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zoom RSS アンドレ・ビラス=ボアス監督の解任 &プレミア「ウエストブロム対チェルシー」感想文

<<   作成日時 : 2012/03/05 02:27   >>

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■ロンググッバイ

チェルシーは4日、アンドレ・ビラス=ボアス監督の解任を決断した。クラブの公式サイトで明かされている。チェルシーは、「アンドレ・ビラス=ボアスは本日、チェルシーFCと別れました」と発表。指揮官への感謝を述べた上で、チームのパフォーマンスを取り戻すための唯一のオプションが、監督の交代だったとしている。チームのコーチであるロベルト・ディ・マッテオ氏が、シーズン終了まで暫定的に指揮を執ることも発表された。
http://news.livedoor.com/article/detail/6337027

残念ながら、ここでボアス監督は解任となってしまいました。CL出場権だけは死守したいというフロントの決断からなのでしょう。まぁ仕方がないかな。モウリーニョが辞めた日ほどはショックではないし、感覚的にはフェリポンが辞めた時に近い。まぁフェリポンのときと違って個人的には、ここまで来たら、ボアスと心中して来期CLなしでもOKかななんて思ってもいたんですが、普通に考えるとアブラモビッチ様がそれを許すわけはないわけで(笑)。若さや世代交代よりも、CL出場権というのは、妥当と言えば妥当かな。もう手遅れな感じもしますが、アーセナルとの直接対決を含めビックマッチは残っているわけですし、ここで手を打ったということは、前向きに考えて「ネバーギブアップ宣言」したと解釈するのが適当かなと。果たしてチームが立ち直れるのかは微妙ですけど。ベニテスくるかな? わからんけど、ベニテスのがまだ守備は期待できそう?

■メモリー

というわけでボアス・チェルシーについて振り返ってみたいと思いますが、要は、アブラモビッチやチェルシーのフロントがボアスの手腕を過大評価していたってことが一番の原因なんでしょう。まぁ私も過大評価していた一人なんで、大きいこと言えないんですが(笑)。まさか、ここまで「スタイル」にこだわる監督であるとは、正直思ってもみませんでした。だってポルト時代に「3冠」達成し、モウリーニョの弟子で、データマンだったわけでしょ? それらの経歴から考えると、「なりふり構わず勝つサッカーをする」人なのかなと妄想してしまうわけで(私だけ?)。それが、蓋を明けてみたら「超クライフ信者」だったというのは、ショックというか、個人的には大誤算でした。まぁアブラモビッチやフロントはもしかしたら、そんな「攻撃サッカー」というスタイルを評価して採用したのかもしれないけど、それでも、ここで首切られたということは、あくまで「結果ありき」だったと思うわけで。もしかしたら、そのあたりの「スタイル」と「結果至上主義」のバランスが、ボアス監督とフロントで意見が合致してなかったのかもしれません。わかりませんが。

って、本音で言うとボアス監督は別に悪い監督だと思ってないし、クライフ信者だって全然構わないんだけど、さすがに、ここまで勝てないと、擁護するのは厳しいですよ。きっとボアス監督にだって言いたいことは山ほどあると思いますよ。それは何となくわかるけど、モウリーニョ時代を共に戦った経験があるわけですし、「勝てないとクビ」というのは承知で就任していると思うわけで。それで、この体たらくはないよなというのが率直な感想です。シティとスパーズが予想外に強かったのが誤算だったのかもしれないけど、たぶんボアスさんは、プレミアリーグを舐めていたところがあった気がするんですよね。ポルトでタイトル取れた故の自信が、過信となっていたとでも言いますか。世代交代の難しさは確かにあったとは思うますが、よくメンツ見ると実は言うほど世代交代してないというのも今のチェルシーの悲しいところだったりするんですよね。アンチェロッティのほうが若手の使い方がうまかった感じがするのは皮肉な話ですが、ぶっちゃけスタリッジくらいですかね。若手で育ったのは。まぁ、途中から勝てなくなし、若手なんて二の次となっていたのかもしれないけど。思い起こせば、すべてがおかしくなったのは、あの誤審だらけのQPR戦からだったな。あそこから、何かがおかしくなり始めた。つまりボアス解任の一番の原因はフォイ主審であるということ。

