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zoom RSS プレミアリーグ「ストーク・シティ対チェルシー」超雑感  90分間プレスは不可能ではない!

<<   作成日時 : 2009/09/14 21:17   >>

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■ストークで代表経験あるのは?

ストークのファイェ選手って、セネガル代表経験ないんでしたっけ? じゃ、ストークで代表経験あるのは、GKソーレンセンと、フートとトゥンジャイの3人? って、他にも代表経験者がいるのかもしれないけど、勉強不足でストークの選手たちのことはよく知りません。ごめんなさい。

■勝ち点3はめでたい

というわけで、ストーク・シティ戦。危うく勝ち点2をロストするところでしたが、後半ロスタイムにマルダが何とか決めてくれて勝ち点3ゲットできました。かなり、ひやひやしましたが、ここで勝ち点3を取れたは大きいなぁ。よかった、よかった。で、ストークに苦戦した原因は、いったい何だったんでしょう? チェルシーの選手のコンディションの問題? 代表ウィーク空けはヤバイかもという、メンタルの問題? それともストークの守備がよかったから崩せなかった? チェルシーの攻撃に問題があった? まずはこのあたりから考えてみます。

■ストークの「5バック」守備戦術

まずストークの守備について。スカパーで解説されていましたが、この日のストークは5バックを採用していたらしいです。確かにTV画面で見た感じ、CB3人+サイドバック2人(ウイングバック?)で構成される5バックを中心に、中盤に3人+2トップの「5−3−2」という布陣で戦っていたように見えましたが、たぶんそんな感じだったんでしょう。で、守備戦術は最終ラインの5人が「ペナルティライン前あたり」にそれぞれポジションを取って、その前方に中盤の3人がゾーンを形成する、いわゆるリトリート型(引いた)の「5−3ゾーンナルディフェンス」という感じでしたが、この守備的な「5−3ゾーン」がなかなか強固でした。ストーク・シティと言えば「高さ」と「フィジカル(当たりの強さ)」が代名詞ですが、その身体的な特徴をうまく生かしながらゾーンディフェンスを行っていた感じで、特にバイタルエリア周辺の守備が固かった。チェルシーのミドルシュートに対しては「フィジカルを生かした厳しいプレッシング」でブロックし、サイドからクロスボールに関しては「3センターの高さとフィジカルを生かした競り合い&クリア」で跳ね返すみたいな感じ? で、チェルシーはこの身体能力を生かしたストークの「バイタル注意報(?)」的な守備に手こずることになります。ボシングワの右サイドから何度かクロスを入れるものの、ドログバは3センターに囲まれて身動きが取れず、2列目からランパードやバラックやマルダら中盤の選手が飛び出そうにもスペースがない感じ? バーンリー戦で見せたような「相手DFの裏のスペースを突く攻撃」を仕掛けようにも、ストークが「リトリートしたゾーン形成」をしているためそのスペースがほとんどない感じ?

「まぁ焦るな、こんな守備戦術が90分間も持つわけないじゃないか(笑)。どこかの代表チームみたいに後半途中から動きが落ちるさ。そこまでボールポゼッションして前後左右にボール散らして、ストーク守備陣を疲れさせとけ。そうすりゃ、きっと最後にいい事ある。」

と、チェルシーの選手たちが思ったかどうかわかりませんが、そんな油断が神様の逆鱗に触れたんでしょう。なんとストークに先制点を与えることになってしまいます。

■先制点は「セットプレイ崩れ」からという、防ぎようのないもの?

ストークの先制点は、日刊スポーツHPの試合データを見ると、どうやら前半32分だったみたいです。何分の出来事だったか覚えてなかったんですが、ストークのCK崩れから失点したことだけは鮮明に覚えてます。ストークの右からのCKに対し、GKチェフがパンチングでサイドにクリアするんですが、そのボールを拾われ、ストークが右サイド遠い位置からアーリークロス。そのクロスをコーナーキックだったからペナルティエリア内に上がってきていたCBのファイェ選手にフリーで決められてしまいます。GKチェフのポジショニングが「ボール落下点でもなく、ゴールライン近くでもなく中途半端」であったことは、確かにミスであったと思うし、それを試合後にチェフ本人に言わず、マスコミに対してグジグジと「チェフが悪い。ヤツはクディチーニがいなくなってからダメだ」的に文句を漏らして、チェフを真綿で締めるように責めることもありなんでしょう。ただ個人的には「コーナー崩れ」であったにせよ、「コーナーのときにファイェをマークしていたヤツ出て来い。いないのか? ヤツには特定のマークを付けなかったのか? なら、イバノビッチとジョン・テリーは何していた? 何それぞれ、ファイェ以外の選手のマークに忙しかった? ばかやろう! ゴール前にクロス上がったら、そんなマークなんてほっとけ。クリアだクリア。テメェらデラップのロングスローに対しては、そのようにボールの落下点で確実にチェックしてたじゃないか。なんで、あの時もそうしない?」と、むしろチェフ以外の守備陣の対応に対して文句を言いたいわけですが、そういうこと言う人は嫌いでしょうか? 何にせよ、「セットプレイ崩れ」でマークが緩慢になっていたところを「高さ」でやられてしまったのは猛省すべきでしょう。だって、ストークで注意すべきは「それだけ」だったんですから。そう「デラップのロングスロー」と「セットプレイ」と「アーリークロス」。これだけをケアすれば良かったのに、それでやられてしまうとは…。まぁ、それらストークの攻撃は「わかっていてもやられてしまう」ものであり、仕方がないっていえばそうなんですけどね。

