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zoom RSS ファーガソンのポリバレント&「奥大介によるW杯グループ詳細解説。」を読んで

<<   作成日時 : 2009/12/07 23:48   >>

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■ポリバレント

「ヴィディッチは風邪で欠場し、ネヴィルをセンターバックに置かなければならなかった。そのネヴィルが30分で負傷退場だ。最後にはウェズ・ブラウンまでもが負傷退場してしまった」(中略)
「カリックは非常によくやってくれた。とても満足している」と監督は付け加えた。「この試合でカリックをベンチにしたのは、ディフェンスラインに何かアクシデントが起こってもカバーできるようにするためだった」(中略)
「カリックは調子が良いから、本当は中盤で先発させたいんだがね。だけど、注意を怠ってはいけないと思ったんだ。結果的に私の判断が正しかったことはうれしいね」
http://news.livedoor.com/article/detail/4490578/

なるほど、キャリックをイザというときのために温存していたとは、さすが! こういうやりくり上手は、さすがファーガソン監督という感じですが、これって要はオシム氏が日本代表監督時代に流行らせた「ポリバレント」ってやつですよね。この試合、確かフレッチャーも「ポリバレント」からサイドバックで起用していましたが、モウリーニョしかりオシムしかり、こういう柔軟な采配ができる監督は好きですね(あ、オシムのこと好きって言っちゃったね)。アンチェロッティもシティ戦で「カルバーリョ→ベレッチ」と交代してイバノビッチをCBにポジションチェンジし、さらに「テリー→マルダ」と交代してエシエンをCBにポジションチェンジさせていましたが、この一連の「ポリバレントな選手」をうまく活用した采配はオシャレと感じました(まぁ「怪我」故のやりくり交代だった面はあるんでしょうし、もうちょい攻撃的な交代策してもよかった気もしたけど)。で、話をユナイテッドに戻すと、このポリバレント采配で「4−0」で勝っちゃうところが王者たるゆえんですよね。というか、この手負いのユナイテッドを慌てさすことすらできないウエストハムがしょぼすぎ。カールトンコールが怪我でいなかったとはいえ、ちょっとヤバ過ぎじゃないですかね、今のウエストハムは。って、こう高飛車に書くと、チェルシーが次に対戦したときにコロッと負けちゃったりするんで何ですが、あまりのウエストハムのサッカーの不甲斐なさに、私なんて思わず前半でチャンネル変えちゃったくらいですからね(笑)。ゾラ&クラークは嫌いではないんだけど、正直、この戦いぶりだとプレミア残留はキツイと思います。まぁ、ビック4相手だと一段と内容が酷く見えるものですが、少なくとも先週のポーツマスのほうがいいサッカーしていたように見えました。現状、最下位ポーツマスと17位ウエストハムの勝ち点差は4ですが、果たしてクリスマスまでにこの差がどうなっているのか注目ですね。ほら、例の「クリスマスの時点で最下位のチームは降格」というジンクスがあるじゃないですか。気がつけば、もう、そういう時期なんですよね。

■ルグエン

失敗に終わった2006−07シーズンのレンジャーズ監督時代(シーズン途中の1月に解任)、宿敵セルティックにやられっぱなしだったルグエンだけに、中村の印象はかなり強烈だったようである。一方、PSG監督時代(07年1月〜09年)は、ル・マンで松井大輔が好調だった時期に重なっているのだが、PSGが降格の危機にさらされてそれどころではなかったせいか、松井のことは頭からすっとんでいるらしい。カメルーンの媒体も、日本代表のことを「中村俊輔の日本」と呼んでいる。カメルーンで一番知名度の高い日本人選手は、間違いなく中村であるようだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/10southafrica/text/200912060003-spnavi_2.html

そうか、カメルーン代表はルグエン監督だったんですね。リヨン時代のルグエンは「神童」的なイメージがありましたが、他のクラブチームではあまりうまくいってなかったのは「あまりに規律重視」だったからですか? それとも「選手に恵まれなかった」から? そういえばリヨン時代のルグエン監督も、当時在籍していたエシエンをポリバレント的にうまく使った采配をしていた記憶があるんですが、そういう采配をカメルーン代表でも駆使できればグループリーグ突破も夢でない?