■ラストサムライ

最後に、ボアスのラスト指揮試合となったウエストブロム戦についても書いておきましょう。代表戦の後ということもあり、選手のコンデョション調整が難しかったとは思いますが、そういう時でも「何とかして勝つサッカー」ができないとプレミア上位4強に入るのは厳しいわけで。そのような「強引さ」が足りなかったのが、今期のボアス・チェルシーの一番の欠点だったのかなと改めて思ってしまいました。欠点とまで言うと厳しいかもしれませんが、要は勝負強さのようなものが足りないですよね。例えば交代策を駆使してリスクを冒して攻撃的に戦うのはいいんですが、単にリスキーなだけだと勝てないわけで。ボアス監督のサッカーは「ただ単にリスキー」となることが多く、そのあたりは正直不満でした。理想はリスクを冒しながら、尚且つ、選手のがんばりや戦術によって「守備のリスクを軽減」する戦い方だと思うんですが、そういう戦いはほとんど見るとができなかったなぁと。って、その理想ってモウリーニョ時代の受け売りなんですが(笑)、そのような「交代策によるマジック発動」がこの試合でも見ることが出来なかったのは、残念でした。スタリッジに変えてマルダを投入するもまったく機能してなかった感じがしたし、エシエンを外してトーレスを入れて4−4−2にして勝負仕掛けたのはいいけど、その直後に失点。チグハグというか、空回りというか。まぁしょうがないと言えば、その通りなんだけど。結局、今期ずっと、その「しょうがない」で勝ち点落とし続けてここまできてしまったわけで。やっぱサッカーは「しょうがない」で負けちゃダメなんですよ。勝たないと。

■モヒカン

ボアスの采配云々というよりも、単にスタリッジやマタのシュートミスのが痛かったのかもしれません。ランパードも消えていたし、ドログバもイマイチでした。ラミレスもよくなかったし、アシュリー・コールのミスも目立った。逆にウエストブロムがいいサッカーしていたのも確かでしょう。でも、でも。それでも何とかして勝たないと、ダメなんです。無茶言っているかもしれないけど、チェルシーに求められているのは「それ」です。ランパード外したっていいんですよ。試合に勝てば。「このおっさん代表ウィーク後は動けねえし、ここはモヒカンで行くか」でもよかったんです。勝てば。まぁ、難しい決断でしょうけど。

■アポロ

最後にランパード。世の中には、”ランパードを殺すな”的な「ランパード保護活動会」なるものがあり、それがボアスの采配を邪魔していたところは確実にあるわけだけど、今日のような無様なプレイを見せつけられると、ボアスさんが気の毒でなりません。このようなプレイをされると運動しているこちらのほうも恥ずかしい限りなので、もうちょっと頑張ってください。って、頑張っているのかもしれないけど、この日の出来ならモヒカンにレギュラーとられても仕方がない気もしました。というわけで、最後にモヒカンとボアス氏に謝りたいと思います。これまで悪く言ってすみませんでした。ランパードを使え、モヒカンを使うなという反原発的な運動して申し訳ありませんでした。では、さようなら。

【追記】
マンチェスターユナイテッドで、ギグスやスコールズが頑張っているのを見ればお分かりのとおり、ベテランだって
使いようなわけです。ベテランをうまく使うことで、強くなれるところも多分にある。チェルシーだって同様であると思っていて、ランパードやアシュリー、ドログバをもっとうまく使うやり方もあるハズ。モウリーニョの遺産からの脱却とかいう人もいるけど、メンバーを全部総とっかえしたからといってうまくいく保証はないし、それで失敗したら某Jリーグのチームみたいになってしますよ。もちろん、若手の育成も必要なんだけど、チェルシーではバランス取って世代交代やるのがベストだと思う。あとモウリーニョの18人制がダメだったとかいう人がいるけど、そんなことはない。いつの話をしている? モウリーニョが去ってから何年? そのあとに何人監督している? だいたい、テリーやランパードはラニエリの遺産だ。チェフだって厳密にはそう。というかケニオンの遺産? そうか、ピーター・ケニオンがいなくなったのが一番痛かったのか。 

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