doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS 欧州CL「チェルシー対ローマ」超雑感  楽しい夢など、こんなものでできているだけ

<<   作成日時 : 2008/10/25 07:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

■守備一辺倒ではなかった?

チェルシーのスコラーリ監督は試合後の会見で、「選手たちには、この試合は戦術面の勝負になると伝えていた。相手のプレッシャーに負け、ひとつかふたつのミスでも犯したら、それは敗戦につながるとね」と語った。さらに、「相手は守備一辺倒ではなかったし、サッカーをしようとしていた。トップにFWを置かないようなスタイルだが、そこに5人も6人もの選手が飛び出してくる。そうなったら抑えるのは難しい」と試合を分析した。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20081023-00000019-ism-socc

「相手は守備一辺倒ではなかったし、サッカーをしようとしていた」って、スコラーリは言ってますけど、私には思いっきり「自陣に引きこもっていた」ように見えましたけど。別にそれが悪いとは思いません。そういう戦い方はありだし、それのが有効の場合もあるんでしょう。カウンターはやっぱ1つの武器だと思うし。ただねぇ…。

■「引いたプレス」

ってわけで、遅くなりましたがローマ戦。チェルシーはいわゆるローマ守備陣の「引いたプレス」に苦しんだ感じでした。ローマの守備がよかったのは事実だと思うけど、チェルシー攻撃陣に非が無かったかと言えばそんなことはありません。やっぱ、悪いところがあったと思うわけで。どこが悪かったかって、ずばりフィニッシュ前の崩しの部分のアイデア不足って感じ。アイデアというか、積極性&強引性の不足かな。もっとドリブルで仕掛けるとかチャレンジするとかあってよかったんじゃないかな。パスでパスでって、きれいにやろうとしすぎたんじゃないかしら。ロッベンやC.ロナウドみたいな強引なドリブルをペナルティアリア周辺で仕掛ければ、やっぱ相手は嫌だよね。ゾーンに穴が開くし、下手に止めに行けばPKになる可能性もあるし。そういう、積極性がほしかったなぁ。ということで、苦戦の主な原因はアネルカ、マルダ、カルーらFW陣の出来がイマイチだったことにしておきましょう。もっと個人でチャレンジする強引さがほしかった。そうすればいくらローマ守備陣が良いといっても「穴」が開くと思うんですよね。

■メクセス

確かにローマ守備陣はメクセス中心にがんばってました。インテル戦とは明らかに違ってましたが、ただもっとドリブルで仕掛けたり、動いてサイドでボールをもらうような動きを仕掛ければ状況は変わっていたはず。もっと動いてスペースメイクしないと。疲れてたのかなアネルカ、マルダは? というか「力不足」ですか? でも残念ながら「変わり」はいないんだよね。後半からFWディサントが投入されるわけですが、正直、彼はまだチェルシーでプレイするレベルには達してないと思ってます。まぁ今後化ける可能性はありますが、現状では改めてドログバがいないとFWの人材が足りないなぁと感じさせてくれた試合でした。ドログバもそうだけど、やっぱサイドを独自の力で崩せる選手がほしいなぁ。ロビーニョがとれていたら…。1月に補強しますか? しない?

■ないものねだり

ロビーニョもロッベンもC.ロナウドはいないし、ドログバ、ジョーコールは怪我でいないのは事実だし、ないものねだりしてもしょうがないじゃん。FWがいない? OK! じゃあ、チェルシーもゼロトップにすればいいんじゃない? ローマみたいに。ってこんな意見の人は、いますか? マジですか? はい、手を下ろして。静かに。コホン。いいですか。確かに、いないならいないで手を打つべきだろうけど、私は未来を語っているの。1月のこと。優秀なFWが取れるなら「取るべき」だと言っているわけで、そこでまずフロントががんばろうって話です。で、獲得できなかったら、そこはもう別の手を考えるしかない。そこで始めて、ローマみたいに「FWゼロ」で崩せるかを模索するみたいな。って、1月に考えるんじゃ遅いって、確かにそうだ。今考えないと。ただ、待って、FWが「ゼロ」で攻撃が機能するなんてのは妄想じゃないのかな? マヤカシだよ。スコラーリが上で「トップにFWを置かないようなスタイル」って言っているけど、本質的にはその意見は違う気がするんです。だって、この試合でのトッティのプレイって「FWそのもの」じゃん。実質FWじゃん。実質ワントップシステムじゃん。まぁFW登録じゃない選手が、FW的にプレイするのがゼロトップというならその通りなのかもしれないけど、私はそもそもトッティって本質的にはFWの選手なのかなって気がするんで「トッティのワントップ」に対して「FWゼロ」って表現はちょっと違和感を感じるんです。まぁ、トッティがFWかどうかが問題なのではなく「5人も6人もの選手が飛び出してくる」のがゼロトップシステムということなんだろうけど、その「選手が飛び出すため」にはやっぱ前線での基点が必要だと思うんですよね。ポストプレイってやつですか。