■「ブリタニアは簡単でない」

スカパー解説の粕谷氏が「ブリタニアは簡単でない」的なコメントを、まるで格言のようにおっしゃっていましたが、もしかして英吉利では、そういう言葉はもてはやされているんですか? 「ブリタニアは簡単でない」は、もしかして流行語? そんなことはどうでもいいですが、何はともあれストークに先制されて試合を見ていて息苦しくなったのは私だけではなかったハズ。すぐさまチェルシーは反撃に転じますが、その攻撃が実を結ぶことになるのは前半ロスタイムでした。「ロスタイム8分。ってマジかよ」と、ストークのピューリス監督が思ったことは間違いないでしょう。だって昨日、魔女と取引した“チェルシーにゴールを割らせない魔法”は、45分間しか利かないですから。ロスタイムは別料金と魔女に言われたときに「このケチめ。ふつうロスタイムも前半の一部だろ。別料金とは何事だ。もうサブリナなんて見ないぞ。」と罵ったかどうかわかりませんし、そもそも魔女との取引なんて妄想というか嘘ですが、「8分」の表示にストーク守備陣の心が折れたのは、なんとなく想像できません? それまでロボットのように献身的に潰してきた中盤のランパードへのパススペースでしたが、そのロスタイムではボールへの反応が「一歩遅く」ランパードに中央でボールを持たれ、同じくそれまでファイェが神がかり的に潰してきた「ドログバが狙いたいDF裏のスペース」が、その時だけ“ぽかり“と空いてしまいます。マジで言うと、あのシーンは「ドログバのポジショニングとボールの貰い方」が素晴らしかった。まぁ5バックだし、リトリートなんで「オフサイドトラップの心配」がいらなかったことが幸いしたこともあるんだけど、相手DFのポジションをうまく利用して後方から来るボールの貰い方は「さすがFW」という感じの見事なもの。ファイェの動き出しが遅かったこともあると思うんですが、「DFを背にして、ボールを貰う」という基本を忠実にこなしたドログバを褒めてあげましょうじゃないですか。それにシュートも素晴らしかった。正確だったのは言うまでもなく、シュートを打つまでのスピードがすばらしい。

■後半について

というわけで、前半は「1−1」で終了。この調子で後半も書いていくとメチャメチャ時間がかかりそうだし、書くの飽きてきたし、そもそも後半はあまり書くことがないんで、適当に流して書きます。

後半もチェルシーが攻めて、ストークが守るという「わかりやすい構図」で試合が進みますが、依然としてストークの「5−3ゾーン」が機能し、チェルシーの攻撃をバイタルエリア周辺で食い止める展開が続きます。「もっとドリブルせんかい。ペナルティエリアを切り裂くようなドリブルを!」と画面に向かって叫んだ人がいたら、正解。この試合のチェルシーには、そういうドリブル特攻隊的な勇者がいませんでした。期待されたカルーは契約のことで頭がいっぱいな感じで「下手にドリブルして、ミスしたくないんだよな。俺、アーセナル行きたいかも」という感じのプレイに終始し、後半途中でアネルカと交代する始末。まぁカルーからすれば、「俺はドリブラーじゃねぇし、そもそも4−3−3じゃないと、ドリブル勝負やりにくいのよ」ってことなのかもしれないけど、「引いた5−3ゾーンナルブルディフェンス」みたいなバスストッパブルな守備戦術に対しては「ロッベンとかクリロナとかリベリとかカカ」みたいなドリブラーが必要なんでしょう。え、その4人はチェルシーの選手じゃないし、そんな別格なドリブラーなんてこの世界にほとんどいないから、そういうの期待するほうが無理じゃないの? 非現実的じゃん? 確かに、そうかもしれないけど、私は、たとえ別格なドリブラーがいなくても「ドリブル勝負できるときはトライすべき」だと思うんですわ。どこかとの試合でドログバがペナルティエリアでドリブル勝負してPK貰いましたけど、このストーク戦でも、そういうプレイを仕掛けるべきでした。ドログバとかランパードとかマルダとかカルーがね。でも、やらなかった。え、やらなかったんでなくて「ストークの守備がすばらしくて、できなかった」だって!!! この嘘つきめ。後半途中から出場したエシエンさんは左サイドでドリブル仕掛けていたじゃないか。カニバサミで止めたストークの選手にイエロー出されたじゃないか。つまりもっとドリブルでペナルティエリア内に突っかけてダイブすべきだったんだ。ピッチ上で大人しく黙っていちゃ、ダイブはできないんだよ。審判をだませないんだ。ダイブ万歳!