■「奥大介によるW杯グループ詳細解説。」を読んで

確かにカメルーンは、リヨンでフランスリーグ3連覇を果たしたポール・ル・グエンが規律あるチームをつくってはいる。しかしながらエトー頼みであることは変わらず、ガーナほど強くもない。日本代表が粘りのある守備でじらしていけば、どこかで集中力が切れてしまう時間帯が出てくるはずだ。点を与えなければ、カメルーンはおそらくじれてくる。そこが狙い目だと言える。http://number.bunshun.jp/national/column/view/4399/

「規律はあるチーム」で「エトー頼み」って、普通に強いじゃん(笑)。「規律がなくてエトー頼み」なら「弱い」と思いますし、付け入る隙はあると思いますよ。それなら、仰せの通りエトーだけ押さえればOKだと思います。でも、規律があるんなら話は別だと思うんだけどな。規律があるなら、ぶっちゃけエトーだけ抑えてもダメだと思う。もちろん「日本代表が粘りのある守備でじらす」とうやり方はその通りだと思うし、エトーが要注意なのも間違いないと思うけど、「勝ち点をゲット」するための一番のポイントは、やっぱ「カメルーンの規律を壊すこと」でしょう。要は、そのための「攻守の切り替えの早さ」であり、「アーリークロス」なんじゃないの?

対オランダで修正するポイントは「サイドの攻防」だろうか。9月の試合ではファンペルシ、ロッベンら強烈なサイドアタッカーに高い位置で起点をつくられてしまったことで、途中からディフェンスラインが下がってしまった。ラインが間延びして中盤のスペースを使われると厳しくなる。サイドをいかに抑えるかが鍵だろう。
 そうなると守備に比重を置く選手をサイドバックに起用するのもいい。対人に強い徳永悠平を起用しても面白いと思う。対エトーを考えればカメルーン戦から続けて徳永を使う手もある。http://number.bunshun.jp/national/column/view/4399/

オランダの「4−3−3」は、そういう「サイドアタッカーに高い位置で起点」を作るがコンセプトのサッカーなのは明白なわけだけど、それを90分間阻止することが現実的に可能なのか?→不可能。だから、サイドバックに「対人に強い徳永悠平を起用」して守備重視みたいな感じ? 当然、オランダのウインガーに対して複数でケアするとか、前向かせないとか、カバーリングとかがポイントになると思うんだけど、基本は日本がどのようなゾーンディフェンスで守るのか? またはマンツーマンで対処するのかってことがポイントになるんだと思います。「4−4−2」で「4−4ツーライン」にするとか、「4−1−4−1」で、ツーラインの間にアンカーを置くとか、「3バックをフラット」にして高くするとか、「3−5−2」で「フラット5バック」にするとか、やり方はいろいろあると思いますが、オランダ代表にはそんな「フォーメーション理論上の対策」的なものが、やっぱ効果的だとは思うんだけどね。

北欧のチームの特徴として高さ、強さがあっても、一瞬のスピードにはもろいところがある。何度も切り返す動きで、ゴールに迫ることができるタイプのFWが岡田ジャパンにはいる。繰り返して練習しているアーリークロスから一瞬のスピードでニアに飛び込んで点で合わせるパターンも有効になるだろう。このデンマークには攻撃的な怖さをあまり感じない。エースである身長193cmのベントナーは1人で打開するタイプではなく、周りとの連係でゴールを奪っていくタイプだ。つまり、高い位置に押し込んでゲームを進められればベントナーの孤立にもつながる。攻から守の切り替え時に注意しながら、高い位置に押し込んでいければ面白くなる。http://sports.goo.ne.jp/motor/column/number-4389-1/