■ゼロであっても「FWの仕事」をする選手は必要

つまりFWがゼロであっても「FWの仕事」をする選手は必要であるということ。で、ローマにはトッティがいる。彼はうまいんだ、ポストプレイがまた。体を張って前線でDFに一歩勝って、ワンタッチでちょんとパスを散らすあの技術といったら。そう。この試合見て、改めてトッティのポストプレイはうまいなぁと思いました。あのプレイに酔いしれた人は多いはず。というか、ありゃ、やっぱどう見ても「FWの仕事」ですよ。FWそのものです。けっしてゼロじゃないですよ。ワントップですよ。ただ、もしトッティがチェルシーにいたとしても、この日のローマのような「引いたプレス」を崩せたかと言われると正直、厳しいと思うんです。スペースを消されると、単純に「5人、6人飛び出す」こと自体が難しいと思うんですよね。「ポストプレイ」とよりも「個のドリブルチャレンジ」のが必要みたいな。まぁ、どちらも重要です。当然、アネルカがトッティみたいに前線で基点になれなかったのも苦戦の原因であるとは思うしね。

■何度も言うけど

もちろん後半、デコがゲームメイクできるようになってからリズムが変わったのは事実。それが今期のチェルシーの「強さ」の源にあると思うんですが、横の揺さぶりに加え、やっぱ「縦のポジションチェンジ」からの崩しができないと決定的な形はなかなか作れないのかもしれない。つまり、「5人、6人飛び出す」のは大事だけど、それを行なうためにはやっぱ「FWの仕事ができる人」が必要だと思うんです。何度も言うけどゼロトップというのは「実質FWがゼロ」ではなく、「FWの役目」をする選手は必要であり、ぶっちゃけFWがいないから、しかたなしに考えてた「苦肉の策」ってのが、その本質であると思うんですよね。つまり「ゼロ」が理想ではなく、「ゼロ」でもなんとか代用して機能させたいという「特別措置」みたいなシステム? 大事なのはあくまで「ゼロ」でなく「5人、6人飛び出せる」システム。って、しつこいな俺も(笑)。

■「怖さ」はなかった

さて、ローマについてもちょいと。インテル戦に比べると「守備の意識が大きかった」ように感じましたが、それは正解だったんじゃないですかね。やっぱ守備は大事です。もちろん失点の確率が減った変わりに「ゴールの匂い」の回数も減ってしまったわけですが、まぁアウェーでの戦いということを考えるとこれはこれで成果だったのではないでしょうか。トッティはがんばっていたし、彼の才能の高さは改めてすごいと思ったけど、逆言えば「彼をつぶせ」ば怖くないって思ったのも事実と言ったら言いすぎ? まぁ危ないシーンは数回作られたけど、正直、あまりゴールされる「怖さ」はなかったような。

■プランデッリ・チルドレン

あと、この試合ではMFマッテオ・ブリーギの攻撃参加が目立ってましたが、彼はこんなに「運動用ある」選手だったんですね。ブリーギと言えば、いわずと知れたプランデッリ・チルドレンの1人で中田英寿の元チームメイトなわけですが、この試合でのブリーギのプレイを見て、改めてその当時のパルマは「イタリア版・ヤング・アヤックス」というかエリート養成所であって、それなりに年齢もいっていて高給取り中田非寿の存在は「主役」でなく、どちらかというと「異物」であったと思うのは気のせいなんだろうか?

■夢と哲学

最後にあまり関係ないけどスカパーのCL関連の番組で何故かカマタマーレ讃岐の特集をしていたわけですが、見た人はいます? 羽中田監督の仕事振りが非常に夢があって見ていて楽しかったんですが、あのように理想を掲げて自らの哲学を持ってがんばる監督の姿を見ると、なぜか非常にうれしく感じました。ぜひ「サクセスストーリー」を歩んでもらいたいなぁ。まぁこれからいろいろ壁は出てくるんだろうけど、夢と哲学を持つのは大切だと思いますよ。

楽しい夢など、こんなものでできているだけ
それに肯けない私は何?
私は世界と七つの海を旅して回る
人は皆、何かを探し続けている
http://pingpongkingkong.blog108.fc2.com/blog-entry-295.html
Eurythmics - Sweet Dreams
人気blogランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ
↑読んでおもしろかった人はクリック願います。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「ゼロトップ」というのは良くわからないですよね。
あれは「ワントップにトッティがいる戦術」としか言いようがない気がするんですが。ほかのチームに対する汎用性がない時点で、こういう一般名称をつける意味がない気がします。というか、あれくらいの王様システムは他にない気もするんですが。リケルメなんて目じゃないですから。称揚するのは良いんですけど、論理からいって褒めるべきでない人まで褒めてるのはどうなのかな、とも思います。
jerry
2008/10/25 08:46
>Jerryさんへ
遅くなりました。トッティはすごいということを、もっと考えるべきだと思うんですけどね。にしてもトッティ以降、めぼしい人材がイタリアにいない感じなのはさみしい限りです。
doroguba
2008/11/15 00:43
欧州CL「チェルシー対ローマ」超雑感  楽しい夢など、こんなものでできているだけ doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる