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zoom RSS 欧州チャンピオンスリーズ「チェルシー対ポルト」超雑感  「ソリッド」といえば?

<<   作成日時 : 2009/09/16 22:15   >>

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雨の影響もあったんでしょうが、ポルトの守備が素晴らしかったのが苦戦した原因でもあるのかな? それともチェルシーの攻撃がしょぼかった?

■ポルトの守備という視点から

というわけで、ポルトの守備からこの試合を考えてみたいと思います。ポルトのフォーメーションは「4−5−1」で、ワントップ以外の「4人のDF」と「5人の中盤」の選手たちを、ペナルティエリアラインあたりの低い位置からソリッドにゾーンで配置する、「4−5・ソリッド・ロウ・ゾーンナル・ディフェンス」。このソロッドな守備戦術に、チェルシー攻撃陣が苦戦したというのが、試合全体を通しての印象でした。

ポルトの守備陣がソリッドに感じられたのは、主に次の2つ。1つは「チェルシーのタテパスをケアしてインターセプトを狙っていたこと」、もう1つは「チェルシーの中盤の選手の2列目からの飛び出しに対しては、マンマーク的に追尾していたこと」でした。

■チェック1:「チェルシーのタテパスをケアしてインターセプトを狙っていたこと」

まず、前者の「チェルシーのタテパスをケアしてインターセプトを狙っていたこと」に関してですが、これはもちろんチェルシー側に問題があったことも幸いしたんでしょう。チェルシーはこの試合、ドログバが出場停止でアネルカがワントップでしたが、正直アネルカのワントップでのポジショニングとパスの受け方はイマイチだったように感じました。もちろん何度かうまくポストプレイしているシーンもありましたし、全然ダメだったとは言わないけど、試合全体を通してみるとダメだった感が強いんですよね。

パスの出し手のほうにも問題があったのかな。中盤の底のエシエンが「アネルカへの楔パス」を狙うシーンが多かったと思うんですが、ちょっと無謀なパスや軽率なパスが多く、そこをポルトの守備陣に狙われていたという感じ?

■「90分プレス」を仕掛けるというよりも

つまり前からじゃんじゃん「90分プレス」を仕掛けるというよりも、ある程度まではボールをチェルシーに持たせてパスを出したところを「狙う」みたいな。

もちろん、ポルトが「ノープレッシング」だったなんてことはないですし、きちんとプレスに行くところではしていたのは確か。ただ全体的な守り方として「スペースをケア」して「楔のパスをシャットアウト」するほうを主眼において守っていたのが有効だったように感じました。

■カフー的なやり方

チェルシー的にはエシエン主導による「中央からのタテパス」だけでなく、もう少し「サイドの位置からの楔パス」を入れるなども工夫が欲しかったなぁ。ほら、ミラン全盛期にはピルロだけでなく「サイドバックのカフーから楔パス」が有効だったじゃないですか。チェルシーのサイドバックの選手にも、ぜひああいうプレイをトライしてもらいなぁ。まぁこの試合でもイバノビッチが何度かそれトライして、見事にインタ-セプトされていたんだけどさ(笑)。

■チェック2:「チェルシーの中盤の選手の2列目からの飛び出しに対しては、マンマーク的に追尾していたこと」

続いて「チェルシーの中盤の選手の2列目からの飛び出しに対しては、マンマーク的に追尾していたこと」に関して。

「楔のパス」がダメなら「DFの裏のスペース」を使っちゃおう! ってことで、ランパードやバラックなど中盤の選手のオフ・ザ・ボールの動きがパス成功のためのポイントとなったんですが、そのチェルシーの中盤の動きをきちんとケアして「フリーにさせなかった」ポルトの中盤の選手たちの守備意識は見事でした。前半に何度かバラックとランパードが「サイドバックの裏のスペース」を有効活用していたシーンもあって、そういう攻撃ができているときは「いい形」が作れていたんだけど、ペナルティエリア内など「決定的なチャンスとなるようなところ」に関してはポルトの中盤の選手が最終ラインの選手を追い越して追尾していたのは、見ていてすばらしいと思いました。