いやいや、ベントナーは十分1人で打開するタイプの選手だって(笑)。アーセナルではサイドからドリブルで自ら切れ込んで、豪快にシュートなんて芸当もよくやってますよね。何より、ベンゲル仕込の「サイドで起点」になれるところがベントナーの一番注意すべきところだと思うんです。あと「高さ、強さがあっても、一瞬のスピードにはもろい」というのは、どう考えても幻想だよな。もしそうなら北欧のクラブチームのフロントは日本人選手をもっと獲得していると思うんだけど、それは北欧のクラブは金がないから実現できてないだけなのか? 「このデンマークには攻撃的な怖さをあまり感じない」って、じゃ日本代表には怖さがあるのか? 日本にはベントナーと違って「1人で打開するタイプ」がいるとか? うーん、ちょっと相手を甘く見すぎじゃないのかな? もちろん、日本代表にも勝つチャンスはあると思いますが、そのためには、もっと現実的な対策を考えないと無理だと思います。今こそ、「走るサッカー」や「ポリバレント」について、改めて考えるべき時なんじゃないんでしょうか? 少なくとも「攻守の切り替えの速さ」とか「アーリークロス」から対策を考えるよりは有益だと思う。そういう岡ちゃんモードに毒されているところからして、もう終わっていると自覚すべきだと思うんです。

ベスト4? ああ、言うだけはタダですね。「接近展開…」云々とかも同様に、ただ言うだけなら誰でもできます。まぁ、言うだけ偉い的な論調もあるようですが、その言葉にどれだけ責任が伴っているのか考えるのもありなんじゃないかな? ちなみに、岡ちゃんは現状CBの控えをあまり試してないみたいだけど、それはやっぱ「ポリバレント」で対処できると踏んでいるからなんだろうか?

もちろん、ここで私が書いていることは素人の戯言であり、プロである岡田監督や奥選手の言っていることを信じるほうが間違いないとは思いますよ。当たり前ですが、一応、補足しておきます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
カメルーンはまあ、誰が考えてもエトー頼みですがエトーだけのチームではないですね。カメニやらソングやら良い選手は一杯いる。規律のあるエトー頼み……インテル?
オランダ……実力差はあれど、苦手な相手ではないと思うんだがなぁ……そこまで脅威だとはどうしても思えない。オランダのサイドアタックって、実はかなりパターン絞れる気が。むしろポゼッションからの中央突破のほうが怖い印象なんですが……。理論的な対応が有効というのはホントその通りだと思います。今のオランダで唯一ファンペルシーだけが例外ですね。
デンマークは相性の良い相手だと思います。ベントナーはトマソンの系譜を継いでいるデンマークらしいエースかと。どっちかというとシステムのほうが気になりますね。日本相手に3ボランチ組まれるときついだろうなぁ。まあ、楽な相手なワケはない。

実は一番きつい相手は初戦のカメルーンだと思ってるんですが、どうでしょう?オランダとデンマークは同じランクの相手ならまだ日本との相性は良さそうです。
ま、日本の問題はそんなことではなく、CBとキーマン殺す気満々に思える戦術にあると思いますが。
RR
2009/12/08 00:38
>RRさんへ
どうもです。岡田の志向するプレスサッカーですが、ワールドカップモードで本気でガチでプレス合戦すれば、何人か怪我人がでる可能性は高いと思ってます。そうなってしまった場合に問われるのは、やっぱポリバレントかなと。オランダは日本に負ければ予選敗退になるから必死でしょうし、デンマークは彼らの第2戦までの結果次第では日本代表も勝ち点ゲットできるかもしれないという考えは、あまりに結果論過ぎるでしょうか?
doroguba
2009/12/08 23:38
ファーガソンのポリバレント&「奥大介によるW杯グループ詳細解説。」を読んで doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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