■90分間プレッシング

確かにストークの選手たちが「ハードワーク」していたのは確かでした。90分間プレッシングし続けてました。まぁ、高いポジションでのハイプレスはなく、「引いた状態」での「計算されたプレス」ではありましたが、それでもどこかの代表と違って90分間続けたのは立派。冒頭でも述べたように、ストークには代表選手は3人くらいしかいないですよね。それでも90分間プレスをし続けられるんです。死ぬ気になれば。途中で足つっている選手がいなしたが、果たして、どこかの代表の例の試合では足つった選手が何人いたのでしょうか? えっ? みんな足つっていた? それは失礼。

というわけで、ストークの90分プレス。みんな感動していたように見えました。テレビに映し出される、スタジアムを陣取るストークのシャツきた小汚いジジイどもは、みんな爪をかんでいまにも泣き出しそうな状態でしたし、青いシャツきた定年退職後の余生を楽しいでいるような白髪のジジイたちも「まぁ90分プレスされたら、しかたがない。ミスター・オカダは間違ってなかった…」というような感じ。そうだ、チェルシーは悪くない。ストークの「90分プレス」を讃えよう。すばらしい。

誰もがこのまま終わりと思った、その瞬間。事件が起こった。

ロスタイム表示。5分。

90分で終わりじゃない? ま、また、魔法が切れ…。

■エンディング

というわけで後半ロスタイム。きっかけはベレッチのロングスローでした。きっと「デラップのロングスロー」にあやかったんでしょう。「高さ」に跳ね返されますが、魔法が切れたせいかクリアボールは力なくエシエンの元へ。ドリブルで運ぶと見せかけて、ペナルティエリア内のアネルカへパス。マルダへちゃんとバックパス。ワンフェイク入れて、左足。雑踏の中、GKの足元ちょい横。はじくもゴール。

「ケチというか。私はだまされていたんですよ。たぶん。間違いなくロスタイムも試合の一部なハズです。つまりその、もうサブリナなんて見ません。イーストウィックの魔女たちのDVDも捨てました。なんというか、結局、90分じゃだめってことだと思うんですよ。今日から100分できるように特訓です。あの代表チームとの違い? やっぱ5バック最高ということですよ。確かイラクもそうされてましたよね。それに何より、うちのチ−ムには高さとフィジカルがありますからね。この差は埋まらないですよ」

はたしてピューリス監督が内心でこのように思っていたかはしらないけど、あの「10歳若く見える」帽子姿は素敵です。

※この物語はフィクョンです。一応。

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裏原宿というか青山。

土曜日の夜。
そこから踊り続けて、迎える日曜日の朝。

まだ遊びたいような、眠いような。
お腹がすいたような、眠いような。
終わりのような、始まりのような。

そんな絶望と希望に満ちた、この曲が好き。
って、結局、眠いだけなんだよぉみたいな(笑)。

THELMA HOUSTON - SATURDAY NIGHT.M.(Original 12 Inch Version)

Saturday Night, Sunday Morning - Glenn Rivera ReStructure Mix - Thelma Houston

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
長い 
獲得
2009/09/15 02:45
激戦でしたね。チェルシーというか3センターに対して5−3ゾーンはたしかに有効でしょう。デラップのあれはマジですげーw
失点シーンはなんかエアポケットが出来た感じでした。あれ?あれれ?どうした?みたいな。ま、一度くらいあるでしょう。それより、勝負所で点を取る強さの方が驚異でしたね。ワンポイントを逃さない強さ。
攻撃面だとやっぱりジョーコールはドリブラー的な意味も含めて早く戻ってきて欲しいところかと。後一人、FWはベスト布陣目指すなら必要でしょうね。ただ、ベンチ含めて全員戦力になりつつあるので、チーム状態はかなりいいんじゃないかな?
RR
2009/09/15 18:07
>RRさんへ
どうもです。「勝負所で点を取る強さ」は確かに大切ですよね。1試合でゴールチャンスは何度かあると思うけど、そこで何回も外しているようではやっぱ勝てないですよね。確かにFW1人欲しい気もしますが、カルーがいるし…。ジョーコールが戻れば何とかなる気もします。
doroguba
2009/09/16 23:00
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