■ゴールについて

という感じで「ポルトの組織的なソリッドなディフェンス」に苦労していたチェルシーでしたが、後半開始早々に強引な中央突破からアネルカのゴールが生まれます。このシーン、カルーとアネルカの「コンビプレイ崩れ」から生まれた感じですが、この試合であまりできてなかった「2トップ的な連携」と「ドリブル突破的な強引なプレイ」がポルト守備陣を混乱させたのかもしれません。つまり「エシエン起点のパス攻撃」と「サイドバックを絡めたサイドからの崩し」に関してはポルトのソリッドな守備陣の「危機察知能力」が有効だったけど、「わかっていても止められない個の力による強引な突破」に関しては「危機察知能力」だけでは対処できなかったみたいな感じか? もちろん「パス攻撃&サイド攻撃」という基本があって、その上での「強引な個の突破」がアクセントになったからこそ生まれたゴールだとは思うんですが、このポルト戦では、そういう強引さがいつもに比べるとちょっと少なかったところが苦戦した原因だったのかもしれません。

■コントロール不能について

あと、チェルシー的には、後半最後のほうにゲームをコントロールできなかったのは反省点というところか。もっと、きちんとクリアしたり、ゲームを切るところは切るなりして「ポルトの攻撃を切断」するのがセオリーだったと思うんですが、それが出来ずに猛攻を受けてしまったのは猛省すべきでしょう。どこかのチームみたいに「若さが出た」なんて言い訳は通用しないとするなら、あの「ゲームコントロール不能状態」に陥った原因はどう分析すればいいのであろうか? 「CL緒戦の重圧」? 雨のせい?

■ポルトに関して

最後にポルトの攻撃に関して。いいチームなんだけど「高さ」なり「速さ」なり「強さ」なり「技術」なり、もう少し顕著な特徴がほしいように感じました。まぁフッキは「強さ」が売りなのかもしれないけど、その「強さ」がチェルシー守備陣相手に有効だったようには思えなかったのは、スタンフォードブリッジという「アウェーの場」が影響したからなんでしょうか? あとポルトの「サイドチェンジ」や「オシム的な飛び出し」を多用した攻撃は素晴らしかったと思いますし、ソリッドで組織的な守備もすばらしかったと思いますが、なんというか、全体的にちょっと「優等生的過ぎるところ」が逆にこのチームの弱点みたいに感じてしまったのは変かしら? まぁ優等生であることは素晴らしいと思うし、それすらできない“うんこみたいなチーム”に比べれば、非常にすばらしいとは思うんですがね。

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「ソリッド」といえば「ソリッド・ボンド・イン・ユア・ハート」。
この曲、たしか出た当時から知っていた気がするんだけど、
手に入れたのは恥かしながらベスト版のCDだったような。

ジャムからスタイル・カウンシルという点では、「ソリッド・ボンド・イン・ユア・ハート」は、ジャム末期にポールが録音しようと思っていて、お蔵入りしていたものだそうです。 この曲は買おうと思ってもミニ・アルバム「スピーク・ライク・ア・チャイルド」にも入ってないし、輸入LP店でアメリカ盤として出た「カフェ・ブリュ」(タイトルが「マイ・エヴァ・チェインジング・ムーズ」になっている)に入っていたのでわざわざ買ったというおぼえがあります。記憶ちがいでなければですが。なんせLPはすべて実家の倉庫においてきてしまったので。 最後の”solid bond in your heart”の繰り返しなどにジャム時代の少し垢抜けないところが残っているとは思いませんか。でも、ミックのハモンド・オルガンにかかるとなんともすてきな曲になってましたよね〜。http://members.at.infoseek.co.jp/fumi911/talk01.html
A Solid Bond In Your Heart - The Style Council

■追記:ベントメンバー規定について

広島は、事前にJリーグ事務局に対し、ベストメンバー規定の解釈について問い合わせをし、そのうえで規定には抵触しないという判断のもとにメンバーの選考を行ったが、今回、そのメンバー選考が規定に違反したとして制裁金を科せられることが決定した。この件を報じた中国新聞は、「ベストメンバーで戦っているはずのナビスコ杯に先発した選手は、規定の基準を満たさない。ナビスコ杯軽視とも取られかねない。若い選手を戦いながら育てるチームにとって、規定は矛盾しているといえる」と、ベストメンバー規定の問題点を指摘している。
http://news.livedoor.com/article/detail/4350942/

なんとも間抜けなニュースですが、Jリーグはすぐにこの悪法をやめるべき。だって、Jリーグの事務局も理解できてないって、どんな規定だよ? 前も書いたかもしれないけど、そもそも「ベストメンバー」という定義がチームによって違うわけだから、それをこういう「スタメンのメンツ」で画一的に規定するのはどう考えても無理がある。
サッカーは野球じゃないんだよ。個人的には、その野球的な思考がイライラする。

The Jam - Town Called Malice

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