CL決勝トーナメント「チェルシー対バルセロナ」プレビュー③  バルサの3トップで一番の脅威は!?

現バルセロナのエースであるエトー。

彼を初めてTVで見たのは、確か彼がまだマジョルカに在籍していたころであったと思います。そう。確か、それはレアルマドリード戦。レアルマドリードのゴール前で、1人だけ「異次元」の動きを見せていた選手がエトーでした。その人間離れした「スピード」と、ドリブルの「キレ」、そしてファンタスティックなゴールに驚いたことは、今でも覚えていたりします。で、その当時こんな話を聞きました。

「レアルマドリードが相手になると、いつも以上に力を発揮する男。それがエトー」

■エトー:「因縁お相手」に対しては、いつも以上の力を発揮する男

今月号のNumberはCL特集の中のエトーの記事でも明記されてますが、エトーは14歳の時にレアルマドリードに加入。で、陽の目を見ずに18歳の時にマジョルカにレンタルされてます。そこで出会った現スペイン代表の某監督との出会いによって実力が開花し、マジョルカでレギュラーの座を掴み活躍。その名をスペイン中に知らしめることになるわけですが、特にレアルマドリード戦では、どの試合よりも闘志を剥き出しにして活躍していたと言われております。それは自分がレアルマドリードからボロ雑巾のように捨てられたため? それとも、自分をスペインの地に拾ってくれたチームに対する恩返しのため? そのどちらかはわかりませんが、エトーという選手は「因縁あるチームとの対戦」ではいつも以上に燃えて、いつも以上の力を発揮する男であるということです。
そして、彼の「因縁あるチーム」は、今やレアルマドリードだけではありません。
イギリスはロンドンにあるジョゼモウリーニョ率いるチェルシーというクラブもまた、
彼にとって「因縁のあるチーム」であるわけです。
それはエトーだけでなく、この人にとっても同様でしょうか?

■ロナウジョーニョ:いつでも平常心&楽しんでプレイする天才は怖いけど…

「悪いことは覚えているものなんだ。ロンドンで試合終了のホイッスルが鳴って、敗退が決まった時のことが脳裏に焼き付いているんだ。今年は同じ思いをしたくないよ」と伝えた。ロナウジーニョはスタンフォード・ブリッジでの試合が世界の注目を集める一戦であると意識しているし、失望させたくないと思っている。「去年と同じカードにみんなが注目し話していることは知っている。スペインのチームを代表することにもなるわけだし、良い結果をもたらしたいね。僕達は勝利しか考えていないんだ。ロンドンでの第1戦が大きなカギになるだろうし、カンプ・ノウでの第2戦で苦しまないためにも良い結果を得ることが目標だ」とチェルシー戦への意気込みを語った。
http://sports.livedoor.com/marca/spain/detail?id=3271582

言うまでもなくロナウジョーニョはすばらしい選手です。昨年のCLで対戦したときの、あの「伝説のつま先シュート」は今でも鮮明に覚えてます。大舞台でああいう想像性豊かなプレイを平然とできる「冷静さ(?)」がロナウジョーニョのすごさであり、すばらしさであると思ってます。そしてまた、見ている人を楽しませ、そして自らも楽しんでプレイするその姿勢もすばらしいと思います。そういう、いつでもどんな試合でも変わらずに、平常心で臨み楽しんでプレイするロナウジョーニョのプレイは、もちろんチェルシーに脅威を与えることになるのでしょう。そして、今年のバルセロナには、この選手もいます。

■メッシー:マラドーナ2世はマラドーナを越えることができるか?

モウリーニョの発言は(ゲームとは)関係ない。試合が始まってしまえば、そんなことはどうでもいいことだからね。僕は気にしてないし、そんなことより試合に集中したいと思う」
またこの試合のポイントについてメッシーは「今年は去年とは逆で第1戦がアウェーで、第2戦がホームでの戦いだから、バルサが有利。その点を計算しながら冷静に戦えば、バルサの勝利は見えてくる」と分析。そして最後まで「とにかく平常心」を強調し、チェルシーとの決戦を見すえていた。http://sports.livedoor.com/football/world/topics/detail?id=3259057

メッシーのバルセロナでの勇姿はCLでしか拝見してないのですが、今のバルセロナには欠かせない選手となっているみたいですね。ワールドユースでの活躍がはるか昔の出来事のように思えてしまうくらい、その後の活躍が目覚しいメッシーですが、この選手を抑えることができるかどうかはチェルシー的に大きなポイントとなることでしょう。スピードもあり技術もあり、そのドリブル突破からのチャンスメイクと決定力は、確かに若かりし頃のマラドーナを髣髴させるところがあるのかもしれません。思い起こせば、昨シーズンのCL対カンプノウでの戦いでは、同じくアルゼンチンの新生であったマクシロペスの一発にやられたチェルシーなわけで、同じく「アルゼンチンの新生」である天才メッシーには要注意する必要があるかもしれません。まぁ「アルゼンチンつながり」なんて関係ないといえば、そうかもしれませんが。

さて上の記事によると「平常心」を強調しているメッシーですが、彼がそのようにチェルシー戦で戦えるのかどうかはポイントとなる気がします。今のロナウジョーニョみたいにたとえ大舞台でもいつもどうりプレイできるメンタルの強さを持ち合わせているならば、チェルシーDF陣はメッシーに手こずる可能性は高いと思います。ただもしもその若さと経験のなさから「平常心」で臨めないとすると…。

あのマラドーナだって、ワールドユースで活躍したあとに出場したワールドカップ(スペイン大会?)では「平常心」を保てずに実力を発揮できなかったわけですが、メッシーは「平常心」を保って実力を発揮できるのか!? まぁワールドカップとチャンピンズリーグでは違うと思いますしチーム事情の違いという面もあると思うので、変にマラドーナを持ち出すのはお門違いかもしれませんがね。

■3人とも怖いですが、中でも要注意なのはやはりこの選手か!?

 エトーにロナウジョーニョにメッシー。この3人をいかにして抑えるとことができるのかはチェルシーが勝つためのポイントだと思うのですが、中でも一番注意しないといけないのは、ここ一番の戦いで「いつも以上の力を発揮する人物」だと思うわけです。

まぁチェルシーのDFは昔のレアルマドリードのような「へっぽこ」ではないですが、同時に昨シーズンみたいな「鉄壁の守備」でもないというところでしょうか。

ある程度の失点はしかたないけど、少なくとも次へ繋げることができる範囲で押さえてね。ちょっと弱気ではありますが、今シーズンのチェルシーの守備に一抹の不安を覚えている私のこれが本音です。こんな不安が外れればいいですが、カルバーリョにはぜひともがんばってもらいたいですね。まぁ守備がダメでも、今年も「打ち合い」となって試合を制することができるとは思ってますがね。
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