攻撃時における「サイドチェンジ」の意味とは!? ヒデメール&イタリア代表を見て

■親善試合「イタリア対スイス」を見たんですが…

録画しておいた親善試合「イタリア対スイス」を見たんですが、正直、見ていて眠くなってしまいました。このところ睡眠不足で眠かったのは事実なんですが、私の目が覚めるようなプレイが見れなかったとでもいいますか。どうも私が試合を見るときのイタリア代表って、内容がイマイチなんですよね。リッピ監督になって「攻撃的に」なったといわれるイタリア代表ですが、この試合を見た限りではその攻撃力はイマイチな感じに見えたんですよね。

■イタリア代表のゴールはすばらしかったですが…

前半はジラルディーノの1トップで、トッティとデルピエロを2列目に置く「4-2-3-1」システム、後半はトニとイアクインタの2トップにトップ下にトッティという「4-3-1-2」システムと「2つの形」を採用していたんですが、どっちもどっちという感じというのは厳し過ぎ? あっ、前半のゴールシーンはすばらしかったんです。右サイドからDFラインを経由してサイドチェンジして、左SBグロッソに展開。フリーで受けたグロッソがそのままドリブルでペナルティエリア左横まで持ち込み、ゴロのセンタリング。そのセンタリングを、スイスDFセンデロスのマークを外したFWジラルディーノが押し込んでゴール。こんな感じでした。このゴール、決めたジラルディーノの動き&シュートはすばらしかったですし、グロッソのセンタリングまでの動きも素晴らしかったですが、このような個のパフォーマンスと合わせてすばらしかったというか良かったのは「サイドチェンジがスムーズに出来たこと」だと思った次第です。

■ゴールのポイントはサイドチェンジだと思ったんですけど…

このサイドチェンジプレイは、ポゼッションからの攻撃の場合、特に重要だと思っているんですが、中田英が自身のHPでこのことを指摘してたりします。ドイツ戦は「早いパス回しとサイドチェンジ」が利いたとヒデメールで言ってますが、ほんとその通りであると私も思う次第です。

■サイドチェンジと言えば、ヒデメールに…

ここでちょいと「サイトチェンジ」について書いてみたいと思います。まぁサイドチェンジなんて分析するほどのものでもないのですが、この当たり前のプレイを単純に考えてみますと…結局のところパスなわけです。つまり「受け手」と「出し手」がいて成立するものなんですが、これをもっと具体的に考えてみます。例えばジーコ日本代表で考えると、誰が「受け手」であり誰が「出し手」であるのか。思い浮かべてください。そうです。主な受け手はウイングバック「加地、駒野、サントス」であり、主な出し手は「中田英、中村」であったりするわけです。




  ○サントス                            ○加地(駒野)
 ※高い位置  ← ← ← ○中田  ○中村 →  →  → ※高い位置
   ↑                                  ↑ 
   ↑                ○福西              ↑ 
   ↑                                  ↑
   
              ○中澤   ○宮本   ○坪井

簡単な図にするとこんな感じ? もちろん状況によって受け手や出し手は変わると思いますが、この図からウイングバックが高い位置で基点となっていることがわかると思います。で、このサイドの高い位置にウイングバック(もしくはサイドバック)が基点となることが何よりも重要なんですよね。当たり前のことですが相手からゴールを奪うためには「相手陣に入らなければなりません」。で、なるべくゴールに近い位置でボールを保持して、そこから攻めればゴールになる確率は高いと思うんですが、ゴールに近い位置(ペナルティエリア周辺)は相手DFがケアしていて簡単にボールを持たせてくれないわけです。では「相手陣に近く」てしかも「相手DFのプレッシャーが比較的少ないところ」はどこかと考えてみれば…、それは言うまでもなく、「サイドの高い位置」なわけです。

■サイドチェンジが重要な攻撃となる理由、それは…

何で当たり前のことを書いているのかとお思いの方もいらっしゃると思いますが、言いたいことはサイドチェンジするためには、ウイングバックなりサイドバックの選手のポジショニングが重要であるということです。彼らが「高い位置」にポジションを取ってパスを受けること=攻撃に参加することが重要であり、それによって「分厚い攻撃」が可能になると。サイドチェンジというとどちらかといえば「ボールの出し手」「パスの出し手」のほうがクローズアップされがちな気がするんですが、実は重要なのは出し手の方ではなく、ボールの受け手の方。パスの受け手が「サイドの高い位置」でフリーで基点となれることが重要であり、もっと言えばサイドバックやウイングバックの選手が「攻撃に参加すること」が重要であると言いたいわけです。

■でイタリア代表の話に戻るわけですが…

スイス戦のイタリア代表のサイドバックはあまり高い位置でボールを受けることが出来ませんでした。攻撃に絡むことがあまり出来ませんでした。基本はFWとトップ下で攻めました。DFとボランチの選手がポジションを変えて攻め上がることはしませんでした。というか、あまりできませんでした? まぁそういう前線のFW&トップ下のみの攻撃力でサッカーが勝てれば問題ないと思いますし、それで勝てるのがイタリアサッカーという気がするんですけど、イタリア代表ももっとサイドを使って攻撃できるようになれば変わる気がするんですけどね。

■最後に、わが日本代表の「サイドチェンジ」話で締めくくりたいと思います

ちなみに、以下のような守備に対する対処法としては「早いパス回しと、サイドチェンジ」が効果的であるわけですが、オーストラリア代表やクロアチア代表は、そのあたりの対策はバッチリなんでしょうかね? もちろん、ジーコ日本代表的には相手に「サイドチェンジ」をさせないで、自分たちが逆に「有効なサイドチェンジ」を行うことがいつのポイントになるのは言うまでもないことですが…。

日本代表は1日午前、ボンの練習場でミニゲームを行い、敵陣内の高い位置でプレスをかける動きを確認した。
 ピッチ半面のエリアに、GKを含めた7人ずつの3グループを配置。攻守が入れ替わりながら、素早くプレスを仕掛ける連係を約30分かけてチェック。
 DF宮本(G大阪)は「監督からは、ボール(を持った選手)にしっかりプレッシャーをかけるよう指示された。前回良かった点を引き続きやろうということ」。ドイツ戦で行ったコンパクトな布陣からの積極的な守備が、W杯での基本戦術として固まったことを示した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000512-yom-spo

というわけで、イタリア代表の話なのかジーコ日本代表の話なのかわけわからなくなってしまいましたが、要は「サイドチェンジ」の重要性についてでした。まぁ受け手よりも、長くて正確なキックを蹴れるかどうかというのがサイドチェンジの最大のポイントだと言われれば、その通りかもしれませんがね。
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NAKATA 1998-2005 ~ 中田英寿 イタリア セリエAの7年間 ~

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