたなたらこ唇の黒豚は? マジできもい! 何がキャンセルよ。あんたなんか、あたしのほうからゴメンだわ。この売春婦の息子め。このホモでクロブタ好きのキチガイ! あーキモイ!」

彼女はダンボールのハコを蹴飛ばして帰っていった。
途中でゲロを吐くような仕草をみせたが、どうやらそれは本当にゲロを履いたわけではんかったようだ。

…なんか、非常に疲れた。マジで眠くなったので寝ることにした。
今度はチャイムはならなかった。


起きたのは夜の12時過ぎだった。寝すぎたようだ。
カーリングカップ。試合は既に始まっていた。
テレビで放映されてないので、PCのテキストライブで観戦することにした。
スコアを見ると0-0だった。まだ始まったばかりだ。
「更新」ボタンをクリックする。画面は何も変わらなかったが、変わるような予感がした。10回、20回、30回とクリックする。20分くらいクリックすると。スコアが変わった。1−0。チェルシーが先制したようだ。DROGBAと表示されている。やはりこのようなビックゲームでは頼りになる。

そういえば…。
ふと、玄関の外のダンボールのことが気になる。
なんか、ダンボールの中のブツたちがかわいそうな気がしたので、
家の中に入れてあげることにした。
しかし、そのブツはなぜかなかった。あいつが取り返しにきたのか?
それとも誰かが盗んでいったのか? それとも夢だったのか?

部屋に戻って、またPCに向かう。
何も考えずに、ひたすら「更新」をクリックした。
200回、300回? いや500回?
すると、またスコアが動いた。1−1と表示された。
同点に追いつかれたようだ。

ちょっと疲れてきたけど、とにかく「更新」をクリックすることにした。
右手が疲れたので、左手でクリック。左手が疲れると、また右手で。
右手と左手のローテーション? そうか、ローテーションがすべてか。
目も疲れてきたので、1分ごとに休んでクリックすることにした。
これなら、疲れない。確かに効率はいい。
それから「更新」クリックはスムースに行くようになった。
調子が出てきた感じだ。試合開始当初から考えるとかなりうまくクリックできるようになっている。いいぞ。いいぞ。
すると、再びスコアが動いた。
1−2。
なんと逆転されたようだ。

なんか無性に疲れた。
クリックすることに意味がないように感じた。
ローテーション? 馬鹿馬鹿しい。
試合はまだ終わってなかったが寝ることにした。
もう、これ以上スコアも動かないだろう。

寝ようとしたら、またチャイムがなったような気がした。
急いで眠い目をこすって玄関に行ってみる。
ドアを開けてみる。
だが、外には誰もいなかった。

なんだか知らないけど、がっかりした。
どこかでボクを呼んでいる声が聞こえた。
「この売春婦の息子め」

気のせいだった。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
すごいおもしろかったです。
ローテーションに対する新解釈?!(笑)
リアルに起きたら怖いけど・・・^^;
コージ
2008/02/28 00:55
>コージさんへ
ありがとうございます。かなりわかり辛く、技術がないんでメタメタですが。たまにはこんなおもいいかなってことで。
doroguba
2008/03/01 00:10
なるほど。これが童貞の妄想か
んー
2008/03/03 11:57
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