W杯「チェコ対アメリカ戦」&「ブラジル対クロアチア戦」雑感  ロシツキーのミドルとクロアチア分析

■PART1:チェコ対アメリカ戦:ロシツキーのミドルはすばらしいです!

12日のアメリカ戦で先制点を挙げた後、負傷により担架で運ばれたチェコ代表のヤン・コラーだが、その健康状態に関する見通しはそれほど悪くないようだ。
 代表チームの医療スタッフは、コラーが肉離れを起こしたのではないかと懸念していたが、結局は筋肉が伸びだけであることが判明。10日後のイタリア戦ではスタメン出場も可能なようだ。コラーはワールドカップの公式サイト上にて、「4日間は安静にしていなければならないけれど、それからはプレイを再開できるはず。3試合目ではぜひ復帰したい」とコメントしている。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060614-00000018-spnavi-spo

いやー、コラーが軽症みたいでよかった! この人がいるのといないでは、チェコは大違いですからね初戦のアメリカ戦で3-0と快勝しグループリーグ突破が現実的になってきたチェコ代表。アメリカ戦はすばらしいサッカーを展開してましたが、前にも書いたとおりレギュラー陣が揃っているチェコは強いです。この試合ではロシツキーとガラセクが復帰したんですが、アメリカのプレッシングサッカー対策かどうかわかりませんが、バロシュをベンチにしてFWはコラーをワントップにした4-1-4-1で戦ってました。



【チェコの布陣:4-1-4-1】
                   ○チェフ

     ○クリゲラ     ○ウィファルシ  ○ロゼフナル  ○ヤンクロフスキ

                    ○ガラセク

     ○ポボルスキ    ○ロシツキー   ○ネドベド    ○プラシル

                    ○コラー

ロシツキーやネドベドのポジションは自由? 特にロシツキーは時に「ボランチ」でもあったり時に「トップ下」でもあるという感じで状況によってポジションを取っていた感じでしたが、試合見た人はお解かりのとおり攻守に渡り見事なプレイを披露してました。で、ゴールシーンは言うまでもすばらしかったですが、特にあの2点目のミドルシュートはほんとビューティフルですね。ニフティのサイトにその試合のダイジェスト動画があるんでもう一度見てもらいたいのですが、何がスゴイってシュートを打っている位置がスゴイ! 動画の01:13秒のところでストップしてみてください。シュートしたのは、ペナルティラインから7~8メートルくらい後ろに離れたい位置からですよ。いわゆるバイタルエリアの外です! そこから蹴って、あのスピード&正確さです。いや、すばらしいです。この試合ではもう1本ミドルシュート打ってバーに当ててますが(同じく動画の2:23秒)、シュートしている位置はほぼいっしょ。つまり、ロシツキーのシュートレンジはこの位置がデフォルトってことで、2点目のミドルはまぐれでもなんでもないということでしょう。このシュートレンジが世界基準ってことはないんでしょうが、世界のすばらしいプレイヤーはペナルティエリアの外からどんどんミドルシュートを打ちますし決めてます。今大会でもそうですよね。開幕戦のドイツのフリンクスしかり、昨日のブラジルのカカのミドルシュートもすばらしかった。日本代表の選手にもぜひトライしてもらいたいなぁ。決めてもらいたいなぁ。って、話が脱線してしまいましたが、チェコ戦に戻ります

この試合ではロシツキーが絶好調でしたが、チェコ代表には彼以外にも「ミドルの鬼」ネドベドがいるんですよね。このすんごいミドルシュートを打たる2人の中盤を揃えているからこそ、この試合のような「4-1-4-1」のワントップシステムが機能するというのは言うまでもないところ。ミドルだけでなく、この試合の3点目のようなドリブル突破や前線への飛び出しからの決定力も持ち合わせているのは、今のチェコ代表の強みであり魅力なのは間違いないでしょう。で、状況によってバロシュ&コラーの2トップにしてネドベドを左サイドに回す「4-4-2」システムも持ち合わせているのですが、このワントップ&2トップの使い分けは対戦相手や試合の展開によるという感じか? 普通に戦えればこのまま順調に勝ち点を積み重ねグループリーグ突破すると思うんですが、怖いのは怪我人が出ることだけでしょう。まぁこれはどの国もいっしょなんですが、チェコの場合はレギュラーとベンチの差が特に顕著だと思いますんで(日本も同様?)、ぜひとも怪我には気をつけてがんばってもらいたいです。で、ぜひ決勝トーナメントで対戦したいですね。日本と。

■PART2:ブラジル対クロアチア戦:ふつうにブラジルの完勝に見えました&ちょいクロアチア分析

ブラジル代表のカルロス・アウベルト・パレイラ監督はクロアチアの健闘を認めていた。ワールドカップの初戦で世界王者ブラジルに挑んだクロアチア代表は、互角の戦いの末0-1で惜敗を喫した。
「われわれにとっては単に最初の試合というだけではなく、大事なテストでもあった。これまで選手たちが一緒にプレイする機会があまりなかったということも付け加えておかなければならない」とパレイラ。パレイラはさらにこう続けた。「試合内容は拮抗(きっこう)していた。ブラジルの方がゴールチャンスは多かったが、自分たちのリズムでプレイすることがなかなかできなかった」http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060614-00000027-spnavi-spo
互角? 惜敗? そうかなぁ。まぁ確かにロナウド、アドリアーノはイマイチでしたし、クロアチアも惜しいシーンがありましたが、ふつうにブラジルの完勝に見えましたね。カカのビューティフルゴールが前半終了間際に決まるんですが、後半のブラジルの戦い方はそれを受けて「リードしているチーム」の無理しない戦いぶりという感じに見えました。無理して攻めないで、クロアチアにある程度「やらせていた」ように見えました。オーストラリア戦の日本と同じ1-0で折り返しだったんですが、このあたりの試合運びに両チームの差を感じた次第です。まぁ日本の場合はヒディンクマジックにかかってしまったところもあるとは思いますが、クロアチア戦後半30分あたりのブラジルの余裕のボール回しとか見ると日本もこうやるべきだったって思ってしまうんですよね~。えっ? ブラジルと日本では技術が違う? パス回しが違う? まぁそうかもしれませんが、落ち着いてボール回しすることは日本代表でも断然出来ると思いますし、オーストラリア戦でもできたと思うんですよね。まぁ、もうオーストラリア戦のことは止めておきましょう。

というわけで試合巧者のブラジルが順当に勝利したんですが、この結果は日本代表にとって朗報? 後がなくなったクロアチアは、日本に勝ちにくるのは間違いないところでしょうし、そういう状況のほうが日本にとっては好都合だと思うからです。本来はリアクションサッカーが得意なクロアチア代表ですが、たぶん、日本戦は前半から勝ちにきてゴール目指してアクションを仕掛けてくると思うんです。で、これを防ぐことができれば、日本にもかなりの勝機が出てくると踏んでいるのですが…。

くしくもブラジル戦の後半にクロアチア代表の「アクションサッカー」を見ることが出来ました。親善試合で見たとおり、それほど怖いとは感じませんでしたが、プルショ&バビッチの「左サイドの連携からの崩し」はちょっと注意が必要だと思いましたたぶん日本戦でも同じように仕掛けてくると思うんですが、加地&福西には守備をしっかりがんばってもらいたいですね。あとはミドルシュートに注意。ふたたびニフティ動画からですが、ここで見れる後半70分のバビッチのシュートは要注意ですね。中に絞ってのミドルは要注意です。あとシュートは当たってませんでしたがクラニツァールのミドルも一応は警戒しておきましょう。打った位置がロシツキーエリアでしたから。

ちなみにジーコはクロアチア戦で4-4-2の採用も仄めかしているみたいですね。もうしそうならクロアチア対日本代表戦は壮絶な「アクションサッカーの戦い」が繰り広げられる可能性大? 明暗を分けるのは「ミドルシュ-ト」の精度な気がするんですが、いかに??
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