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zoom RSS 「スラムダンク」と「体罰」  そして「体罰と処分」について

<<   作成日時 : 2013/01/17 02:02   >>

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ご存知、井上雄彦氏の人気漫画「スラムダンク」単行本24巻に、このようなシーンがある。
湘北対豊田高のバスケットの試合中(タイムアウト中)に、豊玉高校の顧問が生徒である選手を殴ってしまうのだ。

「お前ら、俺の半分しか生きてないお前らの態度はなんだ。オレはお前らが憎くてしょうがないんだよ」
一発殴ったあとに、このように生徒たちに言い放ったその顧問は、数分後、そのことを後悔する。
「なんてことを言ってしまったんだ。相手は俺の半分しか生きてない子供じゃないか」

これは、あくまで漫画のワンシーンである。フィクションだ。現実は、違うのだ。

桜宮高校男子バスケットボール部主将だった男子生徒が自殺する前日、母親に「今日も30〜40発殴られた」と話していたことが9日、学校関係者への取材で分かった。また、体罰があった練習試合の会場に副顧問ら教員2人が同席し、体罰を黙認していたことも判明した。

 学校関係者によると、生徒は自殺前日の昨年12月22日、部活動を終えて午後9時半ごろ帰宅。母親に「お弁当おいしかったよ」と言った後、顧問の体罰について「今日も30〜40発殴られた」と話したという。

 この日は同校体育館で他府県の高校と練習試合を行い、副顧問と技術指導担当教員の2人も同席。試合で生徒がミスを繰り返したことなどから、顧問は生徒の頬を数発平手打ちしたが、2人とも顧問を止めず、校長への報告もしなかった。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/620744/

現実は30発〜40発であった。理由は練習試合でミスをしたかららしい。で、生徒は自殺。たぶん、その先生に「相手は俺の半分しか生きてない子供じゃないか」という考えはなかったのだろう。いや、逆にそういう考えがあったから殴ったのかもしれない。「俺の半分しか生きてない子供」だから殴ったのだ。「先生」として殴ったのである。「教育」として殴ったのだ。

その場にいたわけではないので正確な状況や理由はわからないが、私はその方法論に反対だ。それは間違った教え方であると思う。「現場で先生をしたことがない奴が何を偉そうに」と思う現役の先生方もいるかもしれない。確かに、私は現場は知らないが、それでも体罰がいいとはまったく思えない。自分はもちろん、自分の子供がそういう学校に入ったなら断固戦う。体罰と。というか、そもそもそういう学校には入らないし、入れさせないようにしたい。それって甘い考えですか?

で、この事件に対して内田樹先生はこうおっしゃっている。

なるほど。人権主義の立場からそうおっしゃっているわけだ。
では、そういう人にお訊きしたい。
そのルールを敷衍すると、「上司の不適切な管理の結果、部下が自殺したら、そのものが在籍した組織は活動停止、場合によっては廃業」ということがコロラリーとして導かれる。
違うだろうか。http://blog.tatsuru.com/

違うだろうかって、違うと思うな。「学校で先生が体罰で自殺」と「会社で上司の不適切な管理で、部下が自殺」は、いっしょじゃないと思う。「学校」と「会社」は違う。大きく違うと思う。たしか内田氏もそう書いていたじゃないか。まぁ「廃校処分」は確かに適切ではないのかもしれないし、「政治的な見せしめ」なのかもしれないけど、個人的にはそれで体罰が減るのならありだと思う。内田氏は「体罰をする人」を憎んでいると書かれているが、個人的には「政治」よりも先にその「教育」について語ってほしかった。先生として。最後に亡くなられた生徒さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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