doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS ワールドカップ「日本代表対オランダ代表」超雑感  オランダ代表の緻密な戦術? 追記&追追記あり

<<   作成日時 : 2010/06/20 00:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 7

前半日本代表の引いた守備に苦しんだオランダ代表でしたが、後半からフォーメーションを4−4−2的に変更して左サイドの攻撃に特化したことが功を奏したように感じました。

スナイデルのポジションを左サイドに移して、ファンペルシ&カイトのツートップ的な4−4−2に変えることで日本代表のマークのずれを誘ったとでも言いますか。

ツートップ的にしたことで日本代表の守備が混乱し、左サイドに移動したスナイデルがある程度自由に2列目から飛び込めるようになったことで攻撃が機能。スナイデルの先制ゴールには、そんなオランダ代表の緻密な戦術変更があったように感じました。なーんて、嘘ですよ(笑)。サッカーってそんな単純なものじゃないんじゃないかな。

まぁ、何にせよ日本代表はがんばりましたよ。特に前半の守備はよかったんじゃないですかね。オランダの攻撃がイマイチだったこともあったとは思いますが、それを差し引いても立派な戦いぶりでした。さすが策士岡田監督ですね。ぜひ、このままアレックスファーガソンみたいに末永く日本代表を率いていただきたいものです。

ちなみに中村俊輔を途中交代で起用した意図はポゼッションからの攻撃を意図したからですか? それとも俊輔への配慮? 「記念受験的」な意味を込めたご褒美。まぁ、このオランダ戦の負けは想定の範囲内だし、そういう使い方もありですよね。下手にここで有効な攻撃のカード切ると、デンマークに手の内がばれてしまうからね。それは避けたかったのでしょう。わかるよ。

にしてもオランダのアフェイラーニは使えねぇなぁ。なんだ、あのシュートミスは。あれじゃレギュラーになれんよ。というかオランダもたいしたことねぇなぁ。イングランドも駄目だし、ドイツも駄目だ。忙しくて試合は見れてないけど、きっと駄目なんだろう。というか試合が見たい! まぁ、まだグループリーグなんだし、これから調子あげていくんだろうけどね。フランス代表以外は。

【参考文献】
カメルーン戦でどのような戦術を実行したのか

【追記】
オランダ代表についてだけど、このチーム、攻撃はやっぱロッベンがいないと怖くないのかもしれない。

縦のポジションチェンジとか、後方からの斜め走りとか、いわゆる「組織的なリスクを冒した攻撃」ができてないのがダメなところのように見えました。たとえばオーストラリア代表戦のドイツ代表とかそういうポジションチェンジを多用した攻撃がすばらしかったように見えたんだけど、今のオランダはそういう流動的な攻撃の形がほとんどないんだよね。だから、この日の日本代表のようにスペースを消されて守られると攻めあぐねちゃうというわけ。かといってアルゼンチン代表のような「個人技任せ」というほどの「個の仕掛け」もない。

そうなんだよね、流動的な攻撃ができないなら、いっそのこと「個人技任せ」に徹したほうが効率的であると思うんだ。今のマラドーナ監督のアルゼンチン代表なんかは、実はある意味「理にかなったチーム」ではあると言えるのかもしれないなぁ。攻撃と守備で役割を分断した「前後分断サッカー」はある意味糞だとは思うんだけど、それを可能にする個の攻撃力があるのなら、スタイル的には糞であれ、それを最大限に生かすのはありなんだよね。流動的な攻撃というリスクを冒すよりも、メッシやテベスの個の力をベースにするほうが効果的な気もするし。まぁ個が抑えられた時に、それを打開する策があるかどうかって話にはなるんでしょうけど…。

で、話をオランダに戻すと、戦術的にはドイツよりもアルゼンチンに近いけど、現状はアルゼンチンほどは個のタレントがいないのが味噌なわけで。まぁ、守備の安定度はアルゼンチンよりはあると思うけど、ロッベンみたいなタレントがいないと実はそれほど強くはないってのが今のオランダ代表の個人的な評価だったりします。もちろんスナイデルという「個」だって十分すごいとは思うんだけど。

【追追記】
オシムがやろうとしていたのは、たぶん「ドイツ代表」的なものだったんだろう。どう考えても「アルゼンチン」的ではなかったと思うんだ。じゃ、岡ちゃんがやろうとしているのは「ドイツ的」それとも「アルゼンチン的」?

その両方を目指しているのかもしれないけど、傍から見る限りは「ドイツ的になるための哲学」があまり見えない気がするんです。引いたゾーンディフェンスはいいと思いますよ。最終的にそこに守備をもっていったのは評価しましょう。ただ、攻撃に関してはやっぱ「ドイツ的なリスクを冒すためのロジック」がもっと必要な気がするんです。本田の個の力に頼るのも、まぁ1つの方法論だとは思いますが、さすがに3試合すべてで結果出せるほどの「個の力」はないのかなぁと。

というか、よくカメルーン戦では、そんな本田の個の力が発揮できたなぁと。つまりはルグエンのアホと。

ちなみにジーコ日本代表はアルゼンチン的でしたかね? というか、まんまブラジル的だったわけだけど、そんなチームに対して「水を運ぶ人」の重要性を説いたオシム御大は、今の日本代表についてどう考えているんだろう。

