CL「ポルト対アルトメディア戦」雑感 東本氏とジェレミー氏の「ボーナス勝ち点」論と週末アンフィールド

 以前紹介したスポナビのコラムで東本氏が「いいアイディアだと思う」と言っていた、ベンゲルの「3点差以上の勝利にはボーナス勝ち点」案ですが、個人的にはジェレミー氏のこちらの意見の方に賛成です。
だから、サッカーとは勝つためにやるものであり、喜ばせるためにやるものではない。両方が揃っていれば申し分ないが…そう、1970年のブラジルのように。

とジェイミー氏はおっしゃってますが、まさにその通りだと思います。私もサッカーは勝つためにやるもので、どんなに「美しく」て「おもしろい」サッカーをしていても、試合に勝てないと意味がないと言いますか、ファンは納得いかないと思うんですよね。

■CL「ポルト対アルトメディア」で考える、おもしろいサッカーとつまらないサッカー「内容と結果」の関係

 初出場のアルトメディア(スロバキア)が2季前の欧州CL王者FCポルト(ポルトガル)にアウエーで逆転勝ち、1勝1敗の勝ち点3の2位でレンジャーズ(スコットランド)と並んだ。 0-2の前半ロスタイム1点を返すと、後半9、29分に2得点を決め逆転した。スロバキアの伏兵は予選2回戦でMF中村俊輔のセルティック(スコットランド)を破り、その後もパルチザン(セルビア・モンテネグロ)ら強豪を押しのけ勝ち上がって来た。 112度目の創立記念日を迎えた前々回王者を敵地で破り、ワイス監督は「われわれは小国の中の小都市のクラブだが、強い精神力がある」と誇らしげだった。http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-050929-0003.html

この試合、両チームとも攻撃的だったと言えるのか、守備がもろかったというのかわかりませんが得点がたくさん入りました。で、第3者の立場から見るとおもしろかったのかもしれませんが、やっぱ勝利したアルトメディアのファンは「おもしろかった」となるんでしょうし、逆に負けたポルトのファンは「つまらなかった」となると思うんですよね。ポルトファン的には2-3で負けるよりも1-0での勝利がよかったと。0-0の方がましだったとね。

■「南米の有望な若手」×「オランダスタイル」=新生ポルト!?

実は今シーズンのポルトがどんなサッカーをするのかってずっと気になってました。2シーズン前にモウリーニョの元でCL制覇したポルトですが、監督&主力が引き抜かれ昨シーズンは低迷。で今シーズン、コスティーニャ&マニシェというCL優勝時の中心メンバーが去り、オランダのAZで指揮していた名将コ・アドリアーンセを監督に迎えた新生ポルトが、いったいどんなチームとなるのか?

といういことでチャンピオンズリーグのアルトメディア対ポルト戦を見ようと思ったのですが、残念ながら時間の都合で前半のみのTV観戦。試合結果を知っての観戦だったのでなんですが、ほんの少しですが「新生ポルト」の姿が見えたような気がしました。

サッカー-のスタイルは「4-2-3-1」で、昨シーズンのAZのスタイルに非常に近い感じ? 昨シーズンのAZのスタイルに関しましては、スポナビの中田氏のコラムが詳しいですが、まぁ簡単に言えばオランダらしい美しいサッカーと言えるんでしょうかね。ポルトのスターティングメンバーはGKビクトールバイア、DF右からペティート、ブルーノ・アルベス、リカルドコスタ、ボシングワ、MFルチョ・ゴンザワレス、イブソン、ジョルジーニョ、ジエゴ、クアレスマ、FWマッカーシー。



                   ●ヴィクトールバイア
           ●リカルド・コスタ  ●アルベス      
     ●ボシングワ                ●ペティート
              ●ルチョ    ●イブソン

       ●クアレスマ     ●ジエゴ     ●ジョルジーショ

                    ●マッカーシー

リーベルから来たアルゼンチン代表のルチョや、ブラジル人ウインガーのジョルジーニョといった新戦力に注目したのですが、Numberの記事とかで絶賛されていたリサンドロ・ロペスというアルゼンチン人のウイングは残念ながら欠場。代わってポルトガル人クアレスマが出てましたが、ジエゴを中心とした攻撃陣は「南米の将来性有望な若手」中心。その攻撃陣を束ねるのがオランダの名将アドリアーンセ。簡単に言えば「南米の若手×オランダスタイル」というチームに生まれ変わったというところでしょうか? 基本的な攻撃戦術はクアレスマとジョルジーニョというウインガーの個人技を武器としたサイド攻撃ですが、FWマッカーシーと2列目ジエゴ、ジョルジーニョ、クアレスマの4人が変幻自在にポジションチェンジして攻撃するのは昨シーズンのAZ同様。アルトメディア戦ではその変幻自在の攻撃陣が機能し、左サイドからのセンタリングにルチョのヘッディングゴールと、ジエゴのドリブルからのミドルシュートが決まり2-0。

■守備の規律がまだ浸透していないだけ? それとも「美しくておもしろいサッカー」ならではの「宿命」?

一方的な展開でポルトの圧勝かという感じだったのですが、前半終了間際にサイドバックの裏を突かれて失点。で、ここまでしかTV観戦してないのですが、なんと、このあと後半にさらに2失点して敗戦してしまうんですよね。後半の失点シーンは見てないのなんとも言えませんが、2-0から逆転されてしまうというのは「選手の経験不足&若さゆえ」というところか? それとも「オランダスタイル」ならではの「勝負弱さゆえ」というところか? って、その両方!? 「自由と規律」を掲げるアドリアーンセのサッカーですが、3失点という結果はシーズン始まったばかりのこの時期ではまだ守備の規律が浸透していないというところなのか? それとも「美しくておもしろいサッカー」ならではの「宿命」なのでしょうか?<p>言いたいことは、いくら「美しくておもしろいサッカー」をやっても、それで勝てないと「魅力は半減」、人によっては「魅力ゼロ」ってことになるのではってことです。まぁそのあたり「魅力」と「結果」のバランスは非常にデリケートなところもあると思うので、一概には言えませんがね。

■プレミアリーグ屈指の「結果至上主義対決」、リバプール対チェルシーの第2ラウンドは?

ってことで、アドリアーンセの「おもしろいサッカー」とはある意味対照的な戦いを繰り広げる「リバプール対チェルシー戦」がまたまた日曜日に行われます。場所はアンフィールド。噂によるとモリエンテスやデルオルノが復帰するとか言われてますが、この2人が復帰したところで「点の取り合い」となる可能性は限りなく低いわけですが(笑)、別に点がバカスカ入らなくても「1-0」でいいので勝てれば、ファン的にはやっぱおもしろい試合となるわけです。日曜日の試合がどうなるのかわかりませんが、CL仕様でないリバプールならチェルシーは勝てるような気がするんですよね。まぁ両チームがどれくらいメンバーを変えてくるのかってのが勝負ののカギになる気がするのですが、リバプールがハマン、ジェラード、シャビアロンソのうち誰か外せば、チェルシー優勢と見ているのですが、いかに?? キープレイヤーはチェルシーではジョーコール、リバプールはルイスガルシアでしょうか? どちらかが点を取るような気がするのですが、もちろん0-0のスコアレスドローで終わる可能性も限りなく高いです。はい。

PS:ポルトガルサッカーについてはこちらのブロブ「ポルトガルサッカーのすすめ」が詳しいので興味がある方は。

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