人気ブログランキングへ
↑おもしろかった人はクリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
ドイツ的かアルゼンチン的かという見方になぜか共感します。
岡田さんはアルゼンチン的だと思います。でもそれが日本的ではなかったんだと思います。
オランダもこの分類だとアルゼンチン的。なんかへんだけど。
ポジションを守る意識という点で。

岡田さんに続けてもらって、サッカー協会が個の力を強化する方針に切り替えるのもありですね。
私は仲良しサッカーの方が日本的だと思うけど。

オシムは不満でしょうね。自分のチームぶっ壊されたから。
でもドイツとオシムゆかりのセルビアがドイツ式では一人足りなくなると厳しいことを証明してくれました。

ジーコは論外です。自由で個人的なドイツ?仲良しアルゼンチン?
CSKA352
2010/06/20 13:24
リトリートしての守備ブロック構築である程度失点は防げる。だけど今度はいかに攻撃していかに得点するかがテーマになった、といってもまた得点力の問題を再考させられました。デンマーク戦はスコアレスでもいいのですがほぼ互角でしょう。カメルーン戦のデンマークは非常に杜撰でお粗末な所を見せた一方で一旦守備ブロックを構築するとやはり堅い。その手堅い相手の守備に対していかに突破口を見出だすか。リトリートしてのブロック構築による守備戦術がある程度機能する、ならば今度は得点力という未解決な問題に対してデンマーク戦で答えを導き出せるのか。その答えが日本サッカーの未来を決めるんじゃないでしょうか、ま、あくまでも答えが見つかればの話ですが。オシムは『日本化』という道を提示してくれた。岡ちゃんにも是非とも今後の日本サッカーの進むべき指針を我々に提示してほしいです。その指針の長期継続こそが今の日本サッカーには必要だと強く感じます。

長文失礼しました。
エンセン
2010/06/20 15:45
うーん、オランダも特に前線は結構ポジション自体は変えてるんですよ。詳しく見ると。ただ、それで上手くパスが渡せない場面が見れたんで、やっぱり後ろの組み立てのもんだが大きいかなあと。

自分が岡田監督の今回のサッカーを見てて感じたのは「ファンデだなあ」ということだったんで、もしかしたらスペイン的なのかもしれません。レポート用紙で書きました、って言うようなサッカーですね。まあ、岡田監督ではなくオシムやジーコだったら極端な話ボロ負けしてたかもしれませんし、そのあたりはいいところ悪いところどちらもありますね。

オシムも今回のワールドカップで言えばドイツ的ではなく、チリ的と言った方が当たってるような気がします。相手DFの数と同数以上の選手を配置して外縁を攻略していく感じとか。これって、東欧的なのでしょうか?セルビアやらスロヴェニアはそんな感じじゃない気もしますが、あまり詳しく試合観てないんでわかりません。しかしパッと見では何故、ロシアはこの程度のチームにヒディンクで負けたんでしょ?

ジーコはまあ、あの人は戦術の監督というより、システムの監督といった方がいいですから、ある意味でオランダ的かも。ただ、彼が3ボランチシステムの中で日本が唯一とりうるであろう、攻め筋が限定される4-1-4-1を使わなかった理由がわかるという意味で、今回の大会は良いサンプルかと。4-3-1-2は親善試合で使った記憶がありますが。
jerry
2010/06/24 12:20
>CSKA352さんへ
コメントどうもです。「個の力を強化する方針に切り替えるのもあり」は確かに。例の特待生だかなんだかって、それに近いでしょうか? オシムさんに関しては、コメントがやっぱおもしろいです。日本代表戦後とか監督の会見よりオシムさんのコメントのがためになるなぁ。
doroguba
2010/06/25 21:56
>エンセンさんへ
コメントどうも。返事遅れてすみません。デンマークの守備じゃ参考にならない気もしますが、今の代表世界の守備って所詮はあんなものなのかもしれませんね。「日本サッカーの進むべき指針」に関してですが、そういうのは「あとからついてくるもの」なのかもしれません。
doroguba
2010/06/25 22:02
>jerryさんへ
コメントありがとうございます。お言葉ですが、私はスペインとは違うと思います。「オシムやジーコだったら極端な話ボロ負けしてたかも」は同意ですが、まぁ実際のところはわかりません。あとジーコがオランダってことはないのでは? 
doroguba
2010/06/25 22:06
>私はスペインとは違うと思います
ああ、こちらは勿論ちょっとした冗談なんで、お気になさらず。ファンデに似てるということから思いついただけなんで。ファンデ自体スペイン人であるくせにスペインっぽくないですから。

>ジーコがオランダってことはないのでは?
ジーコ、というよりも、ブラジルとオランダってのは結構共通性があると思ってるんです。システムに対する妙なこだわりとか、美意識とか。オランダは戦術にこだわるけれど、同時にそれに反する美学みたいなものを必ず持ってたんで、昔は好きだったんですが今はどうでもいいですね。
jerry
2010/06/26 05:04
ワールドカップ「日本代表対オランダ代表」超雑感  オランダ代表の緻密な戦術? 追記&追追記あり doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる